今年の2月にケビン・マッカーナン (Kevin McKernan) 先生がコロナワクチンへのDNA汚染の発見を発表して以来、私はこの問題を非常に深刻なものと捉え、ブログ上でいくつもの関連記事を書いてきました。現在この問題は海外では大変重大なテーマとして取り上げられています。にも関わらず、日本ではコロナワクチン反対運動グループからも主だった問題として重要視する声は上がりません。ではそれは何故でしょうか? 一つには、遺伝子についての話が難しすぎるという事もあるでしょう。専門分野の細分化が進む中、ほとんどの臨床医にとっても遺伝子は専門の範囲外となります。ましてやコロナワクチンの危険性をこれまで意識してこなかった方々にとっては、DNA汚染は敷居が高すぎる話題なのかもしれません。しかし、そもそもコロナワクチンは「遺伝子ワクチン」ですから、遺伝子に関しての理解をないがしろにしたまま問題を語る事は不可能なのです。
さて、この件に関して子供や初心者の方にも理解できるような内容の記事を書いてほしいという依頼を何件かいただいておりました。DNA汚染は世代を越えて後遺症を受け継ぐ可能性のある超長期の後遺症の原因ともなります。若い世代や次世代の方達にも知ってほしい情報がたくさんあります。今回はコロナ騒動を総合的に振り返りながら、DNA汚染問題や次世代LNP/RNA製剤について、なるべく平易な言葉で改めてお話ししていきたいと思います。