所  謂、  東  京  散  歩。 -43ページ目

所  謂、  東  京  散  歩。



世 間 に 遍 く 知 れ 渡 っ た 名 所 や、

少 し 胡 散 臭 い 好 事 家 向 き の 数 多 の 珍 ス ポ ッ ト。

倦 む こ と の な い 東 京 散 歩 の 備 忘 録 で す。

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 代々木公園の南西の隅に、
 大きく羽を広げた鳥の石碑
「日本航空発始之地記念碑」があります。
 “ライト兄弟”の飛行から
 わずか7年後の1910年(明治43年)、
 日本で初めて飛行機が飛んだ場所です。
 ※当時の代々木公園は砂ぼこりが舞う“練兵所”でした。
 隣にはその時操縦をした
 2人の陸軍大尉の銅像も並んでいます。

 飛行機は国産ではなく、
 2人が前年欧州で買い付けた
 ドイツ製単葉機とフランス製複葉機。
 飛行練習計画は
  12月14日…「地上走行」
  15日・16日…「予備日」
  17日・18日…「本番」
 
 プロペラを折るアクシデントもあり、
 2機が揃って飛行できた19日が
「日本での初飛行の日」とされています。
 しかし初日の地上走行で
 ドイツ製単葉機が
 高度2m・距離100m程浮かんでいるので、
 実際の初飛行はこの日のようですが・・・。
 ※ドイツ機のプロペラは「日本最初の飛行に使用されたプロペラ」として、上野の【国立科学博物館】に残されています。


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hyaku


 お百度参りは
 願いを叶えてもらおうとする仏様や神様に
 100往復のお参りをして祈願すること。
 その折り返し地点がこの「百度石」です。
 ※都内の寺社では結構普通に出会えます。お参りしている人には出会ったことはありませんが・・・。
 
 設置する場所に決まりはなく、
 境内入り口だったり拝殿からわずか5mくらいの距離だったり。
 こちら本駒込の「徳源禅院」はかなりの距離があって
 100往復は大変そう。
 
 100回お参りすると
 その切実さに神仏が折れて
 お願いを叶えてくれるのか?
 ま~それは無いにしても、
 回数を重ねることで
 雑念が消えその願いに対する集中力が上がり
 今まで気づかなかった解決策に
 自分で気づくことはあるでしょうネ~。
 
 願いが叶ったら、
 お礼として「千度参り」でお返しするのが基本みたい。
 コレもまた大変。


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 神宮外苑のイチョウ並木。

 整然と並ぶ146本のイチョウの木には
青山通り」方向を高く
聖徳記念絵画館」に近づくにつれて低くの
 高低差が付けられているのは有名です。
 この“遠近法”を使ったギミックにより
「青山通り」から見た「絵画館」がより大きく遠くに見え、
 その威厳が強調されるとか。
 
 写真は背中が「絵画館」で
 突き当たりが「青山通り」の
 “逆遠近法”にあたる場所。
 300m先の「青山通り」は少し近く、
 イチョウ並木もいつもより
 つつましやかに見えますか?


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souseiji


 ウィンナーは太さ20mm未満で羊の腸を使用、
 フランクフルトは20mm以上で豚の腸を使用します。
 牛の腸を使用した36mm以上のモノは
 ボロニアと呼ぶそうです。
 
 日本では
 第一次世界大戦で捕虜となったドイツ人が
 作り方を伝えたといわれ、
 谷崎潤一郎の「細雪」にもでてくる
 銀座の老舗ドイツ料理レストラン“ローマイヤー”も
 その時の捕虜の一人のアウグスト・ローマイヤーが開いたもの。
 ※ローマイヤーといえば“ロースハム”が一番有名ですが・・・。
 
 
 ここは中野区の早稲田通り沿いにある
 曹洞宗のお寺「宗清寺」、
 読み方はもちろん【そうせいじ】。

 ローマイヤーの長男はレストランを、
 次男はソーセージ職人として
 立派にお店の看板を継いだそうです。
 

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 皇室に伝わる3つの宝物に因んで、
 “三種の神器”と呼ばれた
電気冷蔵庫」「電気洗濯機」「白黒テレビ」。
 戦後の豊かさの象徴です。
 
 1960年代半ばには「カラーテレビ」「クーラー」「車」が
 “新・三種の神器”と呼ばれ、
 少し前までは「デジカメ」「DVDレコーダー」「薄型テレビ」の3つが
 
“デジタル三種の神器”として
選ばれていました。
 今は何? 「パソコン」と「携帯」さえあれば、
 全て事が足りそうで・・・。

 “三種の神器”の呼び方には
【便利さ】や【快適さ】とともに
【強い憧れ】を感じます。
「パソコン」や「携帯」は持っていて当然レベルで
 “神器”と呼ぶには身近すぎる存在。
 満ち足りた時代の“神器”は多様化して3つには決められない?
 それとも、お金では買えないモノ?


 戦中・戦後の生活を後世に伝える近代的な施設、
 九段下にある「昭和館」にて。


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hebi


「寄ってらっしゃい、見てらっしゃい!
  親の因果が子に報い
  生まれ出たるこの蛇女!
  お代は見てのお帰りだよ~!」

 流石にもう無いでしょうね~、
 何ともヘビーな内容の“見せ物小屋”。
 ※本物は見たことがないので、ぼんやりとしたイメージですが・・・。

 神様に向かって
 何とも不謹慎なイントロでごめんなさい。
 写真のお方は、中野新橋の「福寿院」にある【ヘビ観音・宇賀神】。
「宇賀神」は蛇神・龍神の化身といわれ、
「弁天様(弁財天)」の守護獣がへびであることから、
「弁天様」の頭に合体している像も多く見られるとか。
 体は“とぐろ”を巻く蛇で統一、
 頭は老人が主流ですがこんな女性バージョンも・・・。

 神様だと理解しても、
 頭に浮かんだその妖しげなイメージは
 なかなか拭い去れません。
 見た者全てを石に変えてしまう
【メドューサ】を
 続いて思い浮かべてしまいました。


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taro


「どうして見捨てたのですか!
  なぜ犬たちを連れて帰ってくれなかったのですか!」

 がキャッチコピーだった“南極物語”。
 “もののけ姫”に抜かれるまで
 歴代映画興行成績1位を14年間守った
 高倉健さん主演の作品です。
 ※永谷園のCMでお顔を久々に拝見しました。
 
 このワンちゃんも雪まみれです。
 犬小屋に入っているのに、
 なぜかお口の中まで雪が入って・・・
 
 
 亀戸天神社の境内の隅に
 ぽつんと立つ「おいぬさま」のお家。
 雪のように見えるものは、
 奉納された沢山の“お塩”です。
 東京には「塩かけ地蔵」なるものが
 各所にありますが「塩かけ犬」は初めて。
 詳しい謂れはハッキリしていないらしく、
 亀戸天神社のホームページにある
【境内あちこち発見隊】でも紹介がされていません。
 ※あまりに暑いので涼しい感じの話題をと思いましたが、口の中が妙にカラカラに・・・(T▽T;)


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gamda


 渋谷にある製図専門学校の校舎です。
 
 少し前まで製図と言えば、
 “ドラフター”と呼ばれる斜めの製図台と
 自在に動くアームが付いた定規が定番。
 それを駆使して設計図なんかを書き上げる姿は
 子供心にとても格好良く憧れを感じました。
 描き上がる図面には
 そんなに興味は無かったのですが・・・。
 
 今は何をするのも
 マウスですネ~。
 カタチに憧れた様々な職業も
 みんなパソコンを使うのでは、
 子供のワクワク感も半減でしょうネ~。
 
 だから、ビルの形だけでも
 憧れの“ガンダム”に?


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tyouso


 ここは「箱根」や「美ヶ原」のように
 浮世離れした場所ではなく、
 回りをマンションや住宅に囲まれたお寺に
 併設された“彫刻の森”。
 本館1・2階の屋内展示スペースと
 4カ所の屋外展示場からなる
「宗教法人長泉院付属・現代彫刻美術館」。 
 全てを【入場無料】で鑑賞する事ができます。
 ※「長泉院」は新興宗教ではなく、江戸時代から続く由緒正しき浄土宗のお寺。

 寺が運営ということで
 怖いもの見たさの訪問でしたが、
 宗教臭さは全く無くて
 真摯に芸術を愛する住職の思いが伝わりました。
 ※仏像彫刻がないのが、逆になんだか物足りないような気もしましたが・・・。

 最寄り駅からは距離があり
 丘の上の立地のため来場者は少なめで、
 
自由な角度から自分のタイミングで
 ゆっくりと彫刻鑑賞を愉しむことができました。
 ※都会仕様の「彫刻の森」のため、作品密度が高いのが玉にキズ(^_^;)


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hei


 “原発再稼働反対”のデモの列?
 最後の“レバ刺し”を求めてお店に並ぶ人?
 塀の上は、ずっと向こうまで長蛇の列です。
 
 ここはお寺「長泉院:ちょうせんいん」へ続く小径。
 塀の上の人々は
 彫刻家・三木俊治氏の作品で“行列シリーズ”の一つ。
 インドで見た【人波】に宿った
 圧倒的なエネルギーに感銘を受けたのが
 作品を作るきっかけだとか。
 
 でもなぜ、お寺の塀に彫刻が?
 詳しくは明日のブログで!
 ※「ネコ除け」目的ではありません(^_^;)


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