想いを伝えるブログ(#2 藤巻大貴) | 千葉大学男子ラクロス部

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日体に負けて引退日が正式に決まった。10/9の早稲田戦が俺たち4年にとっての最後。

今まで色々なことがあった。
1年のサマーは上級生のミスで俺だけ出ることが出来なかった。集合写真には俺だけ映っていない。
ウィンターはまだまだ下手くそで全くチームの役に立たなかった。
あすなろの勝利でラクロスをやっと好きになれてきたものの、その後すぐに肉離れ。
2年のときBリーグには1度も出れてない。リーグ戦期間も自分の怪我と向き合うことで精一杯で、俺の気持ちはラクロスからまた離れていった。
3年になり嬬恋で初めてATを体験し、俺は自分で点を取る楽しさをラクロスでようやく味わうことができた。
だけど去年ATとして試合に出場できるレベルではなかった。今ならよく分かる。下手くそすぎた。そしてMFに転向した。
去年MFとして過ごしたが正直、点を取れるイメージは全くなかった。それでもディフェンスが楽しくて去年はディフェンスの楽しさに救われた。
3年のリーグ戦は楽しみでしょうがなかった。この貴重な機会を余すことなく楽しもうと思っていた。
だけどリーグ戦途中でまた肉離れ。怪我の再発に怯えながら、ギリギリの状態で入れ替え戦に出させてもらった。出れてよかった。試合後応援席から沢山のひとが駆け寄ってきて、抱き合った瞬間は人生で1番の感動だった。
今年初め、今年の1年間をやり慣れたMFとして過ごすか、ATとして過ごすか、選択を迫られた。正直、同期や周りの人たちは俺がATを務めることにかなり不安があったと思う。俺の不器用な姿を今まで見てきたから。
迷った末にATを選んだ。決め手は今年1年をどちらのポジションの方が自分がラクロスを楽しめて大きく成長できるかだった。相手は1部。どのポジションをやるにしても自分が大きく成長しない限り勝てない。
今感じていることはラクロスは最後の1年でかなり伸びるということ。
色々あったが、今ラクロスがすごく楽しい。ラクロスを4年間続けた人が味わえる感覚だと思う。
そんなラクロスも、もうすぐ終わりだ。
最後の早稲田戦、本気で勝ちたい。
成長した姿を色んな人に見てもらいたい。
去年の入れ替え戦の感覚をもう一度味わいたい。
みんなで良い試合を作りたい。
良い最後にしたい。
そのために俺は早稲田戦までの残りの時間をラクロスに捧げる。