園の弁護士へ向け、

再度「報告書」ではなくとも「事故について記した書類」があるはずと、

その写しを要望してみました。

 

 

①「園内・外事故発生記録書」という名称の記入用紙

  (スポーツ振興センターの保険申請のための記入用紙)

 

②「事故報告書」という名称の記入用紙

 

はありましたが、

所在不明事故は記録さえ残していませんでした。

 

上記の2種類の記入用紙は、

怪我をした場合のみ記入しているとの事。

 

「報告書」自体はあるけれども、

所在不明事故は怪我ではないので事故としてさえ扱っていなかったから、

「報告書は書いていない」ということが事実だったようです。

 

主任、事務スタッフの発言の中にも、

その都度発言していたことに齟齬があることが明確になりました。

 

 

 

骨折事故に関していえば、残っていたのは

①の当方が記入したスポーツ振興センターの保険申請のための記入用紙のみ、でした。

当時はこの保険申請書類を事故報告書として兼用していたとの事。

これもまたあまりにいい加減すぎて呆れるばかりです。

 

 

 

結果、

 

・骨折事故は当事者保護者が記入した保険申請書類のみ

→記録さえ残っていないので、事故検証がなされているとは言えない状況

 

・所在不明事故は事故として扱ってさえいなかった

→同じく記録もないので、事故検証がなされているとは言えない状況

 

ということです。

 

 

園外へ出てしまっていても、

交通事故等で死亡する危険性の高い事故であっても、

「怪我がなければ記録は残していない」

ということです。

 

 

あまりにずさんすぎて開いた口がふさがりません。

これでも保護者会の開催も、各保護者への説明もしないそうです。

 

 

また、重ねて現場の人間には聞かずに弁護士へ書面で聞け、とのこと。

今回の報告書の有無や事故の記録がなされているかどうかが分かったのは、

当方がしつこくしつこく現場に聞き、

何度も相手弁護士とやり取りをしたことによってやっとわかったことです。

 

ここまでしなければ園が事故を記録しているのかいないのかさえ分からないのは、

園が説明を避け、明確に返答しようとさえしないのは、

保護者から見て異常な安全管理体制ではないでしょうか。

 

 

 

 

…とはいえ、本当はある報告書をないものとしている可能性も、

なくはないと思っています。

そう思うに至るほどに、園側の説明には疑問を抱いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

園の弁護士からの「報告書はない

との回答を受け、

 

園の主任と事務職員の方へ、

再度「以前園長の子息へ渡していると言っていた、

事故の報告書は出していないのか」聞いてみました。

 

結果として「報告書」といったものはない、と。

 

事故の報告はしているし、

事故についてその都度記入している用紙はある。

 

けれども「報告書と呼ぶ書類」は、ない。

 

 

との返答でした。

 

「報告書」とされる書類はないそうなので、

その部分は訂正し、誤った情報を載せましたことをお詫びいたします。

 

 

再度「報告書」ではなくとも「事故について記した書類」の写しを要望してみたいと思います。

 

 

まさか骨折事故や、その後の対応、

また所在不明になって園外の交通量の多い場所で保護されたことを、

事故として記録していないとは思えないので。

 

 

 

 

園内で事故や問題が起こったとき、

中野区の条例では、「苦情を受け付ける窓口」を設置しておくように、

と定められています。

また、その苦情の内容も、記録しておくように明記されています。

 

 

 

我が子が通う中野区のこども園では、

明確な「苦情の受付窓口」はありません。

 

折に触れ保護者会等で、

「何かあれば園長か主任に」といった発言はありましたが、

では園長や主任に向け何か意見をするとどうなるかというと、

職員室の他の保護者に聞こえない場所で、

園長、副園長(前園長)、主任に囲まれ意見を抑え込まれます。

 

父母会について、

遠足時の保護者の待機場所の問題について、

事故対応について、

色々と意見してきましたが、

どうなったかと言えば、

過去のブログをお読みいただければお分かりいただけるかと思います。

 

https://ameblo.jp/butterflyeffect-01/entry-12354323319.html

 

https://ameblo.jp/butterflyeffect-01/entry-12354628652.html

 

https://ameblo.jp/butterflyeffect-01/entry-12355304611.html

 

https://ameblo.jp/butterflyeffect-01/entry-12365445696.html?frm=theme

 

 

実は、私の他にも、同様に園へ意見した保護者もいるそうです。

内容はご本人に許可を取っていませんので伏せますが、

同じように園長たち複数人に囲まれ、

他の保護者に見えないように対応がなされたそうです。

 

お話を聞く限りでは、

その件も保護者全体へ向けて説明があってしかるべき問題でした。

 

どんなに大きな事故や問題があったとしても、

他の保護者には知らされることがありません。

 

 

では集団で意見したら?

と思われる方も多いと思います。

 

 

ですが、父母会について書いたページをご覧いただければわかるかと思いますが、

保護者の間でも意見が言えない空気が作られています。

 

例えば、父母会について何人かの保護者へ向けて、

園へ意見を上げないかと相談したこともあります。

園とつながりが強い役員経験のある保護者たちだったということもありますが、

返ってきた言葉は、

「そんなの入園前に知らなかったの?」

「園ともめるのって子どもがかわいそうじゃない?」

「ごめん、目立ちたくないんだよね」

「目を付けられたら、子どもが心配だから協力できない」

などなどでした。

 

 

それではと、入園前のフラットな意識の保護者の方々に問題を知ってもらおうと、

入園説明会の日にビラを作って撒けば、男性の先生方に囲まれ、止められました。

 

ビラは園内で当方には内緒で回収され、

勝手に廃棄されていました。

 

 

父母会等で意見を言うことも、もちろんできません。

会長含め役員は全て園が勝手に決めていて、

総会もなければ委任状もありません。

 

役員が何をしているか活動報告も何もないので、

実態さえも分からないような運営です。

 

前々会長、前会長から返ってきた言葉は、

「父母会ってそういうのじゃないんだよね」でした。

 

 

保護者が意見を言えないような体制が、徹底的に作り上げられています。

 

 

この点も、園の弁護士へは問題点として指摘しました。

返答は、「本園の父母会の運営方法を踏襲した」といったものでした。

 

しかしながら、本園では総会が開かれ、

少なくとも一保護者でも意見が言える場が整えられています。

また、分園のこちらのこども園では曖昧な会計報告等も、

本園ではしっかりとなされていると聞いています。

 

 

諸問題について、園は他の保護者へは報せません。

弁護士からは、発信をやめるように「お願い」が来ています。

 

園が今するべきことは、保護者たちへ問題を開示し、

真摯に対応の改善に努め、その結果を報告することなのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

園の弁護士へは、以下のような手紙を送りました。

 

 

 

 

骨折事故等についても合わせて、

報告書を求めたものです。

 

また、園の「事故発生防止のための指針」の写しも求めました。

 

 

返ってきたのは、↓こちらのブログページでも書いた通り、

 

責任の所在がはっきりする部分には頑として答えようとしない内容ばかり。

 

その上、

「事故の報告書自体ない」

「事故発生防止のための指針」は作成もしていない、

といった答えでした。

 

https://ameblo.jp/butterflyeffect-01/entry-12408557760.html
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

骨折した際に整骨院へ連れていかれた事故については、

これまでこちらに書いてきました。

 

次は、保育時間中に起こった所在不明事故です。

 

第二子が年少、当時4歳になったばかりのころです。

保育時間中に園外へ抜け出したことに園が気づかず、

車通りの多い道で保護されたことがありました。

 

保護された場所にある交通看板です。↓


 

その日私はいつも通り、お迎えの時間になるのを自宅で待っていたわけですが、

同じ園に子どもを通わせる保護者の方から、スマホに着信がありました。

出てみると、道端で第二子が制服で一人で信号を渡っていて、保護した、とのこと。

 

驚いてその場所に走って向かうと、

電話をくれた保護者の方はもういなくなっており、

担任の先生と子どもが歩道の端に座っていました。

 

その場で謝罪を受け、子どもも私も気が動転していたこともあり、

ひとまず自宅へ帰りました。

後日、担任から再度の謝罪があり、

二度と起こらないように対応するとの話を受けました。

 

 

ですが。

 

 

確かその2週間ほど後のことです。

いつも通り園へ第二子を迎えに行ったところ、

子どもが見つからない、ということがありました。

 

主任が園内を探し回り、

私は園の外を走り回って探しました。

 

以前保護された場所へも走りながら、

もし今度は車にはねられていたら、と、

冷や汗をかきながら大声で名前を呼びながら、探しました。

 

ですが見つからず園へ戻ると、

園内のいつも使っている部屋とは別の部屋で、

空手教室に交じって遊んでいたことが分かりました。

 

 

その場で主任から何度も何度も謝罪を受けました。

後日も謝罪を受け、再発防止に努める、

特に第二子には注視していくとのことで、

ひとまず引き下がりました。

 

大きな、大きな不安が残ったのは言うまでもありません。

再度、転園も考えました。

ですが中野区内の近隣の幼稚園は、

その枠を奪い合うような現況です。

 

年長児の第一子もおり、

年少児の第二子と2人まとめて転園させる…。

 

ワンオペ育児の中で双子の乳児を見ながら、

転園先を探す気力も時間も体力も、

正直その時にはありませんでした。

当時は睡眠時間もとれておらず、

考えることを放棄してしまったのが事実です。

それを今、とても悔いています。

 

 

その後は幸い同じようなことはなく、

卒園を迎えることができました。

 

 

その後も、

事故原因の説明、

対応の改善がなされたのか、

今現在も同様な事故は起こっていないのだろうか。

園側から知らされることはありませんでした。

 

 

この件も対応はどうなったのか。

子どもたち全員が卒園する前に、

担任の先生たちと主任、園の弁護士へに確認してみることにしました。

 

https://ameblo.jp/butterflyeffect-01/entry-12408524992.html

 

口頭にて、

・事故原因の説明

・対応の改善がなされたのか

・今現在の体制はどうなっているのか

 

聞いたことに対する返答がこちらです↓

 

 

内容としては、プールについてや門扉の設備の話などに終始しています。

率直に、求めていた答えが書かれたものではありませんでした。

 

長文にはなっていますが、

プール等、今回の問題とは関係のない事柄への言及ばかり。

 

事故当時、誰が、どの場所で、何人体制で、何人の子どもたちを見ていたか、

実際に事故後に人員配置等が変わったのかどうか、

具体的な説明がなされることはなく、

門扉の設備の説明や、本件とは関係のない説明ばかりとなっています。

 

第二子の保育時間中に起こった所在不明事故については、

一度ならず二度起こっています。

 

園外に出るか出ないかといった問題のみならず、

先生が園児の居場所や行動を把握できているかどうかが、

今回の問題の根幹にあります。

 

弁護士からの回答には門扉の設備のことは書かれていますが、

園内にて保護された際の所在不明事故には効果のない対応です。

 

また「見守り体制を強化し」とありますが、

どういった問題に対し、どこに何人増やした、などの説明はなく、

ひどく曖昧なものです。

 

 

この点につき今度は具体的に、

園が事故が起こった際に控えているはずの、

報告書の写しを求めることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

https://ameblo.jp/butterflyeffect-01/entry-12408551104.html

続きです。


事務員の方、主任から、

「事故の報告は園長の子息へ提出している」

という返答を受け、

 

 

 

園の弁護士へ向けて、

 

①現場の担当者より園長の子息へ提出している報告書

の写しがほしい旨を伝えました。

 

また、

「中野区特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例」

第32条 特定教育・保育施設は、事故の発生又はその再発を防止するため、次に掲げる措置を講じなければならない。(1) 事故が発生した場合の対応、次号に規定する報告の方法等が記載された事故発生の防止のための指針を整備すること。」

を基に、

②園で作成されている「報告の方法等が記載された事故発生防止のための指針」

の写しを求めました。

 

 

合わせて、入園する際には渡された覚えがなかったもので、

「第5条 特定教育・保育施設は、特定教育・保育の提供の開始に際しては、あらかじめ、利用の申込みを行った支給認定保護者(以下「利用申込者」という。)に対し、第20条に規定する運営規程の概要、職員の勤務体制、利用者負担その他の利用申込者の教育・保育の選択に資すると認められる重要事項を記載した文書を交付して説明を行い、当該提供の開始について利用申込者の同意を得なければならない。」

を基に、

③「利用申込者の教育・保育の選択に資すると認められる重要事項を記載した文書」

の写しを求めました。

 

 

返ってきた回答書がこちらです。
 

 

 

 

 

①現場の担当者より園長の子息へ提出している報告書

…もとより報告書がなかったことにされています。

その上、以下の条例に違反しているおそれがあります。

 

第32条 特定教育・保育施設は、事故の発生又はその再発を防止するため、次に掲げる措置を講じなければならない。

(抜粋 3 特定教育・保育施設は、前項の事故の状況及び事故に際して採った処置について記録しなければならない。

 

 

②園で作成されている「報告の方法等が記載された事故発生防止のための指針」

…事故発生防止のための指針を作成さえしていなかったことが分かりました。

 

 

③「利用申込者の教育・保育の選択に資すると認められる重要事項を記載した文書」

…「あなたの時にはその条例の施行前だから渡してないよ。これから作り直すよ」

 (多分作成もしていなければ渡してもない状況は変わっていないであろうと推測)

 つまりは今まで当方から園へ向け、説明が不十分だと言ってきた部分は、

 やはり何も説明がなされないまま入園手続きが踏まれてきたということです。

 

 

 

 

「事故発生防止のための指針」さえ作成されていない、

その状況下でこの事故は起きました。

 

このような状況は、

もしかすると我が子の通うこども園だけのことではないかもしれません。

 

今までも行政には相談してきましたが、はっきりとした対応はとってくれていません。

近日中に、改めて現状を伝えます。

 

 

https://ameblo.jp/butterflyeffect-01/entry-12408524992.html

続きです。


園の弁護士からの返答を受け、

結局のところは原因究明はなされていないことが分かりました。

 

このままではらちが明かないと考え、

当時我が子を整骨院へ連れて行った事務員の方へ、

当時の状況を聞くことにしました。

 

また、連れていく判断をしたと思われるご本人は、

緊急時対応等の勉強もされているはずの幼稚園教諭の免許をお持ちか、

聞くこととしました。

 

加えて、こういった大きな事故の報告は行政へ上がっていないのか、

確認することとしました。

 

 

 

事務員の方の返答は、

 

・免許は持っていない

・事故当時の状況は、責任問題もある上、今現在は昔のことなので詳しくは返答できない

・事故の報告書は作成の上、園長の子息へ渡している

 

とのことでした。

 

 

 

 

同時期に、現在園へ通っている双子の担任と主任から、

運動会で行われる組体操について説明させてほしいとの話がありました。

 

担任の先生方、主任へは、

 

・未だ事故当時の報告は受けていないこと

・怪我そのものというよりも、その後の対応が改善されたのかを知りたいこと

・他の先生たちにも事故の件は知らされたうえで、

 園全体としての事故対応の改善が図られているのかを知りたい。

 (以前、事故のことを他の先生は知らないことを確認しています)

と伝えました。

 

 

 

3人の先生たちからは、

 

・事故そのものの話はしていないが、事故後は怪我をした際の判断は

 園長判断とするようになっている

 

・今後怪我をしたとしても、連絡もせずに整骨院等、

 医療機関以外へ連れていく対応はしない

 

・(主任から)事故の報告書は、園長の子息へ提出し、

 それぞれの事故対応についても話し合う体制に今はなっている

 

という返答を得ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

https://ameblo.jp/butterflyeffect-01/entry-12408521273.html

続きです。

弁護士へ電話をすると、いつものことながらまずは

「書面で」

と言われました。

 

園の安全管理について保護者が園に聞きたいだけのことなのに、

弁護士に書面で聞かなければ答えないような状況はおかしいと抗議し、

口頭でその後の対応を知りたい旨を伝えました。

 

加えて、第二子が保育時間中に園外へ出ていて、

保護された件についても、

その後の対応がどうなったのか聞くこととしました。
(この件は別のページでまたブログを書きます)

 

尚、園の弁護士からは、

回答書などは公開しないでほしいと

「お願い」をされていますが、

公益性の高い情報とし、公開することとします。

 

また、園の固有名詞についても同様に公開しないでほしいとの「お願い」がありました。

この点については、現在通われているお子さん、保護者の方々のご心情を鑑みて、

非公開としたいと思います。

 

もし直接知りたいと希望される方は、
ツイッターのDMにてご連絡ください。

https://twitter.com/kabukabubaby

 

 

 

 

後日、園の弁護士より返ってきた回答書より抜粋です。↓
 

まずは当方からの質問の内容です。

事故当時の状況を時系列で教えてほしい旨を伝えていましたが、

それは除かれたものでした。

 

 

回答です。

 

 

ここで2点ほど、条例違反が明らかになっています。

 

・「事故直後に保護者の〇〇様に連絡がつかなかったこと」とありますが、

 当時、連絡は母親である私のスマホにしか入っていませんでした。

 園へは、父親である夫のスマホの番号並びに職場の電話番号も知らせていましたが、

 夫への連絡はされていません。

 

・「整骨院は正式な意味での医療機関ではありません」とありますが、

 園が医療機関ではないと認識しながらも、子どもを連れて行ったことになります。

 

・「お子さんが腕が動かないと言っていた」とあります。

 またその後の対応を見ましても、

 保護者に連絡が取れずとも、何かしら緊急を要する事態と認識していたことになります。

 

 

中野区の

「中野区特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例」

では、

 

「第18条 特定教育・保育施設の職員は、現に特定教育・保育の提供を行っているときに支給認定子どもに体調の急変が生じた場合その他必要な場合は、速やかに当該支給認定子どもの保護者又は医療機関への連絡を行う等必要な措置を講じなければならない。」

 

とされています。

 

①保護者または医療機関へ連絡を行わず

②医療機関ではないと認識しながら整骨院へ子供を連れて行った

 

2点の条例違反の結果、

骨折が悪化しているというわけです。

 

 

また、読んでいただければわかると思いますが、

事故原因については回答されていません。

 

 

 

 

 

今現在、私には小学生の子どもたちと、

中野区の認定こども園へ通う年長児の双子の子どもがいます。

 

あと数か月で卒園と言うこともあり、

上の子が在園していた際に起こった事故について

園との関りがなくなる前に、対策がどうなったのか確認したいと考えていました。

 

 

 

怪我自体は、よくある骨折でした。

滑り台よりジャンプして飛び降り、

手をついた際に二の腕の骨にひびが入ったというものです。

 

通常、緊急を要する場合には、

保護者に連絡をすると同時に、

医療機関へ連れていく、または救急車を呼ぶなどの対応がなされます。

 

ですが、我が子はその日、なぜか近隣の整骨院へ連れていかれ、

結果、骨折が悪化することとなりました。

 

 

 

 

その日、いつも通り子どもを迎えに行くと、

園の事務職の女性より、

「腕を痛めた様子なので、お母さんに電話をしたけれども繋がらなかったから、

すぐ近くの整骨院に連れて行ったの。

万歳させて手をつないで持ち上げて体をぶらぶらしてみたけど、

整骨院の先生は大丈夫だって言うから。

まあ様子を見てみてね」

といった内容のことを言われました。

 

その時点でも子どもは痛い、痛いと言っていて、

ですが、初めての子どもで大きな怪我もしたことがなかったもので、

不安に思いながらもその日は園の言うことを信じて様子を見ました。

 

その夜、ずっと痛い痛いと泣き続ける様子にやはり不安は大きくなり、

翌日整形外科を受診させました。

結果、二の腕の骨折が分かり、

医師からは、整骨院での対応により骨折が悪化した可能性が高い、

と返答を受けました。

 

 

その日のうちに園の担任には話をし、

園側の対応により骨折が悪化したこと、

保護者に連絡が取れていない状況で、

医療機関ではなく整骨院へ連れて行くのは対応として誤りであることを伝え、

何よりも子どもの怪我を軽視した対応に強く抗議しました。

 

園長からは後日謝罪の電話がありましたが、

その後1か月弱、園を休ませることとなりました。

 

 

 

骨折事故の後、子どもをそのままそのこども園へ通わせることに不安を覚え、

転園できる園を探しました。

 

ですが、時期は6月です。

下の子どももまだ2歳で、当時お腹には双子を授かっていました。

次の園を探すこともままならず、

何よりも園に通いたいと泣く子どもをみて、

不安を感じながらもそのまま通わせることとしました。

 

それを機に、園へは遠慮せず不安に思うことや気になることは強く言うようになり、

以前ブログにも書きました父母会問題等への問題提議にもつながっていったわけです。

https://ameblo.jp/butterflyeffect-01/entry-12365445696.html

 

 

 

話しを戻します。

 

骨折事故の後、園からは、

事故の状況説明も、その後の対応の改善がなされたのかも、

なにも説明はされていませんでした。

 

卒園を控え、他のお子さんに対しては事故対応がどうなっているのか、

全体のこととして園は対応をどうしているのか。

 

最後に確認して、安心してから去りたいと思い、

園長へその後どうなったのかを聞いてみることにしました。

 

 

 

今年の夏休み前のことです。

園長がたまたま園庭にいる際に、話しかけました。

 

結果から言うと、具体的な回答はなく、

返ってきたのは

「整骨院へ連れて行ったのはまちがいじゃない」

「あとは弁護士へ」

という返答のみでした。

 

会話を拒否されてしまったので、
致し方なく園の弁護士へ連絡することとしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も、教育委員会の定例会の傍聴に行ってきました。

 

以前の教育委員会定例会で中野区に新設される児童相談所の情報があったもので、

今回も何か情報が得られるかと思ったのですが、残念ながら今回はありませんでした。

 

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中心となった議題は、新設される学校の教室について。

 

 

現在の固定された黒板ではなく、スライド式にする、

また、全て映像投影もできるホワイトボード化してはどうかとか、

児童の席によって見えにくくなるような今の教室前方左に設置されているモニターではなく、

中央天井部よりおろす可動式のモニターにしてはどうかとか、

電子黒板が導入されることとか、

なかなか面白い提案や報告が得られました。

 

現場の先生の使えるツールが増えることは率直にうれしく思うとともに、

そのための授業研究が、ひとりひとりの先生の負荷とならずに、いい展開になっていくといいな、と思いました。

 

 

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それは別として、気になる点がいくつか。

 

教室づくりにおいて、もっとカラフルなデザインや、

児童が親しみやすいデザインにしてはどうかとの提案が参加委員よりなされました。

 

 

 

実は以前、発達障害を抱えている児童や、そう判断されていなくても、

その傾向がある児童に関して考えたことがありました。

 

その時に見つけたツイート、情報のうち、特に首肯したものがこちら。

 

http://kogusoku.com/archives/6097

 

要するにですが、色々な視覚情報を取り入れたくなくても取り入れすぎてしまう児童にとっては、他の児童にとっては安心や親しみやすさの材料になるカラフルさや形状が、かえって気をそらしてしまったり、集中できない原因になってしまうということです。

 

この視点を入れずに教室を作ってしまうことが、

表面化していないだけの発達障害を有した児童の学習の妨げになってしまうのではないかと非常に気になりました。

 

とはいえ殺風景な教室がいいのかと言えばそうではなく。

 

例えば、

学習に集中するための空間である教室の、特に前方に関してはシンプルな作りとし、学習中に目に入らない教室後方や廊下を含めた学校内におけるパブリックスペースに関しては、今より親しみやすいデザインにするなど、工夫やデザインの差別化のやりようがあるかな、と思えました。

 

 

他にも色覚障害を持つ児童に対しての配慮は、ホワイトボードであっても問題ないだろうか。

チョークひとつをとっても、より見えやすいものの導入は図れないだろうか。

などなど…。

http://www.tenjin-chalk.co.jp/deficiency.html

 

 

 

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もうひとつ気になったこと。

 

今回の新しく施工される、教室づくりの対象となるのは、小学校と中学校です。

その両方に対して、「教壇」を設けてはどうかとの意見がありました。

 

一段上からの方が、児童全体を見渡せて目を配れるとのこと。

 

 

うーん、正直反対です。

 

 

ひとつに、やはり物理的に段差が設けられる事に対する、バリアフリーの観点です。

 

授業の中で、それぞれの児童に黒板に(ホワイトボードに)板書させる機会は少なくないと思います。その際に、例えば先天的に膝を曲げることが難しい児童がいた場合はどうでしょうか。

車いすであれば言うまでもないことです。

今後何十年と使用する教室において、どんな児童でも受け入れられる設計であることを希望します。

 

また、中学生ならまだ危険性は少ないと思いますが、小学生の特に低学年などは、突発的な動作があります。休み時間にふざけて走ったり、友人とじゃれているうちにそれがエスカレートしたりといったことです。

教壇という段差があることで、教室内で走ってしまっているうち躓いて怪我するといった、予想外の大きな事故につながるのではないかと不安を感じました。

それは教員より指導すればいいとの声があるかもしれませんが、教室内でも教員は丸つけや連絡帳のチェックなど、物理的な「注視」が難しい状況であることが多い。

何かあったときにその責任が一教員へ降りかかるリスクは、教室運営の中でも弊害にしかならないように思うのです。

 

発達障害と一言に言っても、そう明確に判断できる児童と、そうではない児童がいます。

昭和の時代には、その線引きがなかった。線引きがあいまいなための利点もダメな部分もありました。むしろダメな部分が大きかった。

今般は、その線引きをしたことにより、より的確な対応ができるようになりました。

ですが、その線引きが曖昧な児童に対しては、ぽっかりと落とし穴のように〝その子ども″に即した対応ができないやりようになってしまっている気がするのです。

しかも、その責任が一教員へと大きな負荷となってしまっている…。

 

 

どんな児童であってもストレスなく過ごすことができる、どのような児童でも同じ空間にいられる環境づくりの方が、今必要な視点なのではないかと思えました。

 

 

もうひとつ。

 

一段高くいる、ということが、教員側、児童側それぞれにとって、無意識の「権威付け」にならないだろうか?

それが果たしていい方向へ働くだろうか???

 

 

色々と考えることは多くありましたが、何よりもマイノリティへの配慮もある教室づくりがなされるようにと希望しています。

 

そして、保護者がもっとこういった場へ情報を得に来てほしい。

当事者として考えてほしいです。

 

 

:::::::::::::::::::::::

 

他にも、各学校へ課されている研究授業に関してや、

中野区の給食はレベル高いよ!といった情報。

それに、学校により教員の男女比率が偏っていることや、

健康診断の担当医師への負荷があまりに大きすぎることなど。

 

 

 

非常に今後注視していきたいことの多い、今回の傍聴でした。