走行距離少ない車が本当に極上車なのか。 vol.11 | Miniくい男の子

走行距離少ない車が本当に極上車なのか。 vol.11

エンジンバラしの前にちょっと一ヶ所チェック
 
燃料ポンプです。
通常MINIのキャブレター車にはこちらの機械式ポンプが付いています。

構造は至ってシンプルです。
カムシャフトからの力をもらってポンプ内部のダイアフラムで燃料を送ります。

シンプルだから構造上は壊れにくいのですが、ダイアフラムはゴム製(昔は皮製)の為、当然経年劣化が起きてしまいます。


という事で、今回もバラしてみると・・・・


パッと見はきれいなのですが・・・・


ダイアフラムはこの通りひびが入っていました

もちろん現状では吐出量も漏れもなかったのですが、もちろんこちらは交換します。

今回は、極力オリジナル状態でオーバーホールしていきたいのですが、実はこの燃料ポンプは非常に危険な場所に取り付いています

このすぐ横を排気管が走っているんです

新品に交換したとしても、いずれガソリン漏れの危険性があるわけで、そのガソリンがエキゾーストに飛んでいたら・・・・・・

 

考えるだけで末恐ろしいです。。。。


という事で、今回は燃料ポンプをこちらに交換いたします。
 
電気式燃料ポンプ。

国産品で非常に信頼性も高く、安全な場所に移設できます

オリジナル性も大事ですが、やっぱり信頼性が一番