銀座、新富町駅近くの外観が素敵なラーメン屋さん「八五」

行列のできるお店だけれど、
現在は整理券で対応なさっていて、
店に行って整理券もらう→時間を潰す→時間が来たら店へ
という流れで、待ち時間が全く苦にならなかった。

店内も素敵すぎる。
高級なお寿司屋さん(行ったことないけど)に訪れたような印象の、和の綺麗さ。

そして出てきたラーメンが!
異次元!
これはラーメン…?
ラーメンの枠でいいのかしら…?
となる、上品で繊細な味わい。
スープの透明感が、どこぞの異国の綺麗な海とかを連想させる。
一言で言えば、おいしい!





飯田橋駅、どっちの出口からも歩いて10分くらいの、
昭和の空気感漂う裏路地にあるお店。
同じく昭和感のある映画館、ギンレイホールの近く。

ラーメン!というよりも中華そば!
という呼び方がしっくりくる、
懐かしい味。
店主が子供の頃に食べた味を残したい、
みたいな事がお店に書いてあって、
ノスタルジックかつおいしい中華そば。

大盛が無料。
塩はすごくさっぱりした味わい。
化学調味料不使用という、体に良さそうな味。
体に良さそう、と私が使うときは、
あんまりピンとこない時が多いのだけど、
これはおいしい。
体に優しいとおいしいは両立するのだなと知りました。
醤油も食べてみたいです。
王子駅の裏手の細い路地にあるラーメン屋さん。
塩らーめんに色々バリエーション、醤油もあり、でした。




一度目は塩、
再訪して柚塩をいただき。

スープが綺麗で麺が細い、美しいラーメン!
肉感のあるチャーシュー!
スープ全部飲み干せる絶妙な塩具合。
柚塩になると、柚が乗ってます。
が、スープも全体的に柚風味が強くなってきます。
まずは一度、お店が推してるっぽい塩をいってみて、
他を色々開拓が良さそうです。

王子に訪れたら是非行きたい。
二度ともすんなり入れました。

やはり王子はいい街だなぁ。
新宿の小滝橋通り、
昔魂心家、続いてアジトイズム、となっていた場所に、
つけ麺一燈。
一燈って、小岩辺りの有名なとこの?系列?

と思って入ってみました。
内装は魂心家の時の色ちがいといった感じ。
お箸の先が星形でした。

鶏魚介つけ麺を頼みます。


麺は通常200グラム。
中盛り大盛りは値段アップですが、
普通でも十分お腹いっぱい。

普通においしいつけ麺でした。
チャーシューは柔らかめ。
スープ割が、そのままでも飲めちゃうくらいおいしいです。

しかし、魂心家が無くなったのは痛いなぁ。
『モンキーピーク』
原作:志名坂高次
作画:粂田晃宏
最新刊は9巻


製薬会社の社員が社員旅行に行ったら、
人間大の、武器を持った猿に襲撃され次々に死んでいく、
という山岳ホラー。

猿が何者なのか、という謎が引っ張られ続けるが、飽きない。
スリリング。


【ネタバレあらすじメモ】


製薬会社の社員旅行登山。
なんか、ナタを持った猿みたいなのに襲われる。
次々人が死ぬ。
偽看板に騙されたり、猿が弓を使ったり、
人と人がもめたり。


山小屋に逃げ込むが、
水には毒の可能性。
缶詰の毒見。
夜中に怪しい動きをした奴を尋問すると、
全部早乙女(主人公)に命令されたと言う。
疑心暗鬼広がる。


襲ってきた猿と共に谷底にダイブする早乙女。
変な兄妹出現。
残りの人たちが二班に分かれる。
早乙女は生きていた。
友人を追う早乙女。


友人たちに襲いかかる猿を撃退しようと奮戦する早乙女。
岡島の命を賭けた行動で、猿は死んだ。
一方山小屋残留組は、行方不明になった水分のことでもめる。
山小屋襲撃で、八木さんの妹が死ぬ。

早乙女たちは、山小屋から来た八木さんに救われる。
彼は、山小屋メンバーの安全を確保するため先発で来たのだ。
尖った岩の上での猿との攻防、
山小屋組と合流。
また現れた猿は襲ってこず、
一同を取り囲むように距離を保つ。兵糧攻めか。
猿の近くに人が現れる。
交渉に行くと、
「今夜襲う。二人だけ生かしてやる。」
との手紙を渡される。

一同は考える。
猿の手紙は本当かどうか。
相談していると一人が抜け駆け、
無事に通過。
しかし、それも罠かもしれない。
皆は立てこもりを決め、
安斎が裏切り者かもしれないとの結論に達し、
彼を小屋の外へ。
その後猿の襲撃、小屋の炎上、
メガネくん自爆。

メガネくん自爆で猿退却。
ジュース泥棒の犯人が分かる。
ヘリ到着も、猿の攻撃。
その後、八木さんの先導で山道を進む。

八木さんは、猿に復讐するために、一同を囮にすることにした。
岩砕山に登らせ、囮に使う。
そして現れた猿の火炎瓶攻撃。
一同が援護射撃を行う中、八木さんはとうとう猿にとどめを刺し仮面を剥ぎ取ると、そこから現れたのは、有名な女子大生登山家だった…。

八木さんがやられ、またも一人死に、
一同はなんとか崖の上で生き残る。
どうやら、薬害で会社を訴えていた人物の一人が、猿の正体だったようだ。
朝を迎え山を越えようとすると、途中に八木さんのコレクションが。
八木さんに助けられた一同。
そんなとき、飯塚は、一人、下山の道へ歩き出す。
飯塚は、部長に出会うが刺されて転落。
部長は猿の仲間で、一行の後を追う。
辿り着いたのは、サッチーと父親の因縁の場所・ノコ身岳。
ここで、日本刀の人物と猿に遭遇し大ピンチ!
『医龍 Team Medical Dragon』
作:乃木坂太郎
原案:永井明

腕は確かだが、大学病院界の掟に従えない無法者の朝田が、
権力と欲にまみれた日本医療を切る、
痛快でハートウォーミングな医療漫画。

全然患者の事を考えない、保身に満ちた大学病院が描かれる。
こわー。


海外NGOの最前線で活躍していた外科医・朝田を、
大学病院の加藤がスカウト。
加藤は日本の医療の腐敗を変えるために、
バチスタ手術を成功させ、
地位を獲得したい。

医者を廃業していた朝田は、大学病院で働くこととなり、
バチスタチームに研修医の一人を指名。

内科医の娘を執刀することになる。


「逃げる命を追おうともしないお前は、暴力を犯していないというのか!!」
藤吉は娘を連れて病院を抜け出した際に心停止に。
車のバッテリーを使って蘇生させる朝田。
藤吉はバチスタチームに加わることに。

院長が推すペースメーカーの誤作動を突き止める朝田。
院長はトカゲの尻尾切りで一人を転属させる。

末期ガン患者への投薬。
朝田は本当のことを患者家族に告げ、
治療方針を変えさせる。

自殺志願者、
外国人患者の治療。
救急外来による朝田の引き抜き計画。
そして、伊集院が助手の、加藤によるオペ。

加藤に見込まれた伊集院。
そして、バチスタ手術が始まる。
加藤は、かつての婦長を患者に選ぶ。
難しい状態の患者は切らない、という彼女の今までの生き方を覆し、
バチスタ手術が幕を開ける。

心臓を動かしたままでの手術、
朝田の手腕に一同息を飲む。
患者のチアノーゼ。術中死の可能性が…。

手術中、患者の急変に対処したミキの越権行為は、委員会で不問となった。
そして、ミキの口から加藤に語られる、
朝田の過去。
ミキの義理の兄の医療ミスをなすりつけられる形で病院を追われ、
NGOに旅立ったのだという。

ミキの兄もまた、バチスタを成功させ、論文が危うくなってくる。
ERの手伝いに行った朝田は、そこで荒瀬という麻酔医に会い、バチスタへの引き抜きを提案。
過去の論文での人体実験すれすれの悪行などが明らかになるも、朝田は荒瀬の腕が欲しい。
医局に染まるよりは金に染まる方がまし。

伊集院は荒瀬とバーに行くことになり、
そこのバーテン香さんが銃で撃たれたのを荒瀬と共に病院へ。
そこで、荒瀬の、過去への後悔を垣間見る。
ERに着けば朝田がいる、それだけを頼りに、救急車は走る。

香さんは病院に運ばれると同時に心停止、しかし朝田と荒瀬のタッグにより一命を取り止める。
荒瀬のチーム加入。

心臓への針置き忘れ手術を朝田が解決。

医局長の加藤切りにより、閉ざされそうになるバチスタ手術。
だが、加藤はこのチームを守るため、医局長のライバルに賭ける。

加藤は教授への道を絶たれたが、バチスタチームは生き残った。
加藤の代わりに着任するのは朝田と因縁の霧島。
それを阻止、加藤を再び教授に推すため、朝田が選挙改革に乗り出す!

パーティーで野口に宣戦布告する加藤。
朝田は鬼頭を引き入れることで、加藤の改革案を支援させる。
教授会に選挙改革案が提出される日、
赤ん坊のバチスタ手術が始まるが、
開いてみると、朝田にもどうにも出来ない事態。
加藤は中止を宣言する。

だが、朝田は切り札があるとして、手術を続行。
そこへ木原の母が事故の急患で運ばれてくる。
朝田に助けを求める木原。
朝田は伊集院に助手を務められるか聞いた上で、
一時、木原の母の手術に向かい成功させ、
バチスタに戻る。
泣ける。

乳児のバチスタは、朝田による新バチスタで成功。
さらに加藤の改革案も通過。
勢いに乗るかと見えたが、野口の政治手腕はさすがで、選挙管理委員は全て野口の息のかかった者、そして、失態を取り返したい木原。
さらに、鬼頭も候補者を立てた。
それが、UCLAで教授を勤める国立。
彼は加藤に会い、日本の医療を改革するのは君には荷が重い、と告げる。


以下、読み次第追記。
海上保安庁の主人公が仕事中に遭遇した、
大王イカ級の巨大謎生物。


そいつに攻撃されて海の底に沈んでいくと、
美少女に命を助けられる。
そして、深海生物と融合して、正義のヒーローになり、
美少女に「大王イカ倒して海の平和を守って」
と頼まれるというストーリー。


最初の感じから、生身でどうにか巨大生物と戦うバトルものだと思っていると、
突然のSF展開が待っている。

このギャップに耐えられれば、そこそこ面白い漫画だ。


深海には、色々な生物と融合した深海人間の村があって、
チューブワーム食ってたり、
それぞれにベースの生物の特徴を活かした能力を持っている。
深海生物版『テラフォーマーズ』な感がある。

大王イカに襲われた友人が、
イカの奴隷として襲ってきたり、
その友人と主人公の友情と確執など、なかなかにドラマもあり。

そしていよいよ大王イカとバトルだぜ!
って所で急に終わる。
そんな馬鹿な!
『彼女を守る51の方法』全5巻
作:古屋兎丸

地震で崩壊した東京の景色がとにかくリアル。
読んだあとに街を歩くと、
「漫画内で大変なことになってたとこだ…」
と景色が重なって見える。

地震による混乱と、
人の脆さ、強さ。
決してフィクションとは言い切れない、
日常のすぐうらがわにある「もし」を描いた良い作品。

巻末には、非常時のお役立ち知識がびっしり書いてあって、ほんとにすごい。


東京でもし、首都直下型地震が起きたら、
とあう想定の元に進む漫画。
主人公の男が、就活中に高校の同級生とお台場で再会、旧交を暖める所からスタートし、
地震が起きる。
建物の崩壊と液状化現象、直面する多くの死。


その時主人公は、かつて彼女がいじめにあっていたのを救えなかったことを思い出し、今度こそ彼女を守ることを誓い、お台場を後にする。


途中で出会ったバンドマンと橋を渡ったり
(死を受け入れられない描写が凄まじい)
橋の上での集団パニックとその対処法など
(しゃがむ)
実際に起こりそうなシチュエーションが怖い。
途中で出会った女性とも行動を共にしたり、
命を救えなかった主人公が重責に倒れるエピソード、
そこから発生してしまう六本木でのレイプ事件など、
人の脆さがまざまざと描かれる。


渋谷に到達した一行は離ればなれになり、
ここでもレイプが横行。
109は女性が避難し身を固める場所に。
主人公は宗教団体につけこまれ使い物にならなくなったり、
勘違いから発生した小さな亀裂が、
109襲撃へと繋がったり。
その騒動の中、人々が冷静さを取り戻すきっかけには救いがあったりする。
渋谷から新宿への移動。
暴力団が治安を維持する姿、
人々の活力でお祭りのような雰囲気の新宿に泣かされる。
告白したら好きな女に落とし穴に落とされた。
這い上がってこれたら、すべてをあげる、と。

高校の卒業式で告白した男が、
代々落とし穴から上がってきた者と結婚する、
という家の娘に落とし穴に落とされる。

そこからどう這い上がるのか。

なんか限定されたシチュエーションで、
面白そうな要素はありそうなのに、
いまいちおもしろくならない。

落とし漫画、とあう発想のみはクレバーだった漫画。


アプリ「マンガZERO」にて。


壮絶な漫画だった。

田舎に引っ越した少女が、
周囲とうまくやれず、いじめにあい、
果ては家に放火され、
父と母は死亡、妹も生死の境、
という状況に追い込まれる(たった四話で!)

そこから復讐スイッチが入り、
あとは『ジョン・ウィック』ばりの復讐劇、
という…。
しかしまるで爽快感はなく、
陰惨すぎる展開。
登場人物の暗部が凄まじく、
毎回「おい、まじかよ」
となる。

絶望。
そういうの好きな人にはオススメ。
表紙の絵はとてもキレイですが、
中身は結構バランス悪かったりで、
しかしそれが、
歪んだ作品世界にとてもマッチしてます。