リオレサールを試す | ALS記

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2023年2月13日に診断されて、現在進行中。とりあえず仕事は続けています。進行がとても遅い症例のようで、その状況を記録して発信していこうと考えています。

 医師から処方され、リボトリールの代替としてリオレサールという錠剤を10日間試してみた。

 

 調べてみると、リボトリールが抗てんかん薬とされるのに対して、リオレサールは筋弛緩作薬のようだ。服用タイミングとしては、リボトリールが「就寝前」なのに対して「夕食後」になっているので、前倒しでの服用になる。

 

 試すタイミングとして、10日間リボトリールを服用しつつラジカット週間に突入、1日空けてリオレサールに移行し、5日でラジカットが終了、残り5日はラジカットなしの状態で服用。

 

 結果として判明したことを記しておく。

 

  1. 連続服用が初めてだったリボトリールは、依存性が感じられた。1日空けた夜は、ピク付きが酷く感じられた。一方で、その前にあった翌日の脱力は余り感じられなかった。ALSの症状が進行して、脱力感と倦怠感は服用・非服用に関わらず増加していたことが関係しているかもしれない。
  2. リオレサールは、ラジカットの有無に関わらず、効果が感じられなかった。ピク付きと倦怠感は夜間にずっと続いたほか、昼間に手足を動かす際、脳の上の方が熱くなるような感じがした。脳に感覚はない筈なので、何らかの副作用かもしれない。
  3. その後どちらの服薬も止めていたが、ピク付きと痙攣が余りに酷い時や、翌日がハードスケジュールな時は適宜リボトリールを投入している。
 あくまでも私の例ではあるが、これを7月末のALS外来で報告しようと思う。