まいど~カエル虹キラキラ
生きもの自然科学大好き! 
絵本講師のくがやよいです。
 
 
 
 
終業式の後、神戸ファッション美術館で開催中の
「こわくて、たのしいスイスの絵本展」を見に行きました。
 
 

 

 
 
足あととか骨とか葉っぱとか生きものとか、
でてくる絵本ばっかりじゃなくて
古典絵本の絵、しかも原画を見ると( ゚д゚)はっ!とする・・・
 
 
 
 ヤギ出てきてますけどー
グリム童話『おおかみと七ひきのこやぎ』
(せたていじ/訳  福音館書店)
 
フェリクス・ホフマンさんが描く
子ヤギたちを食べられた母ヤギの
驚愕の表情とリアクションがものすごい。
 
 
裏表紙のヤギが
お父さんヤギの遺影だとすると
夫ばかりか子どもたちも
オオカミに喰われてしまったわけだ
 
 
だとしたら、オオカミ死んだ!と
みんなで大喜びするのもわかる
 
 
 
同じく ホフマンさんの
スイスの伝説『地の小人の洗礼』の原画。
 
 
小人を掌に乗せる少女の
首、肩から腕、胸、手のライン、
体温までもが伝わってくるような
上半身のフォルムがとてもとても美しくて
見とれてしまった・・・
 
 
 
 
 
(ポストカードを買いました)
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そして、
ハンス・フィッシャーさんの原画を見ていると
娘と絵本を読んでいた頃の
楽しかった思い出が溢れてくる・・・
 
 
(うちにある『こねこのぴっち』は横長の大きい版型。
庭でのパ-ティーの場面がとてもすてきで、
この絵は、岩波書店の縦長の小さい版型の絵本より
見開きいっぱいにひろがる大きい絵本で
娘に見てほしい!と思って買ったんでした)
 
 
 
娘が幼稚園に通っていた頃、散歩していると
オンドリを飼ってる家から
コーケコッコーーっと鳴き声が聞こえてきて
 
 
「オンドリ、見たーい!」
 
 
という娘を抱き上げて柵の向こうを見せてやると
オンドリをじっと見た娘は、
 
 
「『こねこのぴっち』のオンドリといっしょ!」
 
 
と、うれしそうに言ったのでした。
 
 
 
 
 
『こねこのぴっち』
ハンス・フィッシャー/文・画   
石井桃子/訳 
福音館書店
 
 
 
 
 
娘とその絵本を読んだのは
何週間も前だったのに
娘の中にしっかり残ってたんやなぁ.....
 
 
ハンス・フィッシャーさんの絵、すごいな!
と驚いたんでした
 
 
 
 
 
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売店で購入した
ハンス・フィッシャーさんのポストカード。
この生き生きとした線がすごく好きドキドキ
 
 
上の二枚は『こねこのぴっち』の一場面
右下の絵は、スイスのチューリヒ州の小学校の教科書に載っていた絵
 
 
そして、左下の池の絵・・・
 
 
 
!?
 
 
んんん!?!?
 
 
 

 

 

左:トノサマガエル(に見える)
右:アカハライモリ!
(どっちも両生類。)
 
 
 
スイスにもおったんや爆笑!!ラブラブラブラブ
 
 
 
 
きっと、ハンス・フィッシャーさんも
自然と生きものを愛する人だったんだろう。
 
 
 
それは、絵本に登場する生きものたちの特徴や
(ヤギ、アヒルやカモ、フクロウやキツネなど)
水辺や庭の小動物たちにもしっかりと表れている
 
 
 
スイスアカハライモリ登場で、
それまでの感動が上書きされてしまうぐらい、
感 動!!キラキラ
 
 
(結局そこかい)  
 
 
 
 
今日は朝から雨。
昨日のうちにまつぼっくり拾っておいてよかった
(絵本講座の実験で使います)
 
よし、火曜日の講座の準備するぞー!