大通りから一本入った「新宿」の閑静な住宅街に、
「四谷怪談」で有名な登場人物“お化け”の【お岩さま】ゆかりの
「於(お)岩稲荷田宮神社」がありました。
しかし実在した【お岩さま】は
この神社を信奉していた田宮家の嫁で、
その信心が報われ
傾いていた「田宮家」が復興したという
ハッピーエンドなお話だとか。
どこにも“お化け”のかけらもありません。
それが江戸後期、
有名だった【お岩さま】の名前だけを拝借して
「東海道四谷怪談」なる芝居が書かれ大当りしたため、
迷惑なことに“お化け”の【お岩さま】が
できあがってしまったのだとか・・・。
ご本人にしてみれば
ホントに「うらめしや~」なお話。
この神社の斜め前には
何故かもう一つ「於岩稲荷」を名乗る
「陽運寺」というお寺があります。
ここに来た人は100%確実に戸惑うのでは・・・。
明治の時代、
中央区に移転した「於岩稲荷田宮神社」の代わりに
「陽運寺」が「於岩稲荷」を名乗りますが、
昭和27年に「於岩稲荷田宮神社」がこの地に再び戻ってきたため
こんな訳が分からない事になってしまったようです。
どちらも「私が本当の【お岩様】だ!」という
強烈なアピールを端々で感じ、
お互いに「うらめしや~」な関係みたい。
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