疑問詞を使った疑問文の作り方 who, what, whichの場合 (英語指導にも役立つ) | 英語しっかりサポプラスワンー英語表現、音読、朗読会、文法、TOEICS、英検 、英語教授法、その他英語学習について書いています。

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このブログは最初はただ書いていただけなのですが、授業中どうしても説明する時間がない時は「ブログに詳しく書いているので読んでおいてください」ということができるというのを最近発見しました。ということで、こちらは生徒さん用の参考書のような役割を果たせればすごく嬉しいです。

もちろん私の生徒さんでなくても、英語初心者さんとか英語指導者様の役に立れば本当に嬉しいので、ご参考になさってください。お役立てください)

今日は疑問詞を使った疑問文の作り方 who, what, whichについて書きましたのでご参考にしてください。

 

内容がとっても長いので、お急ぎの方は色がついている文字のところだけ見ていただいたらいいです。ウインク

 

疑問詞とは今まで Yes, Noで答えていた質問をもっと内容をつめて聞きたい場合に使います。「疑問詞」というだけあって、れっきとした「疑問文を作る要素」です。

ここで、しっかり疑問詞を把握すると後々関係代名詞や関係副詞を作るときにすごく役に立ちます。

 

疑問文の種類 その頭文字をとって‘5W1H‘と呼ばれています。大きく分けて品詞が2つあります。

代名詞チーム:

who 

what (which)

副詞チーム:

when

where

why

how

 

上記の疑問詞を使って疑問文を作る場合「副詞チーム」は疑問詞の後に疑問文をそのままつければ出来上がり。

 

例えば、Do you play tennis? 「テニスをしますか」という疑問文をそれぞれの「副詞チーム」につけると

When do you play tennis? 「いつテニスをするのですか」

Where do you play tennis? 「どこでテニスをするのですか」

Why do you play tennis? 「どうしてあなたはテニスをするのですか」

How do you play tennis? 「どうやってあなたはテニスをするんですか」

 

See? It’s easy breezy.ラブ

 

代名詞チームも負けてはいられません。

と言いたいところですが、代名詞チームは要注意。

それは「文型の箇所によって格変化が必要になります。」

昔習ったことがある。I-my-meです。

こちらは「主格」「所有格」「目的格」によって代名詞は形を変えるのです。

I → 「私は」主語の位置に入るときの形

my→「私の」所有格の位置に入るときの形

me→「私を」「私に」 SVOのOの位置に入るときの形

代名詞のwho/ what/ whichもそれぞれ「主格」「所有格」「目的格」の形を持っています。

 

who 主格「誰が」

whose 所有格「誰の」

whom 目的格「誰を」「誰に」

 

what 主格「何が」

所有格はありません。

what 目的格「何を」「何に」

 

which 主格「どれが」

所有格はありません。

which 目的格 「どちらの」「どちらに」

 

SVや SVOなどの文型についてはこちらをご覧ください。

 

では、I have a laptop. で疑問文を作りましょう。

目的格を問う場合:

I have a laptop.はIが主語 a laptopが目的語です。

 

では「あなたは何を持っているのですか」という文を作ります。

a laptopを聞き出したい場合の疑問文です。

 

先に「あなたはラップトップを持っていらっしゃいますか」で作ります。

Do you have a laptop?

質問をしている人はa laptopを聞き出したいので a laptopを「何?」の’what’に置き換えます。

そしてそのまま文頭に移動させましょう。→ What do you have? 「a laptopはwhatに置き換わったのでhaveの後ろにはありません。」

ここで重要なのは、a laptopは元々SVOのOの部分つまり目的語の位置にあったのでこの置き換わったwhatは目的格です。しかも目的語の位置は目的格しか置けませんので、主格のwhat 「何が」ではないので気をつけてください。

 

 

主格を問う場合:

主語の位置は文型では文頭にあります。

今度は I play golf.で文を作ります。この文は第3文型 SVOです。

主語 Sは ‘i’ で 目的語 Oは‘ golf’にそれぞれ配置されています。

今回は「誰がテニスをしますか」という文を作ります。

ここで話者が聞き出したいのは主語 ‘I‘ ですので、主格のWho「誰が」を使います。

主格を問うときはそのまま主語の位置にWhoを入れればそれで完成です。

do you V? などの疑問文は付けずに本当にそのまま主語をWhoに入れ替えればOK。

 

Who plays tennis?

要注意なのは主格のWhoは3人称単数になるので現在形の場合は動詞の語尾に-sがつきます。

 

目的格を問う場合その2:前置詞の後ろは名詞の目的格!

では次はまた目的格を問うて見ましょう。

今度は I play golf with my friend. を使います。

主格の時と同じく 主語は ‘i’  目的語はgolf でSVOです。

with my friend  with は前置詞です。

前置詞の後ろは名詞です。そして目的格です。びっくり

例えば with me → me はI の目的格

with us → usはweの目的格

 

「あなたは誰とテニスをしますか」

目的格を聞く場合は一旦疑問文に直すとわかりやすいです。

 

「あなたは友達とテニスをしますか」→ Do you play tennis with your friend?

そして話者が聞き出したいのは your friendなので、これを疑問詞に変えます。

どの疑問詞を持ってくればいいか、悩むと思います。

しかし、「前置詞の後ろは名詞の目的格」を思い出しましょう。

そうです、前置詞 withの後ろにyour friendはあるのですから、こちらは目的格です。ということはwho (目的格)で置き換えます。そして文頭に持っていってください。

ここで残されたwithはどうするのだ? キョロキョロとなりますが、こちらはそのまま後ろに置いたままにしてください。

ということで、Who do you play tennis with?

になります。

 

ちなみに目的格のwhomですが、書き言葉ではフォーマルな形式なので正式書類等では使われていますが、口語ではほぼ目的格のwhoとして使われています。

主格と目的格の使い方が会話ではまだまだごっちゃになるという方は、

 

主格の場合は疑問詞の後ろに動詞・be 動詞が置かれます。

目的格の場合は疑問詞の後ろは疑問文になっていてしかも、きちんとした主語つまりI , you, he, she, Tom, we, you, they, 固有名詞などが疑問文中に入っている場合はこの疑問詞は目的格だ!と考えるといいと思います。

What did you buy at that shop?

whatの後に疑問文がついており、youという主語もついているこのwhatは目的格。

 

次回は副詞の疑問詞を使った疑問文の作り方を説明します。

 

 

 

明日の授業の準備をしまーす。

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