去年の目標として掲げていた
アロマセラピスト養成コース
今月より、いよいよスタートします。
オリジナルカリキュラムの作成も
やっっっと終わりが見えてきました。
やらなきゃに追われ続けた昨年…💦
現在お2人の受講者が決定しております。
はじめてのことなので、まずはお2人から
スタートしたいと思います。
アロマセラピスト養成講座
基礎コースの詳細については
また後日書きたいと思います。
さて、いま私はアロマセラピストとして
サロンを経営していますが
同じ道を目指す方に
ここまでの道のりと
スクールを始めるに至った思いを
少し書いてみたいと思います。
過去にも書いたかもしれませんが
ご興味ある方はお付き合いください❤
わたしは高校生の時に
テレビドラマの影響で
エステティシャンに憧れるようになりました。
動機は、まず自分がキレイになりたかった。
エステティシャンになれば
ドラマで見たような素敵なサロンで働く
洗練された大人の女性に
自然になれる気がしたのです。
高校は商業科だったため
卒業したら就職するか
専門学校に進むかのほぼ二択でした。
高校からの推薦で大手エステティックサロン
T〇Cの面接を受けましたが、不採用。
(当時ぽっちゃり&ニキビがすごくて
今思えば当然無理でした。)
諦めきれず、東京のエステ専門学校へ
進学することに。
東京に住みたいというこれまた不純な動機でしたが
専門学校には東京育ちで美意識が高く
きれいでスタイルがいい子ばかり
それにかなり刺激を受け
肌の手入れとダイエットに励みました。
住んでいたのは池袋の学校から電車と徒歩で
1時間半ほどかかる東京のベッドタウン、
町田市にある女子寮でした。
5畳ほどしかない部屋に2人、二段ベッド
プライバシーはゼロ。
電気コンロしかなくホットプレートで料理をし
洗濯機はコインランドリーで順番待ち。
とにかく狭いユニットバス
たまにシャワーは水しか出ない!
その狭いユニットバスで毎日
学校で学んだマッサージの練習も兼ねて、
自分の贅肉をほぐす日々でした。
これが今の技術のベースになっています(笑)
当時はやっていたダンベル体操で筋肉をつけ
カロリーブックを見ながら毎日食事制限。
お金もなかったので贅沢もできず
それで結構痩せました。
あとは友だちにメイクの仕方を教わったり
いろいろな場所に連れて行ってもらったり。
刺激的で濃い日々を過ごしました。
若かったから、とにかく楽しかったです♪
専門学校を卒業後、憧れのエステティシャンとなり
サロンで働きました。
たしかに憧れていた高校生のころと比べて
美容の知識も身につき、肌や体形も変わりました。
それなりに仕事もこなしていましたが・・・
美顔、痩身、脱毛。
外見をきれいにするために
流れ作業のように施術をこなす。
誰がやっても同じマニュアル通りの施術、機械。
高い化粧品や美容機器を売る。
エステはコース契約だから
お客様は満足しなくてもまた来なくてはいけない。
でも純粋にマッサージを楽しみに
来ている方はどのくらいいるだろう。
だんだんと違和感を感じるようになりました。
それでも限られた時間の中で、担当したお客様には
気持ちを込めてマッサージをしていました。
ある日、ベテランの店長の顧客だった方の
フェイシャルマッサージの施術に入った時
今後のお手入れはすべて私に任せたいと
指名されました。
指名制ではないのにも関わらず。
自分の気持ちが伝わったような気がして
ものすごく嬉しかったんです。
また、エステのコース契約ではなく
純粋にリラクゼーションとして
サロンにいらっしゃるお客様の
ボディトリートメントを
何度か担当させていただき、
「気持ちよかった」と褒めていただいたときに
本当に幸せを感じて。
きれいになれることって確かに素晴らしい。
でも私はエステサロンではなく
純粋にマッサージを楽しんでいただける
リラクゼーションサロンをやりたい。
そう思ったきっかけとなりました。
続きます。
*これは20年以上前の話です。
いま現在のエステサロンは
この時代とは違い、癒しも大事に
しているかと思います。
エステの批判ではありません🙇♀️