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17年半ぶりに釈放…足利事件第二の被害者を生んだ冤罪

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口コミ指数(Bas)は、ブログの中でどれぐらい出現したかを表す独自指標です。
1990年栃木県足利市で起きた女児殺害事件。翌年容疑者として逮捕された男性が無期懲役の刑を服役していたが、改めてDNA鑑定をした結果、無罪が濃厚となったため、実に17年半の時を経て6/4に釈放された。
DNA再鑑定の結果が発表された4/21、鑑定書が東京高等裁判所に提出された5/8以降、この事件について語られるようになったが、釈放された6/4に大々的に報道されたため口コミ指数は急増した。釈放当日以降、この男性が多くのメディアに出演したこともインパクトを強め、反響が大きくなっている。釈放から1週間あまり経ち、口コミ指数の数値が落ち付いてきているが、6/10に最高検察庁が、6/11に栃木県警が謝罪したことを受けて、話題は続いている。

釈放直後のブロガーの反応は

「約20年なんて想像を絶する」
「人生の大半を無駄にされて…この責任は誰が取るんだ」


など釈放されるまでの長い歳月についてのコメントが多く、状況を自分に置き換えて考えていた人もいた。同じく多かったのは

「警察・検察が許せない」

と冤罪を生み出したことに怒りを表している書き込みだった。さらに6/10と6/11の検察・警察の謝罪について

「彼らは誰に向かって謝ってるのか?」

と直接男性に謝罪しなかったことへ批判が寄せられている。
また、男性が一度“自白”をしていたことから

「警察の取り調べって怖い」
「今拘留中の人も冤罪ってあるんじゃないかな」


と自白の強制や容疑者のでっち上げに疑惑を向けたコメントがあった。
同じくブロガーが気にしているのは

「真犯人はいまどこに?のうのうと時効を迎えているなんて」
「被害者の女児の遺族にとっては何も解決していない」


という事実。足利事件は発生から20年、冤罪被害者を生み出してなお続いているのである。

そんな中、

「裁判員制度が司法を変えてきているのか」
「今回のような事件こそ裁判員制度が発揮されるのでは」
「人を裁くのって難しい。裁判員になったらどうしよう」
「今回の過熱した報道を見るとマスコミに踊らされる印象。裁判員制度が機能するのか不安」


とスタートしたばかりの裁判員制度に関する書き込みが目立っていた。足利事件の悲劇は改めてその意義を考えるきっかけとなっているようだ。

(2009年6月16日)