令和5年度 合宿 | 直心會 武勝館


コロナで中断していた行事。

今年はやっとできた。

 

数えれば、

今年で12回目の実施。

 

コロナで3回(3年)

やってへんかったけど、

もう15年も前からやってる

わが道場の恒例行事。

 

やるうえで

色んな狙いがある。

 

当然ながら

空手の技術や体力を

つけることはもちろん、

精神面の強化、

集団生活での規律

仲間との絆、親子の絆、

親への感謝

俺が考える人としての基本。

 

そんなことを詰め込んでる。

 

 1日目の午前中は

形講習。

 
公相君大(コウソウクンダイ)

 

俺の好きな形の一つ。

 

飛んだり二段蹴りしたり

子供たちが喜びそうな動きが

たくさん。

 

この形をバラバラにしたんが

平安の形やから、

子供達には馴染みの動きが

ふんだんにあって

面白かったんとちゃうかな?

 

いつの日か

大きい大会の決勝で子供達が

演武してくれることを

夢見てる。

 

すごいもんや!

子供の吸収力は。

 

2時間ほど教えただけで

ほぼみんなできるように

なった。

 

お昼ごはんを食べたら

俺の友達が子供たちに

ゲームをしてくれた。

 

なんとプレゼントも

用意してくれて。

ありがたいこと。

 

そのあとは

根性と体力を高めるために

階段ダッシュ。

 

約100段。

 

普通生活してて

決して走って登ろう

とは思わない段数。

 

普通に

「10往復!」

といっても子供達は

本気を出さないので

チーム対抗のリレーをした。

なんやかんや言いながら

10回ぐらい(笑)



 









競争となると子供たちは

目の色を変えて必死で

走るんで(笑)

 

 

 

 

最後は一人ずつタイムアタック。



 
1日目の空手の稽古は

 

ここまで。

 

3時ごろから野外活動で

飯盒すいさんをして

カレーを作る。

 

親子同じ班になって

マキでごはんを炊き、

カレーを作る。



お父さんお母さんには

「手伝うの禁止!」

「全部子供たちにさせて、

アドバイスだけにしてください!」

と言うて作り始める。

 

子供達には

「失敗したら晩ごはんないで!」

とプレッシャーをかけながら。

 

お父さんお母さんは

子供たちが包丁で野菜や肉を

 

切るのをひやひやして

 

見つめてる。



ぎこちない手つきながらも

助け合いながら

作り上げていく子供達。

 

 



 そんなんでできたカレーは

格別の味。





お父さんお母さんも

子供たちだけで作ったカレーは

美味しかったんとちゃうかな。







日帰りチームはここで解散。

 

そのあと宿泊チームは

お風呂に入ります。

 

 

覗きに行ったった。

 

風呂から出たら

DVD鑑賞。

 

今年は

「君の名は」

 

毎年、何にするか

悩むんやけど、

俺としては

きれいなもの、素敵なもの

を見せたいと思ってる。

 

DVDはみんな喜んでくれた。

 

部屋に戻って、

お母さん方が作ってくれた

夜食のおにぎりを配って

30分後には消灯。

 

子供らは疲れたんかして

すぐに寝やったんで

静かな夜やった。

 

俺も12時前には寝てしもた。

 

2日目、

 

朝食。

 

ここの朝食は

まあまあ美味い。

 

俺はたまにしかお米を

食べられへんから

ここぞとばかりに

おかわりしたった。



帰る準備をして

9時から稽古。

 

福田先生が来てくださったので

先生に稽古をお願いした。

 

午前中は組手の稽古を

していただいた。

 

昼ごはんを食べて、

形の稽古をしてから

形の試合と組手の試合をした。

 

この合宿の締めくくりの

メニュー。

 

うん。

この2日で子供たちは

逞しくなってる!

 

やってよかった。

 

おうちの方々、先生方、

俺の家族の協力があって

成り立ってる行事。

 

道場での稽古で伝えきれない

空手以外の日本人としての

生き方や魂、心を

少しでもこの合宿の時間を使って

子供たちに伝えていきたい。

 

これからも毎年

やっていく。