強いチームとはなんだろうか。純粋に身体能力が高い、賢く戦術が完成している、様々だと思う。そして僕の思う千葉大学の強さは1人1人が自分がやらなければいけないことを自覚してる奴が多いことだと思う。千葉大学は人数が少ない、だから一人でも役割を担わない奴がいるだけでそれはチームにおいて大きな欠陥となる。
いきなり僕の話しになるが僕は大学入学以前にまともに運動をしたことがない。だからそんな僕の入部当初の目標は試合にでることに過ぎなかった。そして、普通のチームであれば最初は歩き方から教えられた自分が試合に少しでも出れば、称賛されて気持ち良くなってそれで終わりだったと思う。
僕のコラムや自己紹介、全てにおいて今年の目標はこのチームが誰よりも好きだからこそ「このチームをfinal4で勝たせること」と自分は公表している。前置きが長くなったが、今回はそんなチームの個人的な醍醐味を話そうと思う。
先にも述べたように僕は歩き方から教わる程、運動神経は低く、その上運動未経験ときた。普通なら試合で活躍することまでは求められない。しかし、このチームでは違う。1部という大舞台に立ちながら、人数が居ない。1人でもこのチームを勝たせることを放棄してしまったら、それは同時に敗北を意味する。1人1人が自分の基準を常に高く上げ続けなければ今年度の目標は間違いなく達成されない。自分としてはこんな挑戦を与えてくれるこのチーム、この環境が実はとても面白い。
冒頭にあったようにこのチームは1人1人が自分がやらなければならないことを自覚してると書いたが、補足をすると、自覚していてもまだ実行にはほとんどの部員がうつせていないと思う。ブログで一丁前のことは書けるのもやらないといけないことは理解しているからだと思う。しかし、実際にその通りに行動している部員は数少ない。
僕もみんなもまだまだ青い。けれども僕はみんなでやっていきたい。僕も変わり続けていくからみんなも一緒に変わり続けていこう。どんなに小さなことだって良い、このチームにはやらなきゃいけないことなんて無限に転がってる。みんなで高い基準を掲げ続けて、1つずつ1つずつ積み上げて僕らの個性を最大限に活かして、この好きでたまらないチームで僕は勝ちたい。繰り返しになるが、この挑戦はとても面白いことだと僕は思う。そしてこんな面白い挑戦状を突きつけてくるこのチームはとても面白い。僕は主務として、先に誰よりも深い青さの中で泥臭くもがき続ける。