【お知らせ】
5/11(土)のアジアカルチャーアカデミーの講座
「韓国地方旅の楽しみ方~江原道編」終了しました。
次回は8/3(土)13:00~14:30
「韓国地方旅の楽しみ方~大邱広域市編」
@東銀座の予定です。
名鉄観光主催 エアプサンで行く
ビョンと行く!
2019大邱ランタンフェスティバル3日間(4/26~28) レポ
こちらの記事↓のつづきです
4/27 2019大邱ランタンフェスティバルツアー③2日目 書院に祀られた唯一の日本人 沙也可
ツアー2日目は、前日の皆様の祈りが通じたのか
気持ちの良い青空に~
朝食は本家技士食堂(ポンガキサシクタン)
技士食堂とは「タクシードライバーが愛用する食堂」の意。
サバの煮物と白菜のスープを中心に、
リーズナブルで美味しい定食をご堪能いただきました。
場所など詳細は過去記事で→★
食後はバスで達城郡にある鹿洞書院(ノクトンソウォン)へ。
書院とは、朝鮮王朝時代にその地方の住民に儒教を教える教育機関であるとともに、
その地方の儒学者の位牌を祀り祭祀を行う場として全国に建てられました。
鹿洞書院が他の書院と異なるのは、祀られている儒学者が日本人だということ。
それは、文禄慶長の役で、加藤清正配下の先鋒武将として
3千人の兵を率いて朝鮮に出兵した沙也可という軍人です。
幼い頃から儒教の教えを信仰していた沙也可は、日本の朝鮮侵略は不義であり
一刻も早く終結させるべしと考え、朝鮮に投降。
劣勢だった朝鮮に火薬と火縄銃の製造方法を教え、後に大きな功績を残したことにより、
王から金海(キメ)金忠善(キム・チュンソン)の名を賜りました。
ここ鹿洞書院は、沙也可が晩年を儒学者として過ごした友鹿洞(ユロクトン)にあります。
現在でも18代目までの子孫の方々が、友鹿洞に住んでいらっしゃいます。
今回は特別に14代目の子孫の方の立ち合いの下、
鹿洞祠(ノクトンサ)内に祀られている沙也可のお位牌をお参りさせていただきました。
左は文化解説士のキム・ウンスク先生、右が14代目子孫の方。
まずは1分間の黙とう。
続いて、位牌の参拝を。
右足から階段を登っては左足を添えるという方法で、
一段ずつ階段を登るのが正式な参拝の方法だそうです。
子孫の方からのご挨拶。
史料館を見学している間に、子孫の方が車を用意してくださり、
裏山にあるお墓を特別にお参りさせていただけることになりました。
一般の方は立ち入り禁止の私有地です。
文武両方に優れていた沙也加を象徴するような石の守り神に見守られています。
石碑の隣が沙也可のお墓で、その右側に並ぶのが3人の妻のお墓
これまで妻は2人だと考えられていたそうですが、
最近墓の整理をしたところ、3人目の存在が発覚。
既に沙也可+2名の妻の分だけ装飾石を用意していたので、
一番右側の妻の墓だけは簡単なブロックを使用したのだそうです。
貴重な体験をさせていただいた後は、
達城(タルソン)韓日友好館で韓服のコスプレ~。
沙也可の事をご存じだった方も初めてお知りになった方も
感銘を受けてくださったようでとても嬉しいです。
過去記事も是非ご参考に→★
![ベル](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/182.gif)
住所 大邱広域市達城郡嘉昌面友鹿里585(대구광역시 달성군 가창면 우록리 585)
道路名住所 大邱広域市達城郡嘉昌面友鹿キル218(대구광역시 달성군 가창면 우록길 218)
電話番号 053-767-5790
入場無料
![ベル](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/182.gif)
電話番号 053-767-5751
観覧時間 9~18時
休館日 1月1日、旧正月および秋夕の連休
入場無料