2023 アメリカの学会⑥ | くまきち、ボストンをいく

くまきち、ボストンをいく

2011年8月より米国ボストンへ留学中の3?歳、医師が政治、社会問題からグルメ、ゴシップまで、感じたこと、思ったことをだらだらと書き連ねていくブログです。

 最後の日は帰るだけだが、6時のフィラデルフィア発NY行きの飛行機である。12時から寝ても3時には起きないといけないので、これはもう徹夜で時差ぼけをなおしに行ったほうが良いなと思い、寝ないことにした。

いろいろネットサーフィンや荷造りをしていてふと見ると、時間がおかしい。

まさかと思い、見たらサマータイムがちょうどの日に終わっていた。


 そして因縁のUberで空港に向かったところ、とんでもない人数がチェックインに並んでいた。
何とか間に合いそうな時間にチェックインが済んでやれやれと思っていたら、セキュリティーにとんでもない長さの列ができている。

列が長すぎて後ろが見えない。

すると先に違う航空会社でチェックインしていた後輩が『先輩ここですよー』と一緒のグループにしてくれた。有り難い。

20分くらい短縮されただろうか。そこから30分くらい待ち、なんとか間に合った。

 

まずはNYまで飛び、ここで2時間のTransit。

そこの待合で、立ち話程度をする程度ではあるが、以前交流のあった先生がいた。

そして朝ご飯でも食べますか、ということで、急遽2時間ほどいろいろ研究から人流のトレンドの話まで期せずして話し込むこととなった。

ちょうどアメリカ留学から戻られたばかりということで、こういう若い先生のエネルギッシュな話はこちらも当時を思い出し、大いに刺激を受けた。

 

そうこうしているうちに時間なので行きましょうかと言う話になったが、メールを見ると『2時間遅れます』とある。
ほぼ徹夜の身体に2時間遅れはこたえる。でも何とか耐えて、乗った瞬間に爆睡をし、7時間ほど寝ただろうか。これで一気に時差ぼけが治ってくれたらと思う。
 

そこからTransitで伊丹に飛び、結局家に帰ったのは夜の9時半となりました。
ホテルを出てから28時間。東海岸は遠いです。

しかし今回の学会は久しぶりにアメリカに行けて、非常に楽しかったです。
後輩の発表もうまくいきましたし、バンカメを閉じることもできたので、大満足となりました。
ほぼ現金は使わずいけましたし、Uberも初体験。これは便利ですので、タクシー業界からの反発もあるようですが、日本でも絶対に導入したほうが良さそう。


気づいたことは、日本人にとっては、物価上昇よりも円安が強烈につらい。

町は相変わらず汚れており、浮浪者や町中で叫んでいるような怪しげな人が目につく様な国に、日本は経済で圧倒的な差をつけられているという不思議。

アメリカはやはり弱者の切り捨てがひどく、格差が開いているということなのか。
 

海外の人は日本に来ればなんと物価が安いのか、なんでこんなに綺麗なのか、でもなんで経済成長が低下しているのだろうか、と不思議に思うだろうな、と感じる。