サンキュー・ちば・フリーパスを使いこなす(その12:流鉄【鉄道】) | バス★ボラ 【バス・ボランティア・サービス】

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所有バス:リエッセ(路線系)平成12年式
ボランティア活動は地元での福祉団体の送迎のほか、被災地復興支援で主に東北方面へ出向いています。

サンキュー・ちば・フリーパスを使いこなす(その12)

期間限定のフリーきっぷとなりますが、千葉県内のJR線、一部の民鉄線、路線バス、フェリーが利用できる
『サンキュー・ちば・フリーパス』が発売されています。
2022年9月発売版は、連続2日間有効で大人3970円、子供1980円となっています。
千葉駅から安房鴨川往復で3380円、銚子往復で3040円ですので、2日間で館山と銚子を往復するだけでも元が取れます。
また、小湊鉄道&いすみ鉄道に乗れるのも、鉄道ファンにとっては嬉しいところ。
単純に五井~大原間を走破するだけでも2170円掛かりますので。

さて、そんなフリーパスですが、路線バスはエリアが限定されています。
パンフレットにエリアは図示されてはいるのですが、イマイチ詳しいところまではわからないかと思います。
ここではそんなバス路線や民鉄線などの変わり種スポットを紹介していきたいと思います。
いずれも実際に乗車した体験記となっています。
参考になれば幸いです。

その12:流鉄【鉄道】

流鉄だけだと何の鉄道だろう?と疑問を持つ方もいらっしゃると思います。(流星鉄道とか?)
流鉄、旧会社名を「総武流山電鉄」と名乗っていました。この名前からわかるように、流は地名の流山(市)から取ったものであることが分かるかと思います。
 

常磐線の馬橋駅から流山駅までを結ぶ短い路線で、単線、ほぼ中間の駅のみ交換施設があるので、常時2編成が行ったり来たりという運行を繰り返しています。
なので、1本待てば2編成両方の電車に乗ることができます。
電化路線で、昔から西武鉄道の中古電車を塗色変更の上、使用しています。


JRと接続するのは始点の馬橋駅ですが、途中の幸谷駅までは常磐線と並行しており、その幸谷駅と常磐線&武蔵野線の新松戸駅は徒歩2分程度で連絡できる距離なので、常磐線柏方面と武蔵野線への乗り換えの場合は、幸谷駅が便利で時間短縮になります。
なお、途中でつくばエクスプレスと交差しますが、乗換駅は残念ながらありません。
また、終点の流山駅も、他路線との接続はありません。
近くに江戸川が流れているのですが、県境の悲しき定めなのか、橋が掛かっていないため、直近で埼玉県へ移動するルートも無かったりします。

流鉄を紹介するサイトはたくさんあるようですので、ここでは写真を中心に紹介したいと思います。


馬橋駅で発車を待つ流鉄電車

 

馬橋駅構内。ちょっとレトロなたたずまいですね。

 

流鉄の車内。基本、西武電車時代と変わっていないようです。

 

流鉄のキャラクターみたいなのもあるようですね

 

車両を組み替えた編成も走っています。赤と黄色の電車。

もう一編成は逆に組まれています。

同じ車種だからできる芸当ですね。

 

この2両、カラーリングは全く異なりますが、帯の幅などデザインは共通のようです。

 

車両を組み替えた編成には「オムライストレイン」という愛称が付けられているようです。

正面にはヘッドマークが。

 

流山駅の奥には、昔走っていた電車?が留置されていました。

 

こちらは組み換えしていない編成。「流星」という愛称が付けられています。

 

終点の流山駅。田舎駅のたたずまいがいいですね。珍しい車種のタクシーが止まってました。

 

幸谷駅。ビルの間に挟まれた狭い空間にあります。が、駅員さんがいました。

新松戸駅に近いので利用客が多いのでしょう。


◆乗車データ
■9月4日(日)

以上でこのシリーズは終了となります。
お付き合いいただきましてありがとうございました。
また何かシリーズものやろうかな・・・
知識と体力と情報があればの話ですが・・・