所  謂、  東  京  散  歩。 -40ページ目

所  謂、  東  京  散  歩。



世 間 に 遍 く 知 れ 渡 っ た 名 所 や、

少 し 胡 散 臭 い 好 事 家 向 き の 数 多 の 珍 ス ポ ッ ト。

倦 む こ と の な い 東 京 散 歩 の 備 忘 録 で す。

tya


 ★昨日の続きです!
 “フランク・ロイド・ライト”は1913年、
「帝国ホテル」新館の設計のため初来日します。
 しかし大幅な予算オーバーと
 設計変更の繰り返しで経営陣と衝突し、
 1923年の完成を見ることなく
 アメリカに帰国してしまいます。
 ※1919年に隣接した初代帝国ホテルが火事で全焼。新館の完成は急務となり、完璧主義者のライトの存在が邪魔になったようです。

「自由学園 明日館(みょうにちかん)」は
 ライトの滞在期間中に設計され、
 弟子などの手も借りて1922年に完成。

 建物の中央に位置する「ホール」は、
 今は見学者のための“喫茶ルーム”として
 開放されています。
 緑輝く前庭の明るさを空間一杯に取り込む
 幾何学模様の窓の魅力もさることながら、
 目を引くのは並べられた小さな椅子。
 空間の中で違和感のない表情の【家具】を提唱した
 ライトによってデザインされたものです。
 六角形の背もたれは「帝国ホテルの椅子」を彷彿させますが
 それよりも小ぶりで可愛らしく、
 最初の生徒だった26人の少女たちをイメージしたのか
 “おとぎの国”の椅子のようでした。
 ※この「六角椅子」は1脚62,000円で、敷地内“JMショップ”で販売されています。


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 42才の時、既に妻との間に
 6人の子供がいたその建築家は
 仕事を請け負った先の婦人と不倫関係になります。
 妻が離婚に応じなかったため
 家庭を捨て海外に駆け落ち。
 2年の放浪の後帰国し
 ウィスコンシン州に自宅を建設します。
 しかし発狂した使用人が建物に放火、
 その上、内縁の婦人・2人の子供・弟子たちの
 計7人を斧で惨殺した後、服毒自殺。
 彼は外出していて難を逃れましたが、
 大きな精神的ダメージをうけます。
 そんな時に舞い込んだのが
 日本の「帝国ホテル」新館の設計依頼でした。
 
 何ともスキャンダラス過ぎる人生。
 彼は「近代建築の三大巨匠」にも数えられる
 “フランク・ロイド・ライト”です。
 
 ライトが設計した西池袋にある“自由学園明日館”。
 80年の歳月を越えた歴史的・芸術的価値が評価され、
 1997年(平成9年)に国の重要文化財に指定されています。
 ※写真は、各種パーティー・二次会・懇親会などへの貸し出しも行われている「食堂スペース」。写真がたくさんあるので、明日に続きます。


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「玉鳳寺(ぎょくほうじ)」の
 門の脇に建つ小さなお堂の中に、
 全身に“おしろい”を塗られ真っ白になった
 お地蔵様がいらっしゃいました。
 
 昔「八丁堀」で傷んだお地蔵様を見つけた住職が、
 汚れを隠すため“おしろい”を塗ったところ
 住職の顔にあったアザがなくなったという言い伝え。
 それ以来『おしろい地蔵』の名で、
 “ヒアルロン酸”や“コラーゲン”もビックリの
 美肌の御利益があると信じられているとか。

 東京には「塩をかけられたり」「縛られたり」した
 罰ゲームのような“願掛け地蔵”が沢山ありますが、
 このお地蔵さん的には化粧されるのは
 OKなの? NGなの?
 
 でも、この上気したお顔を見れば・・・・。
   
 ※因みにお寺の前の道は、「三田の幽霊坂」と名付けられた細い急坂。真っ白いお地蔵様のお参りは、明るい内をおすすめします。


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daikoku


 東日暮里の「善性寺」の山門をくぐると、
 その恰幅の良い大きなお姿はすぐに目に入ります。
 
 “安土桃山時代”の作だと伝えられる「不二大黒天像」。
 手に持ったお金(この大きさは大判?その数は14枚)を
 こちらに向けて自慢しています。
 ※定番の“打出の小槌”は、背中の帯に挟んでいました。
 
 安土桃山時代の大判(天正大判・17cm×12cm・重さ165g)といえば
 ちょっと前までは世界最大の金貨でした。
 ※2004年にウィーン金貨1000オンスがこの記録を抜いたそうです(^_^;)
 この大きなお金を作ったのは【秀吉】で、
 “戦いの功労者”に大きくて目立つ大判を多くの人の前で与え
 全体の士気を高める事が目的だったようです。

 見せびらかすための大判だったという意味では
 この“大黒様”の使い方は
 間違っていないのかもしれませんネ~。
 ※因みに「天正大判」は現在1枚2,000万円前後の価格で取り引きされています。


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kashimashi


 立派な台座の上に立つ
 3人の女性の像
 
 ここは「三宅坂小公園」。
 後に見える重厚な石造りの建物は
 司法の最高機関「最高裁判所」で、
 目と鼻の先には「国会議事堂」も。
 
 分かったぞ、
 コレは『三権分立』を表現した彫刻だな!と
 もの知り顔で裏の説明を見ると、
「広告のありがたみについてここに記す」の一文。
 ※創立50周年を記念して“電通”が建立・寄贈したものでした。
 
 三人はそれぞれは『愛情』『意欲』『理知』を象徴。
【女三人寄ればかしましい】と言いますが、
 広告の原点である「井戸端会議」での“口コミ”を
 表現した彫刻だったとはビックリ!

「は~い、今日はみんなにイイものを紹介しま~す(愛情)」
「何々、早く教えて~(意欲)」
「どうせたいしたモノじゃ無いんでしょ~(理知)」


 実はこの立派な台座には、
 寺内正毅という軍人の騎馬像(北村西望作)
 立っていたのですが
 戦時中の鉄不足のため供出。
 戦後の1950年に
この「平和の群像」(広告記念像)が
 代わって乗せられたようです。


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saru


 住職が着物を猿に引っぱられ
 乗ろうしていた船に乗り遅れます。
 しかしその船は出港するとまもなく転覆
 住職は命拾いをしたとか。
 その猿は以前お寺で悪さをして小坊主に捕まったのを
 帰ってきた住職が助けてあげたことがあったという、
 典型的な恩返しパターンのお話です。
 
 JR「東中野」駅の北西、
 早稲田通り沿いに沢山のお寺が並ぶ寺町の一角。
「松源寺」はこの門前に立てられた猿の石碑により、
「さる寺」の愛称で親しまれています。


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taishin


 耐震補強工事で
 鉄筋の筋交いを外側に追加した建物を
 よく目にします。
 無骨な鋼材が大きく窓にかかったりして
 見た目はあまり良いとはいえませんが、
 地震に対する強さは信用できそう。
 
 この新しいビルは始めから
 普通は隠れて見えない“耐震性能”を
 敢えて表面に出してアピールしています。
 地震への備えには自信がありますといっても
 なかなか信用してくれなかったから?
 ※そういえば東日本大震災の時、あの“ア○ハ物件”はどうだったのでしょうネ~?


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shiramatu

 
 “迷彩”はの目を欺く
 “カモフラージュ”の一種で、
 その色と模様で周囲の風景に
 溶け込む事が目的。
 
 で、この木は「迷彩パターン」を使って
 何に溶け込みたいの?
 
「聖徳記念絵画館」の前庭にある、
『白松(しろまつ・別名:ハクショウ)』という木。
 自然に樹皮が薄く剥げ、こんな模様が現れます。
 国内ではなかなか見られないほど貴重ですが、
 中国では神聖な木として
 王宮や寺院などに多く植栽されているとか。

 でも「古いな~! “カモフラ”はれっきとしたファッションだよ~」と
 言われてしまうかも?!



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NGHQ


 BGM ETC NGO CEO TPP NEC LED JRF USB JRA ATM BBC IMF AGF MMF

 MLB GDP GNP WWF ISO ABS UCC NTT NHK TPO AKB NMB SKE SDN HKT JKT ・・・・
 
 アルファベット3文字に略して
 表記できるものは一体どれくらいあるのでしょうか?
 17,576(26の3乗)の組み合わせのうち、
 2,704個に意味が有るという分析も・・・。
 その中には【TNP(低燃費)】や
【TKG(玉子かけご飯)】なんてのも入っていますが・・・。
 
 ここは日比谷「第一生命館」(DNタワー21)、
 戦後【GHQ】に接収され
 総司令本部として利用された場所。
 3文字アルファベットの中では【DDT】や【SKD】【PTA】などと並んで
 相当の年代ものだと思われます。
 【GHQ】は、General Headquartersの略だそうです(^_^;)


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 駅前のロータリーに【オブジェ】は定番ですが、
 その中でも“不思議さNo.1”は
「池袋」駅東口に立つこの彫刻では?
 
 二人の女性がエビぞって
 “踵”と”オデコ”だけを接してバランスを取っています。
 
 フランスの彫刻家ルイ・デルブレの作品「大地の像」で、
 “愛”と“自由”を表現しているとか。
 設置当時(1972年)の周りは
 待ち合わせに使われる公園だったようですが、
 今はタクシーが連なる道路となり
 彫刻は近づけない“離れ小島”状態。
 
 ずっと前から気になっていたので
 思い切って道を横断して撮影してみました。
 近づくほどにその「個性的なポーズ」は
 “不思議”さと“恥ずかしさ”が倍増。
 遠くで眺めているだけじゃ、もったいな~い!


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