検査結果、そして病名 | KOU アロマテラピーリラクゼーション&スクール

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「ブログ見ています」と

声をかけていただくのに

全然続きが書けなくてすみません💦

 

 

書くのに時間がかかるのでなかなか

取り掛かれないのですが

忘れてしまううちに書かなければ!

 

 

さて、検査の結果がでるまで二週間かかる

とのことで二週間後にまた診察の予約を

取りました。



ところが診察の予約をした日の数日前に

病院から電話があり、結果がでるのに

時間がかかっているのでもう一週間

待ってほしいとのこと。

 

 

なぜ…?不安がよぎります。

でも友人にそのことを話すと、深刻なら

すぐに来いっていうんじゃない?と言われ

それもそうかと思い直し診察の日を待ちました。

 

 

いよいよ診察の日が来ました。

まずはピロリ菌の検査結果は陰性。

ひとまずほっとしました。

 

 

そして直腸にあった「なにか」について

先生から説明を受けました。

でもこの時のことは正直あまりはっきりと

覚えていません。

 

 

病名は「直腸神経内分泌腫瘍」

神経内分泌細胞(ホルモンやその類似物質を

分泌する役割を持ち、全身に分布する)に

由来する腫瘍。

神経内分泌腫瘍は、膵臓や消化管、肺など全身の

さまざまな部位から発生する。

 

 

初めて聞く病名でした。

直腸にあった「なにか」はポリープではなく

腫瘍で、良性のものもあるそうですが

私の場合は悪性でした。

 

 

この病気は以前「がんもどき」と呼ばれて

いたこと。

手術が必要なこと。

とにかく市民病院への紹介状を書きますので

予約はいつにしますか?と日程を聞かれたこと。

そしてその場ですぐに予約がとれたこと。

 

 

先生にこれ以上何を聞いたらいいのかわからない。

それでも「ああ、大変なことなんだな…」

そうぼんやり思いました。

 

 

診察室をでて、まずはネットで検索。

でも調べてみてもやっぱりよく意味がわからない。

家族になんて言おう。

仕事はどうしよう。

 

 

直腸の腫瘍といっても

内分泌ってことはホルモン系だろうから

食生活はそれなりに気を使っていたけれど

あまり関係ないのかな

そうかこんな病気もあるんだな

そんなことを考えながら帰りました。

 

 

それから市民病院の予約の日まで1週間ほど

時間があればネットで検索をしました。

病名で検索すると「希少がん」とでてきて、

ぎくりとします。

まず、珍しい病気だということ。

10万人に4人くらいだそうです。

 

 

同じ病名でも、細かく分かれていて

「神経内分泌がん」と「神経内分泌腫瘍」

は違うらしく

悪性腫瘍だから転移の可能性はある。

でも病名はがんではない。

そのあたりの細かい説明は受けなかったので

いまでも実はよくわかっていません💦

 


しかしスティーブ・ジョブズはこの病気で

亡くなったと知りショックを受けました。



とにかく実際に同じ病気になった方の

ブログや体験談を読み漁りました。

 

 

腫瘍は1㎝以上だと転移の可能性が大きく

転移するとがんと同じ結果になる。

直腸の手術をすると人工肛門になる可能性がある。

 

 

衝撃の事実を知り、初めて自分の死を近くに

感じました…

自分の腫瘍の大きさを聞いておらず、後悔。

なんで先生はもっとしっかりと教えて

くれなかったの??

聞いておけばよかった!

 

 

 

それに人工肛門…

具体的にどうなるのかも調べました。

完全にこれまで他人事で

自分にそんな現実が訪れることなんて

考えもしなかった。

今の仕事はもうできないかもしれない

そう思いました。

 

 

救いなのは進行が遅い病気だということ。

転移をしていても生存率5年~10年の

場合もある。

娘が成人するまで生きていられるだろうか…

どこまで成長するのを見ていられるのだろうか…

 

 

ふだんから感情的に取り乱すことはあまりなく

いつもどこか頭の芯が冷静な自分。

それでも娘を残して死ぬことを想像したら

さすがに泣けてきてしばらくは落ち込みました。

 

 

検査のことは月に一度は会う地元の

幼馴染たちには話してありました。

でも結果をどう伝えたらいいのかわからず

LINEで病名を報告しましたが

あまり心配されるのも嫌で

会って話すと濁しました。

 

 

でもやり取りをする中で

つい感情が先に立ってしまい

「死ぬかもしれない」ついそうこぼすと

「死なないよ」とすぐに返してくれたのが

とても嬉しかった。

 

 

その幼馴染の友人でがんになった方がいるらしく

蒲郡のがん封じ寺に参拝しているんだそうです。

「一緒に行こう!」そう言ってくれました。

 

 

ご主人は心配されてるでしょう??

人からそんな風にもよく言われました。

 

 

病院から帰ってまず話したのはもちろん夫ですが

とにかく怖いことが苦手で病院も嫌いな彼は

 


私がまず病人には見えないこともあり

どうも現実的に考えられなかったようで

あまり深刻にはとらえてもらえず

手術にも立ち会ってもらえませんでした。

まぁ心配されすぎるのも嫌だし

一緒に泣かれても困りますしね(笑)

 

 

それでも娘とふたりで私の入院中も

なんとか乗り切ってくれましたし、

家族がいてくれて心強かったです。

 

 

 

つづく