時々ブログで膀胱が調子悪いとか、膀胱炎だとか書いていることにお気づきの方はあまりいらっしゃらないと思いますが、実は昨年8月からずっと膀胱炎のような症状に悩まされていました。
私が膀胱炎と言っているのは、急性膀胱炎のことでこれは、大腸菌などの細菌が膀胱に何らかの原因で入ってしまって、炎症を起こすというものです。
泌尿器科に行って検査をして、細菌が検出されれば膀胱炎ということになり、抗生物質が処方されます。
実際、この1年数か月の間、何回かは細菌が出て、抗生物質を服用したことがあります。ただ、菌は出なくなっても、膀胱の違和感はなくならず、ずっと困っていました。
今年の5月頃には、この膀胱の不快感がひどくて、ただ座っていることすら苦痛になったこともありました。
悪いのは膀胱ではなく別のところなのでは?と疑って内科に行ってみたりしたのですが、菌が出なければ病気でもなんでもないと、全く相手にされませんでした。
自分なりにネットでいろいろ調べて、膀胱炎を何度も繰り返しているせいかもしれないと考えて、トイレを我慢しすぎてしまわないように決まった間隔で行くなど、気を使って生活していました。おかげで、遠征ウォーキングやトイレ事情の悪そうな場所(野山)のウォーキングはあきらめざるを得ませんでした。
そこまでしてやっているのに、私の膀胱さんときたら、ちっともよくなってくれません。
で、先日、またちょっとネットで調べていたら、「間質性膀胱炎」というものを見つけました。国の指定難病みたいなのですが、症状がそっくりなのです。(自分の症状はかなり軽い方のようですが)
この病気を見てくれる医師を探したら、東大病院とか女子医大とか大きな病院ばかり。大きな病院は紹介状がないと、なんとか料というやつを5千円ぐらいふんだくられます。
クリニックもいくつかあるようですが、遠くて行きにくいところばかり。
それでも片っ端から、調べて行ったら、自宅から行きやすく紹介状がなくても診てもらえそうな病院を発見!
というわけで、今日、いそいそとその病院へ行ってきました。
「紹介状がない場合は、まず内科を受診していただきます。」とあったので、今日は内科だけで終わってしまうかも…と覚悟を決めていったのですが、問診票に経緯を細かく書いて出したのが功を奏したのか、いきなり泌尿器科へ案内されました。
診察室に入ると、若くてかわいらしい男の先生でびっくり。
これまでの経緯や症状など詳しく聞いてくださいました。9月に出血したことがあり(ブログにも書いたと思います)、この後一時期すっかり症状が消えて喜んだことがあったのですが、実はそれも間質性膀胱炎の特徴的な症状ということでした。
ほぼ、間質性膀胱炎に間違いなさそうなのですが、この病気かどうかを判断するには、膀胱を拡張させてハンナ病変というのがあるかどうかを確認するしかないそうです(見つかったら焼き切るとのこと)。
それには、入院が必要とのこと。なおかつ、私が行った病院ではできないそうで、東大病院に入院することになるのだそうです。
とりあえず、今現在、症状はそれほどひどくないので、経過観察ということで、また2週間後に予約をして帰ってきました。
いろいろ、生活の注意点も教えてもらいました。
辛いもの、酸っぱいものは食べてはいけないということでした。
また冷えもいけないとか。
冷え対策で食べていた生姜は辛いものに該当するそうで、やめてください。とのこと…。
がーん
酸っぱいものも、お酢ぐらいかな?と思ったら、柑橘類もダメと。
膀胱にいいとネットで見つけて、一生懸命食べていたクランベリーも酸っぱいのでNGだそうです。
思えば会社で昼食を食べると、具合が悪くなっていたのですが、便秘対策で必ず食べるサラダにかけていたドレッシングのせいかもしれません。
そんなこんなで、病院から帰って来たわけですが、すっかり凹んでしまいました。
間質性膀胱炎かもしれないと思って意気揚々と出かけ、ほぼ間質性膀胱炎に間違いないと言われたのだから、すっきりするかと思ったのですが…。
入院して検査しないとはっきりしないというのと、食べ物の制限が結構あることで、がっくりきてしまったのかもしれません。
ちなみに、難病といっても、命には全く問題ない病気のようです。
ただ単に、原因不明で、治療法が確立しておらず、完治させられず、再発しやすいということで難病指定されているようです。
あー、面倒な病気になっちゃったなぁ…という感じです。(まだ確定ではないですが)
明日は、気晴らしに美味しいものでも食べに行こうかな。
辛いものと酸っぱいものがだめなら、中華と和食はダメかな…
フレンチなら大丈夫かな…。
あー、めんどくさっ!