2年ぶり | 千葉大学男子ラクロス部

千葉大学男子ラクロス部

ブログの説明を入力します。

時が経つのは早く、もうラストイヤーになってしまったと。





んで、アツい想いを綴るのがこのラストブログの感じだとも思うが、意外と今までのブログで沢山のエピソード出しすぎてネタがない。





そこで思い出話を軽くしながら、伝えたいことでも綴ろかなと思う。





そういえば一年生の時、オレはラクロス部が嫌で辞めたくて仕方ない時期があった。





当時のオレがインキャすぎてワイワイしたラクロス部って合わないっていう理由で(笑)





ソフトボール部にほぼ入部(ソフト部の先輩と一緒にロッテの試合を観に行くなど)したものの、ちょっとかっこいいよなあとか、大学生しかできねえよなあっていう理由でなんやかんやラクロス部に入ってしまったという経緯がある。





そんな感じで入部してしまったため、しばらく、「辞めよっかなあ」とか情けない言葉を毎日発しながら朝早い電車に揺られ、練習するという日々を過ごした。





そんなオレが変わるきっかけが、2018年の早慶戦。





華麗にクロスを扱って、大観衆の中で躍動する姿を見て、「ラクロスってかっけえなあ」そう思ってしまった。





ネットで過去の早慶戦を調べたところ、背番号1の赤ロングの人を見つけまして、「これいいなあ」と。





コレがオレの赤ロング人生の始まり。(恐らく、もう赤ロングは使えない。)





個人的な目標とする選手もできて、充実した日々を送っていたものの、今度は何となくプレーする時間が増えてしまった。





毎日練習ビデオを観て、ちょっとここ上手くなったなとか、こここうした方がいいな、とか自分が上手くなるためのことしか考えてなかった。






そんな僕にまたまた転機が訪れる。それが関東ユースと、2年生の時のリーグ戦。






関東ユースでは、上手い奴らの中でプレーして、自分の得意なプレーをアピールしながらふるいにかけられる経験、






リーグ戦では、沢山の敗戦と全員で勝利を掴み取る経験。





コレらの経験から得られたものは、「集団に対する責任」への気づきだった。





関東ユースでは、選抜として上手い奴らの中から選ばれているんだから、選抜の威厳を損なわないプレーとかコレからのラクロス界を引っ張る存在でなければならない責任を感じた。





例えば、関東ユースの人がダサい格好してたり、基礎がなってなかったり、ビハインドとかのひとつ上の?技ができなかったら、なんか嫌だよなあってところから自分のプレーや、プレースタイルを見つめ直した。





また、リーグ戦ではなかなか勝てない経験から、自分が頑張らなきゃ勝てない、逆に戦力の穴と化してる自分が頑張ることで、チームは少しでも勝利に近づくんだという、チームに対する責任、チームの勝利に対する責任を感じた。





コレは例えば、今まで「こんなもんやろ」って見逃してたプレーの質、理解に対して、「それで試合に出て、本当にオレは恥ずかしくないプレーができるのか?」、「本当に試合でプレーが分からなくて自分が困らないか?チームに迷惑をかけないか?」そう言った視点から、ビデオを何回も観て質問したし、自分のプレー向上によるチームの質向上を目指した。





オレは2年生の時から試合に出場するという貴重な経験をしたが、目の前の一瞬についていくことに必死で、何もバリューを発揮できなかった。





出場するからには、荷物にはなりたくない。むしろオレが出ているから勝てるくらいの存在になりたかった、てか、ならなきゃチームが勝てないと気付いた。





2年生だから、まだできなくてしゃあない」は周りがかける言葉であって、自分で思うことじゃないんだと、ようやく気づいた時に、責任という言葉が重く自分の中に存在感を発揮してきた。





つらつらと長く書いたが、言いたいことは、自分が集団に所属する以上、その集団の価値とか質とかに対する責任が発生する。





無責任にOF理解、DF理解を怠るとか、プレー以外の面でもチームに迷惑かけるとか、普通にミスっちゃうとか、上手くなる努力を怠っちゃうとか、そういうのはチームに対する責任を放棄してるんじゃないか。





チームに対する責任を全うしなければ、自分も苦しむし、チームにもいい結果は生まれない。





そんで、チームに対してどんな責任を負うのかは人それぞれ、その時によって変わって行くものだとも思う。





オレだったら2年生の時は、出場メンバーの1人としてまず戦力になる責任、3年生の時は主力として、チームを実力で引っ張る責任を負っていた。





そんで、4年。今度はチームの象徴、リーダーとしてチームを勝たせることに責任を負っている。





この責任を全うすることが、オレがチーム加入時から背負っている責任を果たしきるということなのかもしれない。





頑張る。





27 4 DF #11 安良岡真吾