16年 | 医食同源 byりさ

16年

10月24日。

また一年 経ったんだ。

 

深夜、16年前 病院に届けられた手紙を読み返しました。

 

 


医食同源 byりさ

 

 

当時はまだポケベルの時代。

たまに届く手紙が病気と闘う大きな力になりました。

 

メールが当たり前になった今、手紙を書くことは少なくなりましたが、

 

私のために書かれ

私のために切手を貼られ

私のために郵便ポストに入れられた手紙。

 

こうして形に残り、何年経っても人のやさしさやあたたかさを感じられるのっていいですよね。

 

 

 

 

 

 

16年前の10月24日を振り返り、今の自分を反省する。

 

 

 

 

 

星野富弘さんの詩をもう一度声に出して読み返す。

 

 

黒い土に根を張り

 

 

どぶ水を吸って

なぜきれいに咲けるのだろう
私は
大ぜいの人の愛の中にいて
なぜみにくいことばかり考えるのだろう



神様がたった一度だけ
この腕を動かして下さるとしたら
母の肩をたたかせてもらおう
風に揺れるぺんぺん草の実を見ていたら
そんな日が本当に来るような気がした



今日も一つ悲しいことがあった
今日もまた一つうれしいことがあった
笑ったり泣いたり
望んだりあきらめたり
にくんだり愛したり
そしてこれらの一つ一つを
柔らかく包んでくれた
数え切れないほど沢山の
平凡なことがあった



鏡に映る顔を見ながら思った
もう悪口を言うのはやめよう
私の口から出たことばを
いちばん近くで聞くのは
私の耳なのだから


 

見ているだけで何も描けず

一日が終わった
こんな日と
大きな事をやりとげた日と
同じ価値を見出せる心になりたい



いのちが一番大切だと思っていたころ
生きるのが苦しかった
いのちより大切なものがあると知った日
生きているのが嬉しかった


花から
とりのぞけるものはない
花に
付け加えられるものもない



いつもの道を歩けば
いつもの白い花
今日は誰も憎まなかったよ



両手に握っているものを
はなさないで
なぜ新しいものを
つかもうとするのか



使いみちもなく
放り出された木の枝
しかしその陰で
寒さをしのぐ虫がいた
拾い上げて
杖にする人がいた



あなたが最後に見た季節が
また巡ってきました
父ちゃん
気付くのが少し遅かったけれど
分かりました
詫びることもお礼をいうことも
出来なくなる別れが
あるということを



暗く長い土の中の時代があった
いのちがけで芽生えた時もあった
しかし草は
そういった昔をひとことも語らず
もっとも美しい今だけを見せている

 

 

 

 

 

 

ときどき

 

 

 

 

 

 

 

出来ないことのあるからだを不満に思い、

 

私が出来ないとは知らない人の 何気ないことばにひっそりと傷つく。

 

 

それでも 平和で平凡な毎日に感謝する。

 

 

私を支え 励まし 信じてくれる家族や友人の存在に感謝する。

 

 

 

17年目を大切に生きます。

 

 

 

 

 

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