いかにも唐突で時期も外れたお題だが、なぜか急に思い出した。

今日の雨の降りようが、私が見に行った日の降り方と似ていたからかも知れない。


当時、私はまだ会社勤めで、得意先管理する物件の空家管理のような事もしていた。

多くは家財道具の多くを残したまま転勤したお宅で、月に一度空気を入れ換えたり、家の内外に異常は無いかを確認する作業だった。


私の生活圏は神戸からさほど離れていないにも拘わらす、殆ど被害の無い地域で、震災後に避難や生活物資の買い出しで移動された方の「一駅二駅で、そこに普通の生活があるのが信じられない」というインタビューが強く印象に残っている。


震災が起こった数日後、先の得意先からの依頼で、西宮の戸建てを確認に行く事になり、車は通れないのでバイクを借りて向かったのだが・・。


まったくインタビューと逆の意味で同じ感想である。

100m進むと街の姿が変わっていく。

500mも進めば、幾度も通った道なのに記憶に無い瓦礫の山に変わっていくのである。


私は大人になってから泣いた記憶が無かったのだが、涙とは悲しいとか辛いとか、感情が高まって出てくるものだと思っていた。


だが、この時の感情は「唖然」と「信じられない」だけだったと思う。


大げさに言えば、人の涙とは魂の叫びかも知れない・・と今になってはそう思う。


大の大人になってから、自分が泣きながらバイクを運転している姿って、想像したくも無いし見たくも無いですが、雨で流れていきましたと言うオチ。

いじめ問題が取り出さされて久しいが、イジメは昔からあった。


今は社会の複雑化に伴い、また遊びの形態も変わった事で陰湿化が顕著と言うから、私が学生の頃とは異なっている部分も多いのだろう。


ただ、子供の精神は未熟という点で過去も今の変わらないと思う。


多くの方は「イジメ」とは無関係だろう。

恥ずかしながら私はイジメの当事者になった事がある。


その女子の性格や態度が嫌いだったワケでも、顔が嫌いだったワケでもない。


強いて言えば「臭い」である。もっと端的に言えば「汗の匂い」なんだが。


初めは夏場に近付かなかっただけだったと思う。それがあからさまに避けるようになり、そうなるとお節介な女子が口を挟んでくる。

「かわいそう」と。


いや、同じ汗臭さでも体質によって我慢出来るものとそうで無いのがあります。

(誤解の無いように追記すれば、自分の許容出来ない匂いと相手の体臭が合致した場合と言う事だが)


話が逸れたが、イジメはホンの些細な事が切っ掛けになると言う事。


この話、その当時はイジメをしている気持ちは無かったし、相手もどう感じていたかは解らない。

ただ、今の感覚で言えば自分が取っていた態度は、相手にとってイジメと感じても仕方ないだろうな・・という話。

随分と騒々しい事になっている、ちょっと語るには難しい問題である。


戦争などに巻き込まれたくないし、自分の子孫が戦地へ赴くなど想像もしたくない。


そして、性急な国会通過などもっての外だとも思う。

これは総理が米国での演説有りきで、急いでいるのでは無いかとさえ思う。


それを踏まえた上で、日本の国防はこのままで良いのだろうかとも思う。


K産党などは戦争法案と銘打ち、国民を反対に導こうとしているが彼らの言う事を鵜呑みにすれば日本は国際社会からはじき出され、もっと重大な危機を迎える事は目に見えている・・と感じる。


日本が国際社会の中で今のポジションを堅持出来るのは、人は出さなくとも金を出していたからである。

果たして今の借金国債の中でいつまでもそんな事が出来るのか?

(K産党は国民の税負担を減らすお題目は唱えるばかりだが、目の前のにんじんで走り出すほど愚かではない)


国際協調で考えるなら、後方支援+αはやむを得ない部分は確かにある。


ただ、行動範囲の監視や抑制の基準を厳密にし、基準を厳守させる機関は間違い無く必要になると思う。


戦前の状況と同じだと仰る方がいるが、それを鵜呑みにするわけにも行かない。

なぜならその頃の日本は軍国主義で有り、今のような防衛だけを目的とする自衛隊とは思想そのものが異なる。


日本に自衛隊はいらないと公言した政党もあったが、近隣国から越境が頻発する今、それに同意する国民がどれほど居るのだろうか?

武装の無い、海上保安庁で対応出来るはずも無い。相手に銃装備があれば引き上げるようでは抑止力にもならないし、増長させるだけである。

海上保安庁で対応出来ているのは、もし発砲があれば自衛隊の出動が可能になるからである。


安保法改正は、私自身はどちらが正解か解らない。


しかし、今のままではよくないと言う事も解る。

恐らく、金を出すか軍備を出すかの選択になるだろうし、いずれも出さないという事になれば日本が孤立する事も考えられる。

与党は後方支援を一歩踏み出す事で国際社会からの非難を回避しようとしてるとさえ思う。


いずれにしても日本だけの問題では無い。少し視野を拡げて俯瞰で日本を見なければ恐ろしい。


いや、それにしても与党の説明は解りにくい。

その上、説明がぶれすぎて一貫性か感じられない。


今国会での成立を優先されるのでは無く、もっと丁寧に説明し、国民の理解があってからの行動にすべき。


その性急さに、例えば国防上で回避しがたい危機が迫っているとか、隠された意図があるのではないかとフィクション好きの私は思ってしまう(笑)