早稲田戦まで残り10日。楽しそうだな、先輩かっこいいなとノリと勢いで入ったラクロス部も終わりを迎える。
ラクロスをやってきて、足遅いし小さくてフィジカルでかなり劣る俺は、そもそものポテンシャルのあるやつを羨ましがってきたりもしてきた。けど、そのことは根本的には変わらないことで、その分小ささを活かしたプレーで試合に出て、リーグ戦で点を決めることができた。
応援してくれているお世話になった先輩方には、’あのみやが’決めたとなって、成長した姿を見せることができ、とりあえず一安心だが、まだまだ物足りない。
同期のみんなには、頼りない俺だったなと思う。プレーでは引っ張れないし、影響力のない人間だったなと。それに、今年は就活で結構部活を抜けて迷惑をかけたことも申し訳ない。
こんな俺だけど、この代で本当に良かったなと思う。入部当初は仲良くなれるか分かんなかった奴も今じゃ癖があって好きな奴だし、めっちゃ尊敬できる奴もできた。
後輩のみんなにはフレンドリーに接してきてくれたり、俺のだる絡みに乗ってくれたり嬉しい反面、自分自身プレーで、背中で語れてないのが悔しいと思うこともある。あるべき先輩の姿にはほど遠かったなと。
ラクロス部での四年間はあっという間ではないけど、人生の中で忘れられない四年間だった。偉そうに言うけど、せっかくやるなら本気でやってほしい。
個人的には来年いけが活躍してたら泣いて喜ぶ自信がある。
残りの早稲田戦までで全力でやることやってラクロスを16チームを楽しみたい。
宮澤涼