まいど~カエルカタツムリミジンコメダカカブトムシおたまじゃくし ←増えてる!?

生きもの大好きドキドキ絵本講師&理科支援員の

くが やよいですニコ

 

 

 

小学校の田んぼで

ミジたまハンターズが採ってきたアマガエルのおたまじゃくしを連れて、

放課後、保育所に絵本を読みに行きました。

 

 

 

この保育所に、私はよく生きものを連れていきます。

メダカの赤ちゃん、カミキリムシ、

前にホワイトザリガニを連れて行ったときも

子どもたち、プラケースの中にいるのを

興味津々で見ていました。

 

 

そしていざ、ふたを開けて出そうとしたら、

きゃーっあせる と後ろに後ずさっていました。

(かわいすぎるだろう。。。)

 

 

仕切りがあるのとないのとでは、エライ違いなんやねーほっこり

 

 

 

 

久しぶりのおはなし会。

「ここの子たちと読みたーい!」とずっと思っていたこの絵本を読みました。

 

『どうぶつのおかあさん』

小森 厚/ぶん

薮内正幸/え

福音館書店

 

 

 

薮内正幸さんの絵本の原画展に行ったとき、

薮内さん(ヤブさん)のご子息で

薮内正幸美術館館長の藪内竜太さんのお話を聞きました。

 

 

 

 

その時に聞いたお話が忘れられなくて。

 

 

この絵本の魅力はいろいろあれど

私が一番印象的だったのは、

ライオンのおかあさんが出てくる場面の

母ライオンの 後ろ脚の内腿の血管。

 

 

動物たちに注射を打たなければならないとき、

どこに太い血管があるかを知り尽くしている

動物園の獣医さんが唸ったというリアルさ。

 

 

写真では、きっと陰になって見えない部分。

絵だからこそ 描くことができる リアル。

 

 

「子どもたちに見せるものは

本物でないとだめだ」

 

という、ヤブさんと

編集者の松居直さんの気概が込められた一冊。

 

 

竜太さんが熱い思いを込めて、静かに語っておられた一冊。

 

 

 

 

 

そんな一冊を読む前に、子どもたちとおしゃべりします。

 

 

「みんなが赤ちゃんだったとき、おかあさんは

みんなをどうやって運んでくれたんやろ」

 

 

ぽかーんとしたり、

だっこ、とか、おんぶ、とかの仕草をしてみたり。

(かわいすぎるだろう。。。)

 

 


そうして、1ページずついっしょに絵を見ながら

ゆーっくりと読みました。

 

 


読み終わると、じーーーっと動かなかった男の子が、はっとしたように、

 

 

「め・・・ちゃ おもしろかったぁー」

 

 

 

・・・・そんなん言われたら、

ヤブさんも 松居さんも 竜太さんも うちも

めっちゃうれしいやん――(//∇//) ドキドキ

 

 

 

 

 

 

二冊目は、大好きなこの絵本。

『ぽんちんぱん』 

柿木原政広/作

福音館書店

 

 

 

私はよく6年生と読みます。でも、

おちびちゃんには〝ロックな読み聞かせ〟じゃなく

「ぽんちんぱん、のぱん拍手のところで一緒に手を叩いてなー」

と言ってリズムを刻み、みんなで楽しみました。

 

 

かわいい手で 一生けんめい、

しかも いいタイミングで叩いてくれましたよ~拍手

 

 

 

 

最後はこの写真絵本。

『へんしん おたまじゃくし』

福山欣司/監修、 榎本功/写真

ひさかたチャイルド

 

 

 

 

ページごとに成長していく アマガエルのおたまたち。

写真の横に 実際のおたまの大きさが書かれていて、

連れて行った おたまじゃくしたちが

ちょうどこの絵本に出てくる大きさ!

 

 

 

子どもたち、絵本を読み終わった後、

しげしげと本物のおたまじゃくしを見つめていました。

 

 

 

 

 

子どもたちがあんまり見つめているもんで

保育所の先生に

「おたま・・・要りますか?」 と聞いて、

保育所に 里子に出してきました。

 

(先生、ちょうどいい入れ物がないわー、と洗面器を持ってこられました)

 

 

 

 

今度はカエルの絵本、持って行こうかなカエル

(あ、前にこれ、読んだんやったあせる

 

 

 

 

 

 

 

こちらも、ヤブさんが絵を描かれた絵本。

『どうぶつのこどもたち』 

小森厚/ぶん、 薮内正幸/え

福音館書店

 

 

 

ここの保育所の子どもたち、

コロコロと元気に遊んで ほんとうにこんな感じ。

 

 

今度はこの絵本を読んであげたいな ほっこり