柄にもなくお題に乗ってみる。これを聴くと奮い立つといえば、SwingOutSistersの『Break Out』。高校の頃に初めて買ったCDがこれだった。それ以来、ずっと勇気の源にしている。人生の岐路に立たされた時や、絶体絶命の危機に出くわした時、この歌がくよくよしている背中を蹴り飛ばしてくれた。
改めて歌詞を訳してみたら、割と過激なのに気付いた。リフレインが多いので繰り返し部分は省略しているのと、結構自己流で言葉を変えているけど、私の受け取っているメッセージはこんな感じ。「lay down the law」は直訳して「法律なんてのしちまえ」と解釈していたけど、これは「頭ごなしに言う」って意味なのを知ったので「声を上げろ」にした。イメージ的には、忖度ばかりで右往左往している会議で「そもそもおかしい」と言い出す感じ。
だから飛び出せよ！
能書きが下らなくって、どんな答えも間違ってる。
あんたは自信をなくして戦ってる。
あらゆる期待は消え失せた。
このままか飛び出すか、決める時が来たんだ。
動けよ、ためらうな。
だから、飛び出せ！
空気なんて読むな。
今こそあんたは、ぶち壊して進む手を見つけたんだ、ようやくね。
あんたは道を見つけた。
言いたいことを言っちまえ、飛び出せ！
状況が全然変わらなくて、明日も見えない。
流れに身を委ねるな、何を待ってるっていうんだ。
あんたがぶっ壊して進む時なんだ。
飛び出せって！
成すすべもなく立ち尽くす人もいる。
何か手はないかと探しているくらいなら、声を上げて、いい加減黙らせろ！
飛び出して叫ぶんだ、のべつ幕なしに！
飛び出すんだよ！
まあこんなかっこよくやれた訳じゃないけど。
