まいど~ニコ

生きもの大好き絵本講師&理科支援員のくが やよいです。

 

 

 

先日、6年生の友人が本を貸してくれました。

 

 

 

『えげつないいきもの図鑑 恐ろしくもおもしろい寄生生物60

大野智通/著

ひらのあすみ/イラスト

ナツメ社

 

 

・・・アセアセ

 

タ、タイトル。。。(受け狙い感が否めない・・・)

 

「えげつない」とか言われてもなぁ、、、

 

寄生虫は寄生虫で、どっこい、生きているのだ。

 

 

(カマキリのお尻を水につけると、ハリガネムシがにょろりんと出てきます。)

 カマキリ ) ) ) ) 

 

 

 

 

 

翌日。本を返すとき、

「これ、めっちゃおもしろいでーウインクっと

今度は私の本を その友人に貸しました。

 

 


そうして、休み時間に教室で その子が熟読していたのは・・・

 

 

真ん中の本でした。

 

 

(周りの騒音に惑わされずに 一心に読んでました)

 

『虫と遊ぶ12か月』(デコ)

奥山英治/著 

 

 

 

 

 

私がこの夏、出稼ぎに行っていた

日本野生生物研究所所長の奥山英治さんの著書です。

(あらしのよるにカエル採りに連れってくれた人・・・)

 

 

月ごとに

虫の探し方、生態、いる場所、必要な道具、飼育の仕方

そして虫の持ち方(つかみ方)まで書かれています。

さっすが師匠キラキラキラキラキラキラ

 

 

帯を外すと、装丁も シンプルで素晴らしい!!

カバーの紙質、文字が盛り上がっているところ、さわり心地もとってもいいのですほっこり

 

 

 

標本としてのコレクションではなくて、一年中

虫と遊ぶ んですキラキラカブトムシカマキリラブラブ

 

 

自然や生きもの(虫)が

好きで好きでたまらない

っていう、生きもの愛と、

 

この楽しさ、面白さを

子どもたちと共有したい!

っていう気持ちが伝わってくる本です。(めっちゃおすすめ!)

 

 

 

 

 

 

それから、こちらは動物の本。

 

『あべ弘士 どうぶつクイズ教室』(クレヨンハウス)

あべ弘士/著

 

 

表紙からしてタマリマセン。(帯、ジャマやった・・・)

 

 

どうぶつクイズの本は、何人かでワイワイと読んでいます。

6年生の子どもたち、クイズや なぞなぞや しりとり、しょっちゅうやってますほっこり

(頭を使う遊びやなぁ~といつも思います)

 

 

 

旭山動物園で飼育員をされていた

絵本作家のあべ弘士さんが書かれた本です。

 

 

これもめっちゃおもしろい爆  笑

 

 

あべさんが、猿山小学校の先生になって、

小学3年生の、「かめすけ」、「ほえる」、「こなみ」の3人に

クイズ形式で 授業をするストーリーです。

 

 

 

さて、帯に書かれているクイズ、

「おっぱいで育つトリはだ~れだ?」 (・・・答えはコチラ★

 

 

 

 

そして、

『ファーブルの昆虫記』(講談社 青い鳥文庫)

アンリ=ファーブル/作

中村浩 江口清/訳 

松岡達英/絵

 

 

 

これは、詳しく書いてる過去記事を。(こちら★

 

 

 

これからの季節、表紙に描かれている

お腹が大きなメスのカマキリにあちこちで会えるかも^^

 

 

(文庫版は、子どもたちが読みやすいように書体(フォント)や、ルビ、本の大きさ、挿絵などが

考えられているなぁ~って思います。)

 

 

 

 

どの本も、子どもたちに読まれて、また手の汗でベッタベタになるんだろうな。

(その時の記事下矢印リブログします)

 

 

それでいい。回し読みされて、くったくたになってもいい。

読まれてこその本。それが

 

 

本にとっての「本望」 だと思う。 (・・・ぐはぁっ!)

 

 

 

せっかくの本がきれいなまま、家の本棚の飾りになってるのは

とってももったいない気がするねんなぁー。