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薬の買い方が変わった改正薬事法。その評判は?

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口コミ指数(Bas)は、ブログの中でどれぐらい出現したかを表す独自指標です。
改正薬事法が施行されて1ヶ月が過ぎた。インターネット等の通信販売で購入できる薬が規制されることや、コンビニエンスストアなどで大衆薬の販売が認められるなど、今回の改正は大きな話題となっている。そのほか、第1類医薬品(その副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害が生ずるおそれがある医薬品のうちその使用に関し特に注意が必要なもの)を購入する際には薬剤師から書面で説明を受けることが必要となったり、薬の買い方が大きく変わった1ヶ月間だったが、口コミ指数では施行された6/1前後は増加したものの、それ以降はあまり多くない。話題が落ち付いていることから混乱もないかと見受けられたが、口コミの内容を見ると、そう簡単にはいかないらしい。

生活者からすると
「コンビニに薬を置くなんて、いつでも買えるのが嬉しい」
「スーパーとかそれぞれの店で値下げ商戦とかあるんじゃないかな」

と期待された部分もあったが
「近くの店では売る気配なしですけど?」
とあるようにコンビニでの販売はまだ実験段階なので、便利さを実感できるのはもう少し先になりそうだ。

第1類を購入する際に薬剤師の説明を受けることに対しては
「今までブランドとかで買ってましたが、安全性が高まりますね」
という評価があったが、実際購入するとなると
「説明を受けてください、と薬剤師のカウンターに案内された。説明なんて、面倒くさい。同じ面倒なら病院に行くかも」
という声も。そして
「薬剤師さんに説明してもらおう!と意気込んで行ったものの、しどろもどろ…まあ、急には無理だよね」
と店側がまだ対応できていない様子も窺えた。

そんな薬局、薬店、ドラッグストアは
「第1類が売れないので、店が暇になってしまいました」
「薬剤師の先生が帰ってからは、第1類は販売できないですがお客さんに説明しても納得してもらえず、つらいです」

と打撃を受けている模様。生活者側にとってもシフト等で薬剤師がいない場合、第1類の購入ができないという事情はわかりにくいようだ。チェーン展開をしているドラッグストアなどは第1類を置いている店と置いてない店があるので、これも混乱を招いていそうだ。

通販での販売規制は、それに反対する署名活動などで施行前から大きな話題となっていたが
「『第2類は購入履歴がある方のみ、購入できます』と記載しているのに、注文がやみません」
というネットショップのコメントがあり、まだ認知されきれていないようだ。

今回の改正で苦労が目についたのは、妊娠を望む人が使用する「排卵日検査薬」が医療用医薬品となり、調剤薬局や病院でしか手に入れることができなくなったことだ。
「仕事してるのに、病院に行けってこと?少子化で子供を産めっていってるくせに、なぜ?」
「不妊で必要としている人が多いってこと、お役人にはわからないのかな」

と不満が爆発、さらには少子化対策が産んでからのことばかりという政策批判が続いていた。

今回の薬事法の改正、まだまだ議論の必要がありそうだ。

(2009年7月10日)