まいど~カエル

生きもの大好きドキドキ絵本講師の くがやよいです。

 

娘と桜の園に行ったときの過去日記を再録します。

 

 

 

 

2014.04.10 Thursday

 

 

ひよことふたりで植物園へ行きました。

 

 

宿題持って、

昼ごはんのロールパン持って、

お菓子持って、本持って。


(ひよこの国語の宿題に『風切る翼』の音読が。

ここは教科書より絵本の出番です♪)


桜吹雪がすごかった~桜

 

 

 

今日は午前中

図書館のおはなし会がありました。
一緒に読みに行ったボランティアの人が
「子どもたちの反応がイマイチだった」

と言っていたけど、
 

じっと聞いてくれてる子どもたちから 

何らかの反応を引き出そうと
あれこれ質問したりして 

プレッシャーかけるのは私は好きじゃないです。
 

(言葉をもらうより絵本の余韻を大切にしてほしい~)





さて、
植物園に行ったのは

図書館で借りてきた本を読みたくて。
家にいると何かと用事があるので集中できません。


今日 借りてきた一冊。

 

『鉄のしぶきがはねる』まはら三桃(講談社)

(↑この本について書いた記事)

 

 


工業高校で

ものづくりにかける高校生たちの物語。

旋盤技術で全国大会を目指す 心(しん)は
工業高校で唯一の女子学生。


一流の旋盤工だった祖父の形見を受け継いで
先輩や仲間と 文字通り

切磋琢磨しあいながら技を磨き
やがて自分が〝目指すもの〟を見つけます。


その過程でいろんなことがあるけれど
先生の この言葉がいい。

 

 




迷いが吹っ切れたとき

そこからぐんぐん成長していく心(しん)たち。

 

 


・・・夕方の冷気を感じるまで読み耽り

一気に読んでしまった。



高校生の物語で 宇宙一好きな本

佐藤多佳子さんの

 『一瞬の風になれ』。

(講談社文庫)



 

 

陸上競技のスプリントに燃える高校生の物語ですが
似てる・・・・。


陸上競技と、ものづくり。
内容は全然違うけれど、
ひたむきに 好きなことに 情熱を傾ける姿が。



自分も 何かに一生懸命になると
すぐに周りが見えなくなって

のめり込んでしまうことがあるけど、
 

(というか、人にどう思われるかとかよりも

頭であれこれ考えるよりも先に
心がGOサインを出したら行ってしまうねん!)



目の前に困難が立ちはだかるとき、
どれだけ本気なのか

試されてるんかなぁって思うことがある。
 

こんなことで くじけてしまうんか?って。



 

 

だけど、
その活動の「向こう側にあるもの」が見えたとき

頑張れる。

情熱や思いが 体を突き動かして 

魂を燃え上がらせる燃油になる。



ああ~こんな青春の物語って、だいすき!
そして自分もそういう生き方をしていたい!

って思う。




(これ↓は古書店でジャケ買いした一冊。

まだ読んでないけど、これも面白そう!)

『階段途中のビッグ・ノイズ』越谷オサム(幻冬舎文庫)

 

挿絵は 大好きなスカイ・エマさん!

 




 

 

 

 

 

 

※この後読んで めっちゃいい本だった!

 

(進路に迷っていたRock少年に

この本貸してあげたら、ずっと

ヒップポケットに入れて 読んでくれてたそうです。

(なのでボロッボロ)

 

Rock少年はその後、音楽の専門学校に行きました。

本って、すげー。)