あぁ、またまた久しぶりの投稿になってしまった・・・。
今年こそは、子どもたちの成長と私自身の成長の記録として
もうちょっと書いていけるようにしたいな。。。
と、反省はここまで。
先日、次男を引き連れて便秘外来を受診してまいりました。
あとでレントゲン写真載せます。
苦手な方は戻るボタンで逃げてください。
かれこれもう何か月、いや、何年単位でまともな自力排便がない次男。
でない時期が続くとその次は溜まりに溜まった便がすこーしずつ継続的に出てきてしまう時期が来ます。
そうなると、常に少し便で汚れている状態になって、オムツが欠かせなくなってしまいます。
浣腸しても、スルリと出るとは限らず、そこにある便の塊が、出そうになったり引っ込んだりを繰り返して
結局でないままになってしまったり、そもそも、浣腸するとその後半日くらいは
いわゆる「しぶり腹」のような状態で、ゆるい便が続いて本人もぐったり。
そして、幼稚園から帰ると浣腸されるかも・・・という恐怖心から
幼稚園の帰り道からパニック様に泣くこともあったりで
そんなこんなでこのままでは色々日常生活に支障をきたしすぎる
ということで、すがる思いで超有名な先生の外来に予約をいれたんです。
さすが有名な先生だけあって、予約は3ヶ月待ちでした。
そして、ついにその日がやってきたのです。
(病院にたどり着くまでの諸々の話をし始めると長くなるので、今日は診察の話だけにします)
わかってはいましたが、病院の玄関口から大泣きです。
迷惑なぐらいの大泣きです。
大荷物かかけて、次男を担いでなんとか外来までたどりつきました。
問診票を書いてるあいだも、横で暴れながら泣いてる様子をみかねて、素敵な女性が
「何かお手伝いできることはありますか?」と声をかけてくださって、本当にそのお気持ちがありがたかったです。
本当に迷惑以外の何物でもないという状態だった次男のことを、誰も責めずに
周りのかたがみんなあたたかく見守ってくださったのが救いでした。
問診票を提出して、まずはレントゲン。
そのあと診察。
有名な先生で、子どもの便秘も扱っていらっしゃるので、子ども連れの診察のかたも多かったです。
で、問題のレントゲン。
見た瞬間、やばいと思ったけど、先生からもこれは大変ですよと言われました。
とりあえず、直腸に溜まってる量が尋常じゃない。
腸管が拡張しすぎてる。
とりあえず、このまま浣腸して出ればいいけど、出なかったらこれは大変です。
と先生もおっしゃってました。
溜まってるだろうとは思ってたけど、私の予測をはるかに超える量の便が次男のお腹には溜まってました。
泣き叫ぶ次男を抱えて処置室にはいって、浣腸60ml。
普段は30mlの全量も使わないので、いつもの倍以上の量でがんばりました。
しばらくすると、あきらかにオムツの中が膨れている。
出た!!!
ものすごい量が出た。
とほっとしたのも束の間。
オムツを替えて、出た量をみてもらい待ち合いで待ってると、先生登場。
かなり出たんだけど、でも、あのレントゲンの量を見るともっとでるはずなんだけど、どう?
マジですか!?
次男に聞いてみたけど、もうでないと。。。
仕方がないので、再度処置室にはいって浣腸60ml。
さっき出たのが嘘かのように、またまた出ました!
看護師さんも、こんなちっさい体によくあんなに入ってたね。
がんばったね。しんどかったでしょ。と褒めてくださいました。
再度レントゲンを撮って、便が排出されていることを確認して診察は終了でした。
(もちろん色々指導なども受けました)
とにかく、直腸に溜まりすぎてることで、腸管が伸び切ってしまっているのが今の一番の問題。
2~3日毎に排便がなければ浣腸をして、便をためないようにしないと
伸びた腸にはすぐにまた便がたまってしまう。
排便しやすいように、内服と、毎日のマッサージとトイレでいきむ習慣をということでした。
内服はモビコールという新薬のお薬を出していただきました。
リンゴジュースで飲むと飲みやすいからねと教えていただいたのですが
リンゴジュース好きじゃないんで飲めませんとは言えませんでした(笑)。
正直、今通っているクリニックと指導される内容はそれほど変わりなかったかな
という感じですが、行ってよかったとすごく思っています。
なぜなら、次男自身の便秘に対する意識がすごく変わって、いい動機づけになったからです。
今回の受診で、自分のお腹が大変なことになっているんだと次男なりに思ったようで、
大嫌いな薬も、先生と約束したからと前向きに飲んでくれてます。
(1包を60mlで溶くので、ジュースの中で唯一飲めるオレンジジュースを少し水で薄めて
そこに薬を溶かして飲んでます。)
毎朝、出ないなりにもがんばってトイレできばってます。
受診後、まだ自然排便には至りませんが、2~3日毎の浣腸も泣きながらなんとかがんばってます。
浣腸の量を60mlに増やしたことと、内服がある程度効いていることもあってか、
浣腸後するりと大量に排便できていて、出たあとはすっきりという感じなので
浣腸の後半日ぐったりすることもなく、本人の心身の負担も小さくなったようです。
(ただ60mlは子どもには多いので自己判断で使用するのは絶対やめてくださいね。)
では、最後に問題のレントゲン写真を載せておきます。
赤線で囲って斜線が入っているところがすべて便です。
浣腸で出たのでよかったですが、ここまで溜まってしますと、
浣腸で出ない可能性もあり、そうなると麻酔下で処置が必要になります。
たかが便秘されど便秘。
全然たかがじゃありませんよ