K-1ファイター靖仁のトレーニング日記

K-1ファイター靖仁のトレーニング日記

         普通の会社員&プロ格闘家 錬空武館高久道場所属 靖仁《YASUHITO》ブログ

今回は自分が常飲しているプロテインの紹介。

 

その前にプロテインについて自分の考え方を少し紹介。

 

自分にとってプロテインは20年以上飲み続けてきているもので

もはや生活インフラの一部といっても良いと思う。

 

そんなプロテインは体づくりはもちろん、必要な栄養素が取れるので

忙しい時の栄養補給にはもってこい(一部の栄養素を補うという意味において)

 

だからこそ、何を飲むのかにこだわっている。

特にアスリートは体を酷使し、免疫力が極限まで低下した状態で日々過ごすため、

胃腸が弱っているケースが多い。

 

だからこそ消化吸収が良いかどうかが一番の肝になる。

 

皆さんも経験あるかもしれないが、

プロテイン飲んでお腹がゆるくなったりガスがたまったりと色々と苦しい思いをした経験は少なからずあると思う。

特に疲れているときはなおさらに。

 

個人的には自分自身の吸収能力によってそうした現象が生じているのではないかと体感的には感じる。

なので一概に何グラム飲めば筋肉がつくと言った基準もなければ一回あたりどれくらいだったら吸収されると言った基準もないと思ってる。

 

だからこそ規定量を飲んでも体質的に吸収できる量が少なければお腹がごろつくことにつながるのではないかと思う。

逆に飲み続けていることで慣れて吸収できるように体が適応するようにも感じる。

 

サラリーマン格闘家として仕事にトレーニングにと

多忙な日々を送っているとどうしてもプロテインの摂取できる回数は限られてしまう。

 

だから自分は朝の一回しかプロテインを飲まない。

 

それで摂取する量は適当だがおおよそ50〜60gを一回でとる。

もちろんお腹がグルつくこともなければ肝臓の機能になんの影響も出ていない。

(定期的に血液検査をして肝機能も測っているため確実に言える)

 

ただ一点だけ気をつけていることがある。

 

それはプロテインではなくペプチドをとるということ。

 

ペプチドとは何かを簡単なたとえで表現すると

プロテインがタンパク質の塊であるのならば、ペプチドはもう一段階プロテインが分解され消化吸収力が高まったもの。

 

それによって胃腸への負担が少なく効率よく体内に吸収できるのでアスリートにはもってこいだけれど少しだけ費用が高いのが難点。

 

さて、そんな自分も昔はプロテインを摂取していた期間も長かった。

ただ色々と試行錯誤した結果、今のペプチドに行き着いた

(便宜上、自分が使っているプロテインということで紹介しているものの実際はペプチドを利用している。世間的にはプロテインもペプチドもそんなに差がないのでここに至るまで使用してきたプロテインと表現してきたことはお許しいただきたい)

 

 

なぜこれに行き着いたかというと壊れた筋肉へ効率的に栄養を届けたいと考えた時に、

プロテインで摂取した時に

ある一定の量をとるとお腹が緩くなる現象に見舞われ継続的に飲み続けるのも辛くなった。

 

もしかしてこれは吸収効率が悪いのではないかと思っていて飲み続けることでなんとか収まったがその疑問はぬぐいされなかった。

 

かと言ってペプチドと呼ばれるものは消化吸収がよくなっているぶん、加工に手間がかかり費用も高い。

なので手が伸びなかったのだが、味付けをしていないということと自社の工場で製造しているということで

 

価格を限りなく抑えているメーカーを見つけたのがきっかけだった。

 

それが下のリンクにもあるリミテストという会社

 

 

これを飲むようになって何が変わったかというと

お腹のグル付きが皆無。

 

たくさん飲んでもグルつかないので吸収がいいような感じがする。

実際に筋肉も増え体重も一気に増加。

 

ある一定まで行くと筋肉の増加は難しいと言われているけれど、83から95kgくらいまで増えた。

もちろんかなりハードに追い込んでいたのもあるが、、、

 

お腹がグルつかなくなったのもそうだけど、一回の摂取で確実に栄養を送り届けることができるのならば

多忙な生活でも効率的に栄養補給ができ、まさにサラリーマン向けではないかと思い、それからはこれ一択。

 

なので朝の一回しか取らないけれど、ダンベルプレスは片手55kg、デッドは200kg、バーベルフルスクワットは200kgぐらいならできる。

それで93kgの体を維持できているので体の吸収力がいかに大事か実感している。

もちろん文献もないし自分の体のことだから科学的な証明は難しいけれど、体感覚としてこれが大きい。

 

世間のサラリーマンをやりながらアスリートとして肉体を追い込んでいる方はもちろん

効率的に栄養補給する方にもお勧めできるかなと思う。

 

一回50gなら2ヶ月は飲むことができるのでかなり効率的。

(もちろんトレーニングの前にも飲むので実際はもっと消費するが)

 

ぜひ多忙な日々を送りながら栄養摂取も確実にしていきたいという方がいたら個人的には一番のお勧めがこれですので

ぜひ試してみてください。

(寝る前に一気呵成に執筆したので乱文お許しを)

 

 

では

 

 

 

巷でまことしやかに言われている問題

 

周りのアスリートでもよく風邪をひいている人は多いと思う

 

かく言う私もその一人

 

よく風邪をひく

 

印象的なのはジムなんかでトレーニングを始める前は万全の状態だったのに3時間ほど追い込んだ後

帰るときには扁桃腺に異変を感じていてすでに喉が痛くなってることが何度かある。

 

極端な例だけど、極限まで体を破壊しているので免疫もだだ下がりして一気にウイルスに侵されている状態になる。

 

だから追い込める人は個人的には自分に打ち勝てる人間だと思ってる。

肉体的な鍛錬は尋常じゃない辛さがあり、生命の危機すら本能的に感じるのでどうしてもそれをセーブするように人間はできている。

 

だからそれを乗り越えて追い込めるのは自分に打ち勝てるかどうか。

 

実際に私の館長もよく風邪をひいている。

 

もちろん追い込めるから=トップアスリートというわけではない。

でも競技者としてやってる以上、限界を超えた先を見れるか見れないかは一歩先に抜きん出る行為で一回一回での小さな積み重ねが大きな積み重ねとなって結果として現れる。

 

最近は年齢もあるので、昔のように追い込むことで体調を崩すことも多くなってきているが少ない稽古量でも質を極限まで高めているので

肉体的にも技術的にも落ちないでいられるのだと思う。

 

ここでまた追い込みに関連する別のお話。

 

私の友人で、同じ稽古を共にする仲間がいる。

 

毎週組手をガチンコでやって凌ぎを削りあう仲間だが、ウェイトトレーニングも休日は一緒に行っていて毎回一緒に追い込んでいるが

どうも私と彼では重量という視覚化されたものの成果が目に見えて差が生まれていることに疑問を持った。

 

私はどんどん伸びるのに彼は少しづつしか伸びていない。

なぜなのか

 

彼と私とでは私の方がウェイトトレーニングにおいて不利なことが多い。

 

それは仕事の面において圧倒的に忙しく、ここ2年間くらいは平日が深夜まで働き、1日の労働時間が18時間に及ぶことも日常茶飯事でやってもやっても終わらないことが多かった。

(昨年度は1000時間の残業を誇るブラック企業笑)

 

だから一週間でできるウェイトトレーニングも稽古量も私の方が彼に比べ不足している。

それでもやらなければいけないが、空手の実力においてはキャリアがあるので、同じ黒帯とはいえ私の方に分があるが、ウェイトにおいては毎年差がついて行っている。

 

それはなぜかと考えたときにやっぱり最後の最後まで自分の限界まで追い込めているかが差を分けている。

 

いい例として、翌日は私は死んでいて完全にリカバリーに回す。

到底遊ぶ気力もなければ、体が極限なので休息日に当てて一ミリでも早く治せるように心がける。

 

もちろんリカバリーといっても寝ているわけではなく、

整体や鍼を行い、呼吸法をじっくりやって、あとは読書や勉強に勤しむようにしている。

 

一方、彼は、翌日は必ず友達と遊びに出かけていて朝から晩まで遊んでいる。

一見するすると無尽蔵の体力を持っているようにも見える。

(社会人として大学生のような生き方は羨ましくもあり、一方で肉体だけでなく脳も成長させるように自己研鑽に励まないことはどうかと思うが彼の生き方なのでそこは否定しない)

 

そんな彼が一度だけ体調を崩したことがある。

 

それは私とのウェイトトレーニングでの出来事。

 

いつもの回数ではなくて結構無謀とも思える高回数のスクワットを命じてやらせ、インターバルもほとんど取らせずに行わせ、

トレーニング後の疲労も目に見えていたが

 

翌日、いつも通り友人と出かけたようだが昼から体調が悪化し急遽帰宅し、家で養生していたようである。

 

やっと本当の意味で追い込むウェイトトレーニングができたのだと思う。

 

当たり前の話だが一回一回を全力で自分に基準を厳しく設けてやれば誰だってそれくらいしんどくなる。

それを何かしらに負けてしまってどこかで逃げ道を作ってしまっているからいつまで経っても成長しない、もしくはほとんど伸びないのだと思う。

 

ありがちなのが決めた回数をこなすことが目標になっているケース。

 

10回と決めてウェイトをやったときに1回目から思いの外しんどくてこのままでは10回は厳しい。

もしくは10回はできても2セット目はできないかもしれない。。。。

 

 

こういう経験は誰しもあると思うが、

そんな時は1回目から10回もできないような悲鳴をあげるように丁寧にやればいいのである。

それで5回で潰れれば惰性でやっている10回よりもはるかに効果がある。

 

そもそも何回なんていうのは手段であって目的ではない。

真の目的は筋肉量の増加と筋力を向上させるのであってそれを実現するための手段として細かく設定しているのが回数である。

この回数が妥当かどうかは、一回一回全力で出し切った上で検証していけばいいのであって、あらかじめ決められた回数に縛られる必要はない。

 

ただ3回で潰れるようであってもあとはトータル10回に達するまではレスト入れてでもやり抜くから体が悲鳴をあげるし、一回で成長をする。

 

毎回、そうやって追い込めば免疫はかなり下がるし、風邪もひきやすくなる。

 

引き換えにウェイトの重量はどんどん上がるし、競技の練習であれば、その追い込みが成長につながる。

もちろん間違ったやり方では怪我をするだけだが、一流の選手は必ず追い込みをしている。

 

どんなことも簡単に手に入ることはないということの裏付けだといつも思っている。

必ず苦しみを伴い、それを乗り越えた先に成長がある。

 

最近は思ったことを吐き出すようにしている。

こうしてアウトプットすることで自分に対しての戒めになる。

 

人に言うからには自分もこの感覚を胸に刻んで次回の鍛錬も励まなくてはならない。

 

押忍!

ここ最近体調不良があり、数日絶食したりして体調をもとに戻したけどマイナス4キロ痩せてしまった。

 

 

そんなとき、いかにして体を戻していくかが課題だけど

長年のキャリアがあるのでなんとなく経験値を基に試行錯誤をしてみた結果

 

なんとなくこれが一番しっくりくるなって言うのが

 

週二で種類の異なるトレーニングを行うこと。

 

1回は加圧トレーニングで筋損傷を最小限にし、乳酸をためて持久力を必要とする軽い重量で高回数で追い込むのと

通常のウェイトトレーニングで高重量を扱ってしっかりと効かせていく稽古。

 

これが短期間で減ってしまった筋肉量しかり筋力が戻る気がする。

 

それに加圧は成長ホルモンの分泌を促せるので筋繊維の損傷も早く回復する気がする。

 

なので通常のウェイトで筋肉痛も残っていても加圧で追い込むと治りも早い感覚もあるし、

使い方次第では効率が良い。

 

忙しくてトレーニングの時間があまり取れない時も加圧なら30分あれば十分追い込めるので、筋肉への刺激を断ち切ることなく維持できるのでそれもいい。

 

あるあるなのがいそがしくて2週間くらい空いてしまうと神経が鈍ってしまうので重量が持てないなどあるけど

 

それも無くなるのでとても良い。