紅色の釣船草が幅をきかせている。
と、視界の中に派手な赤い頭の鳥が
どこからか表れて草むらで何やらついばんでる。
住んでるんだなぁ
この光景を目にしたのは多分私と母と
向こうの道にいた大きな一眼レフをお持ちの女性
そっとしておこうと言う気持ちが
通じ合った気がしました。
撮り忘れた釣り船草に似たところがあります。
自然界にいるなら
這うようにして生きているのも
少なくありません
腰丈まである内のギボシと
花だけ見ると同じだけれど
葉もなく
まるで一寸法師のようです。
冬までのほんのひと時を
存分に謳歌する
小さな姿に凝縮された生命力に
心あらわれるような
散歩となりました。