昨日の雑司ヶ谷七福神めぐりの記事へいただいたコメントに、「寿老人の代わりに吉祥天なの?」とありましたことがきっかけで、七福神のことを調べていたら、小石川七福神には男弁天なるものがあると知り、尚且つ、小石川七福神めぐりは7日までとのことで、急遽行ってまいりました。
東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅からスタートしました。
今日思い立っての行動、かつ、出かけるまでもたもたしていたので、出発は14時になってしまいました。
・恵比寿[深光寺]
最初は茗荷谷駅すぐ近くの深光寺へ行きました。
拓殖大学の向いにあります。
恵比寿さまです。
こちらで、マップをいただきました。
色紙(500円)やスタンプ帳(100円)等も売っていました。
スタンプ帳を買おうかなと思ったのですが、どうせすぐ捨ててしまうのに勿体ないな…と思って、代わりにマップにスタンプを押すことにしました。(ケチ臭い)
このマップ最初見た時、アバウトな感じでちゃんと回れるかな?と思ったのですが、ちゃんとポイントを押さえてあるので、迷うことなく回ることができました。土浦の駅ハイマップよりずっとまし(ぼそっ)。
・弁財天(男弁天)[徳雲寺]
次へ行ったのが、男弁天がある徳雲寺。春日通り沿いにあります。
結構立派なお寺です。
こちらが男弁天。
実は、写真を撮ったあと、ふと下を見たら「撮影しないでください」シールが貼ってあるのに気が付きました。
ご、ごめんなさい。気が付かずに撮ってしまいました。でもせっかくだから載せます。ダメかな?
・弁財天(女弁天)[極楽水](小石川パークタワー内)
次に行ったのが女性の弁財天です。
ここはお寺でも神社でもなく、
こんなビルの麓にありました。
極楽水
ここは、了誉聖冏 上人が、応永22年(1415)伝通院の元ともなった庵を結んだ所で、後に吉水山宗慶寺の境内となった。現在の宗慶寺は、すぐ下にある。
『江戸名所記』に、「小石川吉水の極楽の井は、そのかみ 伝通院の開山了誉上人よし水の寺に おわせし時に、竜女形をあらわして上人にまみえ奉り、仏法の深き旨を求めしかば、上人はすなわち 弥陀の本願、他力の実義を ねんごろにしめし賜うに その報恩としてこの名水を出して奉りけり」とある。
現在の極楽水は、小石川パークタワーの手によって近代風に整備されたものである。
女弁天はとてもとても小さな祠があるだけでした。
お賽銭が祠の中に置かれていましたので、私も祠の中に突っ込んできました。
実はお賽銭を7つしか用意して行かなくて(ほんとにケチ臭いやつ)、男弁天はお賽銭なしにしてしまったのですが、女弁天がこんなことになっているなら男弁天の方にお賽銭を置いてくるんだったと思いました。
・寿老人[宗慶寺]
寿老人の宗慶寺は女弁天のすぐそばにありました。
寿老人です。ガラスケースの中にいらっしゃいます。
そうそう、女弁天のスタンプが先ほどの小石川パークタワーで見つけられなかったのですが、こちらに寿老人と両方のスタンプが置いてありました。よかったよかった。
・布袋尊[真珠院]
次は布袋尊の真珠院です。
文京区は駅ハイで何回も来ていますが、この辺りは通ったことがなく、こんな感じのところもあるんだなぁと思いました。(すいません、駅ハイ参加したことない方にはさっぱりわからないと思いますが。いや、参加したことあっても意味不明ですね。)
雰囲気が横浜とか川崎の住宅街っぽかったです。(やっぱり意味不明だな…)
布袋尊はこちらの建物内にいらっしゃるはず…が、
え?いない??と思ったら、
端っこにいらっしゃいました。
境内に七福神全員集合碑が。
さて次の大黒天の前に伝通院がありました。
さすが伝通院、新年の飾りつけ(?)が豪華です。
せっかくなので寄ってみました。
本堂も新年モード。
境内にある指塚。日本指圧協会のものでした。納得。
・大黒天[福聚院]
大黒天がある福聚院です。
ここは駅ハイで来たことがあります。幼稚園の中にお寺があります。(逆か?)
大黒天ズーム。
園内(境内?)にとうがらし地蔵尊がありました。咳止めのお地蔵様です。
年末に引いた風邪が抜けず、まだ咳込むことがあるので、お参りしました。(賽銭なしで)
・毘沙門天[源覚寺]
毘沙門天の源覚寺です。こんにゃくえんまとして有名です。
駅ハイでも来たことがあります。
毘沙門天ズーム。
さあ、最後は福禄寿です。なぜか東京ドームにあります。
・福禄寿[東京ドーム]
右奥の木の下に福禄寿があります。
左は東京ドーム。目の前は後楽園遊園地。むちゃくちゃな場所に置かれてます。
すぐ右横は、遊園地のアトラクションの乗り物が通ります。
なんでこんなところに置いたんだ?
そして今日はアイドルグループ(NEWS?←よく知らない)のコンサートが東京ドームであるらしく、黄土色というかカーキ色というか同じ色のパーカーを来た女性が大勢いて、福禄寿のスタンプがドームの総合案内所にあったのですが、そこへたどり着くのに人を掻き分け掻き分け、苦労しました。
これがマップにぺたぺたスタンプを押したものです。
福禄寿の御朱印もスタンプ置き場にセルフサービスで置いてあったので、押してみました。(右上)
茗荷谷駅から東京ドームまで、2時間弱、7千歩ぐらいでした。
このあと、過去に参加した駅ハイでどうしても見つけられなかった、樋口一葉終焉の地を探しに行きました。
やっと見つけました。
過去の駅ハイレポートで、何もなく碑すらなかったなどとと宣っておりますが、立派な碑と説明文がございました。
24歳の若さで亡くなっているそうです。
この地で、「たけくらべ」「にごりえ」「十三夜」「ゆく雲」を書きあげたとのことです。
2年以上かかってやっと見つけた駅ハイのポイント。
七福神めぐり(八福神)もでき、妙な達成感を抱きつつ帰路に着きました。