日本は今や、世界中が認める
軍事大国になっていることを、
日本国民のどれだけの人がご存知でしょうか。
今年の予算でも5兆円超、
総予算の6%弱の防衛費という名目の
軍事費がとられています。
大型ヘリ母艦やイージス艦等
強力な艦艇に周辺諸国は脅威を抱いてきました。
日本の歴史認識で侵略戦争という概念が
少しでも揺らごうものなら過去の戦争で被害にあった
周辺諸国が、たちまち猛烈な避難をするのは
そうした武力の背景があるからです。
それでも世界が日本を軍事大国と言わないのは、
憲法によって軍事力を持たない国であることが
明記されているからです。
憲法改正が、どれだけ重要な意味を持つかを、
改めて確認する必要があるのです。
これだけ強大な軍事力を持ってしまった日本。
それを許すことになった原因は、
日本をとりまく軍事的緊張感の演出による、
国民の危機意識を煽ることにあります。
例えば尖閣諸島は日中での継続対話となっていましたが、
当時の都知事に煽られた時の首相が
一方的に公式の場である国会で
日本の領土と宣言したことに中国が反発し、
尖閣諸島周辺でデモンストレーションを行うことになりました。
話し合うことで合意していたことを
日本側が一方的に廃棄したのですから、
中国の行動はむしろ当然なのです。
また、北朝鮮のミサイル(ロケット)発射実験についても、
金正日体制下ではロケットとしていたものが、
金正恩体制下ではミサイルとしていますが、
ロケットもミサイルも弾頭部分に
爆薬を搭載するか衛星を搭載するかの
違いがあるだけです。
事実として、発射したミサイルと称するものから
地球を撮影した画像を公開しましたが、
これは明らかにミサイルではなく
衛星ロケットの類であった事を示しています。
北朝鮮のミサイル技術と称されるものが
短期間でかなりの進歩を遂げているとされていますが、
そうだとすると、裏で技術支援をしている国、
それも表面上は敵対を装っている国が
技術支援をした結果である可能性が否定できないのです。
北朝鮮が軍事的脅威だとすると、
一日も早く日朝国交正常化を期すべきですが、
そのような動きが全く見られないのは、
今はその必要がないからに過ぎません。
むしろ国交正常化をしてしまって
軍事的緊張感がなくなってしまうことを
恐れている証左でもあるのです。
5兆円を超える防衛費の半分でも
福祉予算に振り替えれば
どれだけの人の生活が救われるのか。
それが具体的に分かっているからこそ、
本来不当な防衛予算を正当化するために
日本を取り巻く周辺危機をとりわけ強調しているのです。
日本は欧米諸国から最新兵器を購入しています。
その見返りに、貿易赤字には目をつむっている。
そんな裏事情があるので、
北朝鮮のミサイル発射実験に対して
一致した世界世論を形成しています。
しかし北朝鮮等の軍事的緊張感は
利害関係諸国によって形成された
幻の脅威であることは
心ある日本国民は知っておく必要があります。
幻影に踊らされた時、
破滅への道を進んだ
日本の過去の歴史を
二度と繰り返さぬよう
国民が賢であるべき!
誤った歴史は繰り返してはならない。
今の日本が誤った歴史を
繰り返そうとしている現実は
次回お話します。