アメリカンドリームには、個人的と国家的の2つのレベルがある。「アメリカではなりたいと思えば誰でも大統領になれる」とニクソンは言った。スラムの子どもたちは彼らの努力次第で、貧困から這い上がれるはずであり、それができないのは、努力と気力が足りないからだ、という考えである。富裕支配層にとって、これは便利な免罪符だ。セーフティ・ネットの用意なしに貧困者たちを斬り捨てることができる。
中略
「明白な天命」という国家レベルのアメリカンドリームも建国以来、今に至るまで驚くべき一貫性を示して続いている。アメリカは欲しい土地ができると、原住民を殺すか、追い払って、それを手に入れて来た。千ほどもある国外軍事基地のひとつ、インド洋のディエゴ・ガルシア島(もと英領)について、ギャリー・ウィルズは『絡め込まれた巨人』で書いている。
「1960年代、原住民からの干渉の恐れのない軍事前哨基地を確保するために、
2千人の原住民が強制的に追放され、土地、財産を取り上げられ、千マイル離れた
所に送られた。ディエゴ・ガルシアは巨大な兵器庫になった。
それはまた、そこから中東全域、特にペルシア湾、アフガニスタン、イラク戦争地域
への物資補給と空からの攻撃が扇のように展開される、貯蔵と攻撃準備地区、港、
攻撃進発のサイトになっている。報道関係者は完全シャットアウト。
この基地は国会での各種の欺瞞行為によって資金が賄われているのだ。」
ディエゴ・ガルシア島の原住民にとって、アメリカンドリームは文字通りの最悪の悪夢となった。では、アメリカ国民にとってはどうなのか。彼らの過半数は、この厖大な軍事費を医療保険制度の改革に転用すれば、日本やカナダのような単一の国民皆保険制度が実現すると考え、そうなることを願っている。しかし、そんなことは起こらない。少なくともオバマ大統領の下では起こらない。
なぜならば「戦争といういかがわしい商売」から大きな利益をくみ出している人々と、医療保険を持たない国民が4千万もいるという現状を生み出した現在のアメリカの私企業保険会社支配下の医療保険制度から大きな利潤を上げている人々とが、実質的にはバラク・オバマを大統領の座に据えた人々だからである。もはやアメリカ自身にとっても、アメリカンドリームは悪夢の様相を示しつつあると言ってよいだろう。
もともと夢とは寝ている時に見る物である。覚めれば夢は消える。アメリカは目覚めなければならない。アメリカンドリームを追う世界の人々、国々は夢から覚めなければならぬ。地球とアメリカニズムは両立しない。
「アメリカン・ドリームという悪夢―建国神話の偽善と二つの原罪」 藤永 茂
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