まいど~
生きもの大好き絵本講師&理科支援員のくが やよいです。
先日、6年生の友人が本を貸してくれました。
![]() | えげつないいきもの図鑑 恐ろしくもおもしろい寄生生物60 2,513円 Amazon |
『えげつないいきもの図鑑 恐ろしくもおもしろい寄生生物60』
大野智通/著
ひらのあすみ/イラスト
ナツメ社
・・・
タ、タイトル。。。(受け狙い感が否めない・・・)
「えげつない」とか言われてもなぁ、、、
寄生虫は寄生虫で、どっこい、生きているのだ。
(カマキリのお尻を水につけると、ハリガネムシがにょろりんと出てきます。)
) ) ) )
翌日。本を返すとき、
「これ、めっちゃおもしろいでー」っと
今度は私の本を その友人に貸しました。
そうして、休み時間に教室で その子が熟読していたのは・・・
真ん中の本でした。
(周りの騒音に惑わされずに 一心に読んでました)
『虫と遊ぶ12か月』(デコ)
奥山英治/著
私がこの夏、出稼ぎに行っていた
日本野生生物研究所所長の奥山英治さんの著書です。
(あらしのよるにカエル採りに連れってくれた人・・・)
月ごとに
虫の探し方、生態、いる場所、必要な道具、飼育の仕方
そして虫の持ち方(つかみ方)まで書かれています。
さっすが師匠
帯を外すと、装丁も シンプルで素晴らしい!!
カバーの紙質、文字が盛り上がっているところ、さわり心地もとってもいいのです
標本としてのコレクションではなくて、一年中
虫と遊ぶ んです
自然や生きもの(虫)が
好きで好きでたまらない
っていう、生きもの愛と、
この楽しさ、面白さを
子どもたちと共有したい!
っていう気持ちが伝わってくる本です。(めっちゃおすすめ!)
それから、こちらは動物の本。
『あべ弘士 どうぶつクイズ教室』(クレヨンハウス)
あべ弘士/著
表紙からしてタマリマセン。(帯、ジャマやった・・・)
どうぶつクイズの本は、何人かでワイワイと読んでいます。
6年生の子どもたち、クイズや なぞなぞや しりとり、しょっちゅうやってます
(頭を使う遊びやなぁ~といつも思います)
旭山動物園で飼育員をされていた
絵本作家のあべ弘士さんが書かれた本です。
これもめっちゃおもしろい!
あべさんが、猿山小学校の先生になって、
小学3年生の、「かめすけ」、「ほえる」、「こなみ」の3人に
クイズ形式で 授業をするストーリーです。
さて、帯に書かれているクイズ、
「おっぱいで育つトリはだ~れだ?」 (・・・答えはコチラ★)
そして、
『ファーブルの昆虫記』(講談社 青い鳥文庫)
アンリ=ファーブル/作
中村浩 江口清/訳
松岡達英/絵
これは、詳しく書いてる過去記事を。(こちら★)
これからの季節、表紙に描かれている
お腹が大きなメスのカマキリにあちこちで会えるかも^^
(文庫版は、子どもたちが読みやすいように書体(フォント)や、ルビ、本の大きさ、挿絵などが
考えられているなぁ~って思います。)
どの本も、子どもたちに読まれて、また手の汗でベッタベタになるんだろうな。
(その時の記事リブログします)
それでいい。回し読みされて、くったくたになってもいい。
読まれてこその本。それが
本にとっての「本望」 だと思う。 (・・・ぐはぁっ!)
せっかくの本がきれいなまま、家の本棚の飾りになってるのは
とってももったいない気がするねんなぁー。