Miniくい男の子 -5ページ目

クラブマンエステート レストアへの道 126

リフトに戻って一安心のクラブマンエステート。

今日は以前にやり残しているリアのスカート部分の製作です。

とはいっても、こちらは新品のスカートに交換。
 
楽勝で完成工場長  
溶接跡を平らにしてサフェーサーを吹けば・・・
 
完ぺき  

クラブマンエステート レストアへの道 125

今日は足場の撤去をする予定ですが、その前に一つだけやっておきたいことがあります。


これはガソリンパイプ。。グニャグニャデスげっそり げっそり げっそり 
おそらく以前に無理矢理脱着したんでしょうげっそり げっそり げっそり 
元に戻してもいいのですが、強度が落ちますしげっそり げっそり げっそり 

 まぁ、せっかくなのでCCOでストックしてあるパイプに交換します。


やっぱこうっだよね

何故こんな事を今やっているかというと、足場を外してリフトに戻すと後から取り付けが出来なくなってしまうからです

一緒にブレーキホースも取り付けちゃいましょう  


ここまでこればあとは慎重に足場を外していくだけです。
 
慎重に。慎重に。。。。
 
知恵の輪状態    
 

クラブマンエステート レストアへの道 124

Tさんの作業をやっているうちに、しっかりアンダーコートが定着したクラブマンエステート。

今日は朝から工場長はマスキングに励んでいます。。。

もちろん全てのサフェーサーが完了した時点で、塗装屋さんにお願いして全塗装を行うのですが、下廻りは塗装屋さんにリフトがあるわけではないのでどうしてもスプレーが届かないところがあります

という事で、今回は特別にCCOでリフトが無いとできないクルマの裏側を塗装してしまおうと考えているわけです  

もちろん塗装する際にはミスト(スプレー時に出る霧状の塗料)が飛散するので近隣の皆様はこういったことになりますこれ 
        

完全防備  
 
今回川さんはクリーム色(薄い黄色?)のボディー色が希望で、すでに色自体は決まっています

塗装屋さんで作って貰った塗料でいよいよ吹付開始 


  

シュッシュゥゥーー。。。ためいき ためいき ためいき

工場長はもちろんメカニックあがりですが、塗装の修行も以前はしたことがあります。

でも久しぶりだからチョット緊張   
せっかくだから奥の奥まで塗っちゃいますよキラキラ キラキラ 

どうせ見えない裏側だからって言って手を抜かず、いつも通りしっかり二度塗りスプレー スプレースプレー スプレー

出来上がりがこちらこれ↓
   キレイに塗りあがりました音符

これでアンダーフロアとフロントフェンダーの塗装は完了です

もうすぐ足場がはずれるぞぉ~~ 

Tさんのわがまま???

 95年式以降のMINIは、右側のインナーフェンダーにクーラーコンデンサー取り付け用の大きな穴が空いています

もちろんそのままにしておけば、タイヤの巻き上げた水しぶきがエンジンルームに入ってきてエンジン周辺の補機類を痛めてしまう可能性があります。。。

ということで、こちらでカバー

ぴったり

何かわかりますか?
見る人が見れば一目瞭然ですよね

これでコンピューターを横に移動できます。
だいぶエンジンルームがスッキリしてきました

あと、97年以降の車輌はコンピューターの裏側にメインヒューズボックスが装着されていますので、こちらの場所も考えなくてはいけません。。。

で、こちらを製作やじるし
 
いい感じ音符

車輌に装着すると・・・・
 
こんな感じに仕上がります。

97年以降のクーラー取り外しはこれにて完遂。

Tさん。整備性も良くなりこれでまた色々さわれちゃいますよ

Tさんのわがまま???


オルタネーターのステーが出来ました

 
ワンオフでも作ろうかと考えましたが、やはり強度などを考えると純正品に敵う物無しという事で純正品を加工しました。

仮組みしてベルトの長さを測っていきます

そして・・・
 
今回はこちらのベルトをチョイス

オルタのプーリーのシム調整をすれば・・・・
 
取り付け完了です
もともとエンジンの上側にあったオルタネーターを今回外したコンプレッサーの位置に移動することにより、エンジンルームがかなりスッキリします

若干の低重心化もね

もちろんハーネスも加工しなければならないので・・・・ 
バッチリ加工しましたよん

まぁ、これで終わりじゃないんだけど・・・。。。

Tさんのわがまま???

97年式以降のクーラー取り外し。
メリットは・・・・
・車体の軽量化
・フリクションロスの低減
・電装系削減による車輌トラブル減少
などなど。。。。

では。
デメリットは・・・・
・夏場の耐え難い居住空間

結局のところ、クルマを優先するかドライバーを優先するかという事なんですが、Tさんのように『自分は我慢するからMINIを気持ちよくさせてやってくれ』っていう考え方は好きですよ工場長

という事で、朝からゴソゴソ工場の奥で作業中工具工具 工具

こちらのエンジンはTさんのものではなく、在庫でCCOのストックしてある97年以降の中古エンジン。

まずはこれをベースにオルタネーターの取り付け方法を考えていきましょう音符

TさんのMINIは走行距離が12万キロ。
その間、オルタネーターは一度も交換されていません。。。

中のブラシやスリップリングも磨耗がひどかったので今回は新品に交換します。
 
今回使用するオルタネーターです。
どれを使うか色々悩みましたが、電装系のダイエットに伴い発電能力を少し抑えたタイプのものを使用します。

これもフリクションロスを考えた結果です。

オルタネーターのステーも大体見当がついたところで、いよいよTさんのミニをリフトに上げて作業開始です

8万キロぐらいでエンジンオーバーホールしてあるTさん号。
結構速いクルマです

まずはクーラーガスを抜いて・・・・

ごちゃごちゃしているクーラーパーツたちを根こそぎ外していきましょう工具工具 工具
 
いっぱいだ・・・・。。。


まだ室内が残ってるし・・・・  

Tさんのわがまま???

MINIと一言で言ってみても、新車の時点でその仕様はさまざま。

エンジンが1300ccだったり、1000ccだったり、キャブだったりインジェクション車だったり・・・・

クーラーだってさまざまです。

94年式(前期)までのMINIたちは、クーラーは全てオプション設定でした。つまり何も言わずに新車を買うとクーラー無しだったんですね。

その後からクーラーは標準装備となり、97年以降のエアバック付き車からはエンジンを含め、エンジンルーム全ての設計がクーラー付き前提の仕様になりました。

もちろん、クーラーがほしい人にとっては97以降が一番トラブルが少なく快適にドライブを楽しめるのですが、なかにはいるんです。97以降に乗っているにもかかわらずTさんみたいな人が。。。。

Tさん 『クーラーはずしたいんだけど

工場長 『えっ???』

Tさん 『使わないからさぁ~~

工場長 『使わなきゃいいんじゃないですか???』

Tさん 『邪魔じゃん

工場長 『じゃんって・・・』

確かにクーラーユニットは20kg以上ありますし、コンプレッサーのプーリー1個増えるだけでもフリクションロスになりますので、無いに越したことはないのですが・・・・

工場長 『昔の後付クーラーなら簡単に外せますけど、Tさんの97年式以降のミニは基本的にエンジンが違うので取れませんよ。』

Tさん 『まぁ、何とかやっといて

・・・・・・・・・。。。。。。

クルマ置いて帰っちゃいました

さて、どうしたものか。。。。


クラブマンエステート レストアへの道 123

昨日のフェンダーに引き続き、いよいよ今日はボディー裏側のアンダーコート塗布に移ります

ここまできたらケチケチしてても始まりません!
ドンドン吹き付けていきましょうGOGO GO

下の写真はステップした部分これ↓
 
これは工場長のイメージの問題ですが、指を刺している部分より上側はあんまりブツブツしているとイマイチのような気がしますう~ん

という事で、ここをきれいにマスキングしていきます音符
 
ここまで出来れば準備はOKok

ひたすら塗っていきましょう黒スプレー 黒スプレー 黒スプレー

出来上がった写真がこちら
 _いいねぇ。いいねぇ。

やっと車らしくなってきた

クラブマンエステート レストアへの道 122

スタートさぁ、いよいよアンダーコート吹付開始ですスタート
まずはフェンダーから

昔の車輌になればなるほど、外側のアンダーコートは新車当時に吹き付けられていません

こちらのクラブマンエステートも下廻りやフェンダーの奥のほうは、あまり塗布されていませんでした。。。

ただ・・・・

今回はビッチリ塗っちゃいますっ

という事で、出来上がったフェンダーがこちら

 
いいわぁ~      


ちなみに、近くで見るとこんな感じに仕上げってます 
新車みたいでしょ

こちらは硬化するのに24時間かかりますのでこのまま汚れがつかないようにそぉぉっとしておきます。

今日のうちに反対側も終わらせなきゃっ

クラブマンエステート レストアへの道 121

アンダーコートってご存知はてなマークはてなマーク

アンダーコートとは車輌やドライバーが快適に過ごせるようにしてくれるとっても大切な隠れキャラ[みんな:01][みんな:02]

一番わかりやすいのは、皆さんの車のカーペットを剥がせばフロアにくっ付いているあの硬めのネンドみたいなやつ(室内のはメルシートとも言いますが)です。

こちらの役割は、主に車に乗る方々の居住空間を向上させるものですアップ
防音・防振・断熱効果などなど・・・

あっ、ちなみに強度(ボディー合成)も若干上がります。

で、今回の下廻りのアンダーコートですが、先ほど話した室内側のものとは用途がかなり異なります。

外側(下廻り)に塗布されるアンダーコートの目的の多くは『ボディー保護』です。
防音の意味もありますが、その多くの役割は防錆と対衝撃にあります。

たとえばタイヤハウス。もし、塗装しかしていない状態ですと走行中にタイヤが巻き上げた小石などで、タイヤハウスの塗装は剥がれてしまいます。
もちろんそうなれば、鉄板はムキ出しになってしまい、BODYは危機的状態に陥ってしまうわけなんです叫び

アンダーコートって大事ラブラブラブラブラブラブ


ただ、一言にアンダーコートといっても種類は無数にあります。ケミカル的なものもいろいろ試したことはありますが、工場長が最終的に辿り着いたのがこのアンダーコート[みんな:03]
 
これ。相当いいです。
ドイツ車のメーカーがラインで使ってるタイプのものです。

これ一袋で大体フェンダー1枚ぐらいしか塗れませんが、価格は1万円近くしますあせるあせるあせる

しかもこのアンダーコートで下廻りを全て塗ってしまう予定なので、考えただけで恐ろしいことになりそうです[みんな:04]汗


まぁ、、、、、

せっかくだからね・・・・・