Miniくい男の子 -2ページ目

ツールのアレコレ vol.2

こんにちは野呂間です。


私MY工具を持っておりません ですのでいつも優しい工場長にお借りして、仲良く使わせてもらってます

 
コチラです

乱雑に置いてあるようですが、そんなことありません!
これが所定の位置で、順番も全て決まってます
置き方には工場長のルールがある様で、
きっと理に適っているのでしょう。今の私ではまだ解りません。

元のあった場所に、あったように戻す。
とりあえずコレさえ守っていれば、恐ろしいことにはなりません



なかでもよく使うのがこの子たちです


ボルト
やナットを締めたり、緩めたり
日本では、先端が解放しているものをスパナ、それ以外をレンチと呼ぶそうです


メガネレンチ(メガネみたい)、コンビレンチ(スパナとレンチのいコンビネーション!)、ラチェットレンチとソケット(プロっぽく作業できます)

それぞれに良いところがある訳ですが、道具を生かすも殺すも、使う人次第!


う~ん


MINI四駆 CCOCUP 

工場長 この箱も製作ちゅー
 
なにやら箱の中に穴が空いています。。。

実はここの中にコイツが入りますこれ 

 
 
MINI用のウインカーレンズ。

もちろんMINIの整備をしているわけではなく、ミニ四駆のイベント準備です音符


実はこれ、スタートシグナルを作成中です。

アメ横行ってLEDランプを購入して、ガッキーに箱作ってもらって、照明用のスタンド持ってきて・・・・・


あっ、ちなみに音もなる予定です


忙しいです笑

MINI四駆 CCOCUP 

今週末はいよいよCCOCUP。

幹事さんにお任せしておいてもいいのですが、せっかくなのでちょっとお手伝い

まずはこちらこれ

 
モク担当のガッキーにこちらを作ってもらいました音符

そう。

結局、工場長は何もしておりません笑

これなんだか分かります??

これは車検ボックスです

通常、タミヤの公式レースでは車幅や全長など、事細かにレギュレーションが定められており、今回のCCOCUPでもタミヤレギュレーションに準じるためこちらの箱を用意しました

ちなみにミニ四駆を入れるとこんな感じになります  
この車輌は規格内に納まっております。

実は結構車検に落ちてしまうミニ四駆も多いので要注意です
 
あとはうささんにこちらも製作してもらいました

 
塗装中です

これは橋桁。

皆さんありがとう

本日のお仕事

こちらのステキなMINI。
 
40thアニバーサリー限定車でございます。
この度めでたく納車となりました ありがとうございます。

納車前には必ず、ピカピカツルツルに磨いて、磨いてお客様にお渡しさせて頂いております。

CCOのベテランが機械でウィンウィン磨く訳なんですが、ド新人の私はその前の準備段階、
機械では出来ない細かい部分や、淵の部分をピカツルに磨くのが役目です



フキフキ フキフキ  隅までチェックします
 
フキフキフキフキフキフキ 隅から隅までチェックします 
 
 

 クラシックに錆はしょうがない。では済まないのがCCO

キレイな方がお客様にもMINIにも喜んでもらえる筈ですので

コツは自分の愛車と思って、心を込めてフキフキする事だそうです


気持ちです。

走行距離少ない車が本当に極上車なのか。 vol.14

野呂ちゃんには頑張っていただくとしてこちらは1000ccに専念していきます

昨日、内燃機屋さんからバルブガイドを交換したヘッドが帰ってきましたので、キッチリ洗って1000cc独特の黄色で塗装していきます
 
もともとキレイなのですが、いつも通りキッチリ塗っていきます


 
しっかり乾いたら、後は組み付けるだけ。

もともとエキゾースト側にはシールが入っていなかったのですが、今回はおまけで付けちゃいます

もちろんバルブシールは国産の強化品です



ちゃちゃっと組み付けて・・・・・


シリンダーヘッドのオーバーホール完成です

ツールのアレコレ


 
はりきって本日より更新していきます 



本日最初の工場長からの指令。
 


 こちらの部品、なんだかわかりますかパイプですね。なにかの。

聞けば、マフラー(は知ってます)とエンジンをつなぐ部品だそうです  へぇ~


カバーがボルト3本で留まっているので、外すだけ。というものです。


これなら簡単そうですね



クリクリクリ!ご機嫌に回していきます

クリクリクリクリ!2本はずれました。あと1本です



しかしこの1本がくせ者がでした


 
コイツです 

角がない!ほぼマルです!
錆びちゃってボロボロです!

まあでも何かで挟めば簡単に回るでしょう大丈夫、大丈夫。


 


そこで選んだのが、このいかにも挟めそうなツール達
3サイズもあります。3サイズも。まあボルトは小さいので小さいものを選びます。



ぐっ!んんんっ!ぐっ!

・・・。


なんだコレは。ずるずると歯が滑ってボルトが回らないじゃないか


あーでもない、こーでもない
ボルト1本に1時間格闘し、見兼ねたのか呆れたのか、いつもとっても優しい工場長からアドバイスが




 
  

挟む部分を 良く見てみると、ムムっ ただのギザギザではありません。
直角三角形の様になっています

斜めになっている方向に回しては滑ってしまいますよね。

その逆に回せば、角が当たって、回せる!という仕組みだそうで、

さらに大きな柄のものの方が力が入りやすく楽に回せるそうです



道具ひとつとってもパーツ、形状、意味があるんですね
勉強になります!ありがとございます!






ちなみにこのツールはウォータポンププライヤーという名前で、

ウルトラマンの怪獣の口に似ていることから、アンギラスとも言うそうです。

ベテランはアンギラ、アンギラとか言っちゃうそうです。 へぇ~。

CCOのニューフェイス

 
 
突然ですが、CCOのお仲間に入れていただきました。

初めまして、野呂間です。
 



これから皆様と同じ素人目線で、初心者ならではのMINIのイロイロとCCOのアレコレを勝手にご紹介していきます。



その前に軽く自己紹介。

前職は『カジュアルスタイリッシュ!』な生活雑貨をチェーン展開する某ショップに勤めておりまして、家具を担当しており、接客は大好きですし、人とお話することが大好きです。

もともとMINIは好きで、MINIも愛車なんですが、オイル交換もできませんし、ギリタイヤ交換くらいのスキルで、手に職をつけたいと思い、MINIの世界とCCOのディープな世界に飛び込んでしまいました。

工場長は優しいし。先輩は面倒見がいいし。毎日楽しい時間を過ごさせてもらってます。

さて、次回からは早速レポートしていきます!

明日も楽しみだー。

走行距離少ない車が本当に極上車なのか。 vol.13

本日はシリンダーヘッドのオーバーホールから。
 
案の定キレイです


通常、距離の少ないシリンダーヘッドは、バルブガイドの磨耗も少ないので、軽い擦り合わせとバルブシール交換ぐらいで、一日もかからずオーバーホールできるのですが、、、、、


まぁ、やっぱりドライスタートの問題がねぇ・・・

とりあえずバラしていきますGOOD
 
多少カーボンはついているものの、パッと見はキレイに見えますなぁ・・・

とりあえずザッと洗ってバルブを外していきます。
 
慎重に慎重に・・・・

こちらがバルブスプリングを外した写真
 
写真の右側がインテークで左側がエキゾースト。

新しい年式はインテークもエキゾーストもバルブシールが入っているのですが、古い年式やチューニングヘッドなどはエキゾーストにシールは入っていません。

基本的に走行中のエキゾーストは加圧状態ですのでここからオイルが入ってこないという考え方でシールは使われておりません。

多少は入っちゃいますけど・・・・汗


そして全てのバルブをはずしたら、こんな状態のバルブを発見
 
インテークバルブのシャフトがこんな傷まるけに

まぁ、やっぱりなって感じです。。。


通常エンジンが燃焼行程を行う際に炭素が出ます。

マフラーの出口に付くすすの事ですな。。

これが固まるとカーボンになります。

カーボンはすぐに固まるわけではなく、すすが溜まって熱がかかり、完全に固まってしまうとカーボンになってしまいます。

このすすにエンジンオイルなどが混ざっている状態であれば硬くはないので金属に影響を与えることはなく、日頃走っている車輌は問題ないのですが、距離の少ない車輌はカーボンが完全に固まってしまって鉄の硬度を上回ってしまうことがあります。

そう。。

怖いんです。。

今回のシャフトの傷もカーボンによる損傷だと思われますが、シャフトだけ交換という訳にはいきませんので、バルブガイドの交換と擦り合せはしなくてはいけません。

まぁ、覚悟はしていたんで良いんですけどね。。。。

部品を用意して内燃機屋さんにもっていきましょう
 

走行距離少ない車が本当に極上車なのか。 vol.12

ドライスタート。

この言葉ご存知ですか?

エンジンが動いている際には必ずエンジンオイルが必要です。

エンジンオイルの役割を潤滑の為に使っているだけとよく思われがちですが、そうではありません。

もちろん金属製品の潤滑や錆止めの効果もあるのですが、一番の仕事は、オイルポンプによって圧送されたエンジンオイルが各メタルに吐出され、可動部品同士をオイルの力によって浮かしての接触抵抗を限りなくなくしてあげるというのが一番の目的です。

そう。エンジンが動いている時は、各部品が浮いているんです。

定期的にエンジンをかけている車輌は、エンジン始動後すぐに油圧が掛かり、金属同士の接触はほとんどありませんが、何週間も放置したあとにエンジンをかけてしまうようなことがあれば、なかなか油圧がかからず・・・・・・


・・・・・・・・。


怖いですね。。。


これがいわゆるドライスタートです。
もちろんドライスタートによる損傷はそれだけではありませんが、距離が少ない車輌や、あまり乗らない人は十分に注意が必要です。

エンジン内部に傷が入ってしまうと、一気にエンジンのダメージは進行してしまい、修復するにはエンジンを降ろしてオーバーホールしなくてはいけませんから多大な費用がかかってしまいます。

今回の6800kmのメイフェアも、エンジンをかければ一発始動で調子もいいのですが、おそらく例外ではないでしょう。


さぁ、バラしていきますか。。。。

走行距離少ない車が本当に極上車なのか。 vol.11

エンジンバラしの前にちょっと一ヶ所チェック
 
燃料ポンプです。
通常MINIのキャブレター車にはこちらの機械式ポンプが付いています。

構造は至ってシンプルです。
カムシャフトからの力をもらってポンプ内部のダイアフラムで燃料を送ります。

シンプルだから構造上は壊れにくいのですが、ダイアフラムはゴム製(昔は皮製)の為、当然経年劣化が起きてしまいます。


という事で、今回もバラしてみると・・・・


パッと見はきれいなのですが・・・・


ダイアフラムはこの通りひびが入っていました

もちろん現状では吐出量も漏れもなかったのですが、もちろんこちらは交換します。

今回は、極力オリジナル状態でオーバーホールしていきたいのですが、実はこの燃料ポンプは非常に危険な場所に取り付いています

このすぐ横を排気管が走っているんです

新品に交換したとしても、いずれガソリン漏れの危険性があるわけで、そのガソリンがエキゾーストに飛んでいたら・・・・・・

 

考えるだけで末恐ろしいです。。。。


という事で、今回は燃料ポンプをこちらに交換いたします。
 
電気式燃料ポンプ。

国産品で非常に信頼性も高く、安全な場所に移設できます

オリジナル性も大事ですが、やっぱり信頼性が一番