終わりよければすべてよし | あしたてんきになぁれ

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好きなもの、好きなこと、好きな人・・・たくさんの好きに囲まれて元気に笑って過ごしたい。でも、時には毒を吐くこともあれば、うつむいてしまう日だってある。でも最後はやっぱり笑いたいから、今日は雨が降ったとしても、明日は天気になりますように

先週の土曜日、次男の七五三詣りに行ってきました(満5歳)。

 

準備段階からいろいろとあったので、とにかく最後、みんなが笑顔で終えられたことに

ほっとしています。

 

 

まず、日にちを決めてもろもろの段取り。

長男がスポ少で野球をやっているので、基本土日は野球。

その中で、お休みしても支障がない日とみんなの予定をすりあわせる。

候補日を何日かあげ、その中で写真館の空いてる日をきいてみて、

日にちを決める旨を義母に連絡。

みんな(わたし以外)仕事があるので、平日に前撮りとかはせず、

写真撮影してもらってそのままお詣りに行くスタイルです。

幸い候補日の中で写真館の予約もでき、決定日時を義母に報告。

 

そしたらなんと、「違う写真館にしない?」と。

候補日が決まって連絡したときに、この中で○○写真館にあいてる日を確認します。

と連絡をしたときには何も言わなかったのに、予約をいれたと連絡してからのコレ。

何やら、長男の七五三のときもここだったし、毎回おなじところで同じような構図の写真ばかりより

ちがうところにしようということらしいです。

言いたいことはいろいろありましたが、そこはぐっと飲みこんで別の写真館の予約にこぎつけ

最初に予約していた写真館には丁重にキャンセルの連絡をさせていただきました。

 

日が決まったら七五三の日に向けて、次男のコンディション作り(笑)。

長男の写真を見せて、着物を着るイメージを付けながらテンションをあげてもらう。

産着の仕立て直しを呉服屋さんに持っていくときも一緒に行って、「自分の着物の準備」

という意識づけ。(採寸のために連れて行く必要もあったのですが)

前日も、仕上がった着物を見せて、これを着るんだよ。

ママは着せてあげられないから、着付けの女の人が着せてくれるからね。

その後みんなで写真を撮ってお詣りに行こうねと説明。

 

と、ここまではよかった。

 

当日朝、義母宅に、義母と前夜から義母宅にお泊りをしている長男を迎えに行って

一緒に写真館に行く予定だったのですが、出発する時間になって

今起きたと連絡が入り、写真撮影が終わったら連絡してくれたら、神社に向かうのでそこで合流しようと

電話がかかってきた。

そうなってしまうと、家族写真が撮れなくなってしまうので、

とりあえず、写真館に行っても着付けやらなんやらして、先に次男の写真を撮って時間を稼いでおくので

なるべく早く写真館に来てもらうよう話をつける。

 

寝坊したのは義母ではなくて長男なのはわかっていたのですが、正直、たたき起こしてでも

時間に合わせていただきたかったというのが私の本音。

 

なぜならそこから次男に不穏な空気が流れ始めたから。

 

義母宅に義母と長男を迎えに行くと思っていた次男は、義母宅に寄らないことを知り

ばあちゃん家に行きたかったのに、、、。ばあちゃん家に行きたい。

とちょっと嫌なスイッチが入りかけてしまいました。

そして、義母宅に寄らなかった分、主人にはちょっと周り道をして時間を合わせて欲しいと言ったのですが

結局かなり早めについてしまい、次男の気分もまだ持ち直していない状態で

主人はタバコ休憩にドロップアウト。一応気分回復を狙ってか、次男を車の運転席に座らせて姿をくらましたのですが、

ここからがもう大変。

10分前になっても主人は戻ってこず、時間だから行こうと次男に行っても運転席が楽しくて

「嫌だ」の一点張り。チャイルドシートの三男は退屈でぐずぐず。

とりあえず、三男を抱っこして次男を説得。

次男は説得に応じるどころか、いやいやスイッチ発動。こうなるともう説得とかいう次元じゃなくて

何を言っても、何をしても、もう嫌いやイヤ!

着物着るのもいや、お詣りもいや、車降りるものいや、もう全部イヤ!

そこへ主人再び登場。三男を主人に預け、とりあえず次男を車から降ろす。

はい、号泣。

そのまま抱っこで写真館へ。

 

写真館の中に入ってしまったらあきらめてくれるかと思ったけど、そんなうまくいくはずもなく

帰りたいと号泣。スタンバイしていた着付けの担当者とカメラマンさんも困惑。。。

とりあえず、おもちゃなどを出してくださり、機嫌をとってみるも全然効果なし。

しばらく抱っこをして落ち着く気配なし。

ちょっとかわいそうだけど、スイミング方式で無理やりでもやってしまえばなんとかなる

ってことで、なんとか上の服を脱がせてみたものの、さらに泣かせただけで着物には袖を通してくれず、

シャツ1枚で号泣。。。

 

そして、一連を傍観していた主人が

「こんなん無理やろ。キャンセル料払って帰ろ」と、若干キレてる。

そして義母に「泣いて無理やから帰るわ。もう来んでいい」と電話を始める。

その様子を見て次男が焦ってるのがわかりました。

正直、わたしも途中、こんなに泣いてるならもうやめようかなと一瞬頭をよぎったのですが

こうなってしまった今、ここでやめたら「できなかった」「パパが怒った」それで終わらせるわけにはいかないと必死でした。

どんな形でもなんとか成功体験として終わらせなければと

「大丈夫だからちょっとだけがんばってみよ」と説得を続けると、やっと「うん」とうなずいてくれました。

 

慌てて主人は義母に「やめるの中止」と電話をし、ズボンは脱ぎたくないとごねたので、

袴の下はズボンをはいたまま、もちろん足袋も履かずに靴下のまま、それでもなんとか着付け完了。

それでもまだイヤイヤスイッチは切れてないので、お腹がキツイとかなんとか理由をつけては泣いてる次男。

ちょうどそこに義母と長男が登場。

まだまだ次男は泣いてましたが、泣き顔になってもそれもまた思い出ってことで、

私が次男を抱っこして強行で写真撮影開始。

 

すると、まぁなんということでしょう。

フラッシュを浴びることで彼の俳優魂に火が付いたのか(笑)、気が付けば涙がとまり笑顔が見え始め、

私の抱っこからおりて、ひとりでポーズを決めたり最後はノリノリにて終了。

本当は中庭で撮影してもらったりもできたのですが、なにせ準備に時間がかかったので(涙)

スタジオのみで撮影してもらい、すっかり袴姿が板についた次男はそのままお詣りに行くこともあっさり了承。

ノリノリのままお詣りを終えることができました。

 

いろいろツッコミどころが満載で

(突然キレた息子から電話がかかってきた義母は、後でなんでお前がキレるんやといってましたが、

私に言わせればあなたもたいがいやらかしてましたよって感じでした。

しかも自分が登場してから次男の機嫌が持ち直したと思っているポジティブシンキングにびっくりでした)、

どうなることかと思ったけど、終わり良ければ総て良し!なにより次男が七五三楽しかったと言ってくれてよかったです。

 

祝、七五三。