所  謂、  東  京  散  歩。 -44ページ目

所  謂、  東  京  散  歩。



世 間 に 遍 く 知 れ 渡 っ た 名 所 や、

少 し 胡 散 臭 い 好 事 家 向 き の 数 多 の 珍 ス ポ ッ ト。

倦 む こ と の な い 東 京 散 歩 の 備 忘 録 で す。

nezumi


 環七から少し入ったところにある「福相寺」。
 有名な「堀之内のお祖師様・妙法寺」のお隣にあり、
 静かに寄り添う感じのお寺です。
 
 門を入ってすぐに目に入るのが
 米俵に登る“ニュータイプ”の狛鼠(狛犬の一種?)。
 とはいっても
 作られたのは嘉永三年(1850年)で
 およそ160年もの歴史があります。
 ネズミは「大黒天」の使いといわれ、
 多産であることから【五穀豊穣・子孫繁栄】
 願いが込められているとか。
 
 世界最大の𪘂歯目は“カピバラ”ですが、
 この風貌と尻尾の形は
 大きなドブネズミの“ヌートリア”?
 動物全般大好きの私ですが、
 彫刻のディテールが妙に精密過ぎる
 江戸時代の“リアル○ッキー&○ニー”には
 流石に少し引きました。


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harajyuku


 表参道と明治通りの交差する
「神宮前交差点」に向かって
 口を開ける“鏡張りのエントランス”。
 異空間に繫がるような鏡の洞窟に
 エスカレータと階段が吸い込まれていきます。
 
 昔「原宿セントラルアパート」が建っていた場所に
 誕生した「東急プラザ 表参道原宿」。

 輝きながら次々と形を変える原宿を
 様々な形に切り取りながら映す
 シュールな都会の“万華鏡”にも見えます。
 ※自分のアホ面がどこかに写っているのではと、念入りに写真チェックをしてしまいました。


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fuji2


 確かに書いてあります、
 朱色で「目黒富士登山口」の文字。
 警察のパトロール用自転車が停まる「大橋交番」の脇から入って、
 階段を登ったすぐ右手から「登山道」が続いていました。
 
 ノボリに「目黒富士浅間神社」とあるように
 コレもまた
江戸時代の“富士山信仰”が生んだ「富士塚」
 と思いきや、
 この「富士山」は昭和52年に作られたもの。
 ※「富士塚」についてはこちらをご覧ください。
 元々南東方向約1.5kmにあった「富士塚」の
 祠や碑をここに移し「目黒富士」としたようです。

 新しいモノで
 少し気が抜けましたが、
 しっかり登頂は果たしてきました。

 ※全く話がズレますが、おまわりさんの自転車の前にある「透明な塩ビの2本の筒」はナニ? ずっと疑問で・・・、誰か教えて!!


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fuji


 “一富士 二鷹 三茄子”は
 お正月に見る“初夢”の
 縁起の良いものBEST3。
 しかし“縁起の良い茄子”というのが
 どうもしっくりいかなくて、
 ずっと引っかかっていました。※そんな人は多いのでは?
 
 この長年の疑問がやっとココで解決するかも!?
 
 写真は「富士山」に見立てた“富士塚”を登る
「駒込富士神社」の急階段
 “富士塚”とは江戸時代に流行した
【富士山信仰・富士講】の拠点です。
 その中でもここは『駒込のお富士さん』として親しまれた
 最も古い組織の一つ。
 江戸の町火消しから奉納された「ろ組」「れ組」などの文字が目立つ
 派手な石碑が山の斜面に沢山並び、
 その人気が高かったことがうかがえます。
 ※ここの「富士山」はただの築山ではなく、“前後円墳”に近い形の「古墳」だともいわれています。

 この近くには当時“鷹匠”の屋敷があり(現在の駒込病院辺り)、
 周辺では“駒込茄子”が名産品であったことから
「駒込は 一富士 二鷹 三茄子」と
 川柳に「縁起物」として詠まれたとか。
 そしていつの間にか「駒込は」が略されて
 その三つだけが「縁起物」として残ったようです。
 ※由来には「富士は無事・鷹は高い・茄子は成す」の語呂合わせ説や、「徳川家康の好きだったモノ」等の別の解釈もいくつか有るようで・・・、本当の真実は(;^_^A


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turi


 そんなカワイイ
 なんか釣れますか~。
 まあ~釣り好きは
 釣れても釣れなくても
 竿を出して
 糸を垂らせるだけで
 ご機嫌だということは
 良くわかっておりますヨ~。
 
 ここは「釣り文化資料館」の玄関前
 資料館は「(株)週間釣りニュース」の東京本社の中にあり、
 全国から寄贈された多数の伝統的釣具を展示している場所みたい。
 釣り好きとしては一度は見学したいのですが
 土日祝日が休館日で
 まだ入ったことはありません。


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take


 ここは「梅窓院」というお寺の山門に続く参道
 
「竹藪を通る参道かよ!」と軽く言う無かれ。
 面しているのは、最新トレンドの店が数多く並ぶ
 お洒落な「青山通り」なのです。
 
 茂った竹に陰翳を与えられた小径は、
 大都会の真ん中にあっても
 その喧噪をふと忘れさせてくれるような場所。
 薄暗さの中で、
 幹の部分に金の筋が入った
「金明孟宗竹※キンメイモウソウチク:
「孟宗竹」の突然変異種」がぼんやりと光り、 
 幽玄な雰囲気を漂わせています。
 ※「金明孟宗竹」はその希少性から、“天然記念物”に指定されているものもあるとか。


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rurudo


 東京の【若者の住みたい街ランキング】では
 いつも常連の「下北沢」。
 駅の名前は「下北沢」ですが、
下北沢」という地名は存在しません。
 駅のある場所は「北沢」で
 北側の「代沢」の一部を含めた場所が
『下北沢エリア』と呼ばれているのです。
 
 そんなに大きくはないこの街は、
「小田急線」と「京王井の頭線」が鋭角に交差しているため
 “碁盤の目”とは程遠い複雑なつくり。
 私も何百回も散歩していますが、
 果たして全てを正確に理解しているのかどうか
 自信がありません。
 しかしコレが「下北沢」の最大の魅力で
 “歩いて楽しめる街”として絶大な人気があるのです。
 
 そんな「下北沢」の駅から5分の
 静謐な住宅街の中にある、
 緑あふれる「カトリック世田谷教会」の“ルルド”
 60年を越える古い歴史があるみたい。
「下北沢」の迷路に迷った子羊が
 行き着くこともあるのかも?
 ※“ルルド”の説明はこちらで!


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chinowa


 “茅の輪”といわれる“茅(チガヤ)”などで編んだ
 大きな輪を半年ごとに神社に設置し、
 知らないうちに犯した罪や心身の穢れを
 くぐって祓い清める「大祓(おおはらえ)」の行事。
 年末は「年越大祓(としこしのおおはらえ)」、
 6月末は「夏越大祓(なごしのおおはらえ)」といいます。
 
 “茅の輪”のくぐり方には作法があって
 1. “茅の輪”の前で軽く礼をし、左足から跨いで入り左回り!
 2. 再度“茅の輪”の前で軽く礼をし、今度は右足から跨いで入り右回り!
 3. またまた“茅の輪”の前で軽く礼をし、左足から跨いで入り、ご神前に進む!
 コレが正式なくぐり方!※神社によっても微妙に違うようですが・・・(^_^;)
 
 初詣で全員がこのくぐり方をしたら、
 境内が大混乱することは必至。
 お正月の参拝では正式なくぐり方は
 省略されているようです。
 ※くぐること自体にお祓いの意味が有るようなので、ご心配なく!(写真は「大橋氷川神社」の「夏越大祓」)


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hyo


 クロヒョウが脱走する
 決定的な瞬間です!
 
 取り敢えず現状を説明します。
 ここは「代官山 T-SITE GARDEN」にある
 ペットの総合ショップ「GREEN DOG 代官山」。
 ガラスの塀に囲われたスペースが小さな“ドッグラン”。
 そこから今まさに
 大きなクロヒョウが逃げだそうとしています。
 既に上半身は塀の外・・・。
 
 話はそれますが、
 私は少し前まで「クロヒョウ」という
 ネコ科の動物がいるのだと思っていました。※そんな方は多いのでは?
 実は「クロヒョウ」という種類はなく、
 劣性遺伝の突然変異。
 見た目は同じ真っ黒のヒョウでも
「インドヒョウのクロヒョウ」「アムールヒョウのクロヒョウ」
「アフリカヒョウのクロヒョウ」「スリランカヒョウのクロヒョウ」といった
 様々な種類のクロヒョウがいるのです。
 光の加減で元々あるヒョウの斑紋が
 見えることもあるとか。

 そういえば、
 このクロヒョウも顔や前足の辺りにうっすらと・・・。


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inoue


「東洋大学」は今年の箱根駅伝で
 往路・復路共の大会新記録で
 2年ぶり3度目の総合優勝を果たして名を上げた大学。
 その「白山キャンパス」玄関アプローチの
 正面に立つのが
【井上円了】の像。
 ※後には博物館・ホール・講義室などがある「井上記念館」。オリンピックにはボクシング部の2人の選手が出場するようですね。

【井上円了】は「妖怪研究」の創始者として知られ、
 “妖怪博士”などとも呼ばれる明治の哲学者。
「東洋大学」はこの【井上円了】が本郷に設立した
「哲学館」という学校が基になっています。
 ※中野区にある「哲学堂公園」も円了ゆかりの場所。
 
 “妖怪博士”と聞くと
 オカルト大好きな“超常現象マニア”が頭に浮かびます。
 しかし【円了】は【水木しげる】と同じような
 “妖怪好き”ではありません。
 逆に「怪奇現象」や「迷信」を否定する立場に立ち、
 その原因を科学的・合理的に解明し
 日本人の“心の近代化”に力を注いだ人みたい。
 ※でも“妖怪”を否定しているのに“妖怪博士”なんて強烈な渾名を付けられて【円了】はどう思っているのでしょう?

 しかし、昨今の
 仕掛け人に乗せられた「パワースポットブーム」や
 胡散臭い「スピリチュアル」なるものをありがたがる風潮を見ると
 まだまだ現代も【円了】さんの理想には
 ほど遠い感じですネ~。


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 ※真正面から撮影するために、左足はまっすぐ伸びた水路の中。サンダル履きだったので(^_^;)