3世代のヒロインで繋ぐ100年のファミリーストーリー「カムカムエブリバディ」の第1章が
終了しました。朝に観るには濃厚過ぎる波瀾万丈のストーリー展開でしたが、久しぶりに
ドラマの醍醐味を堪能しました。
シナリオを書いているのが、「ちかえもん」で第34回向田邦子賞を受賞した藤本有紀で、
朝ドラ初の一つのドラマの中で3人のヒロインを描くというアイデアがこのドラマの成功を
決定付けた要因のひとつで、ストーリーから無駄な部分が削ぎ落されて冗長さがなくなり、
それに伴ってヒロインをしっかりと描くことができるので、視聴者もヒロインに感情移入
しやすくなるのです。
最初低迷していた視聴率も、ドラマの面白さが口コミで広がって上昇しているようで、
「スカーレット」「ごちそうさん」「あさが来た」「おちょやん」等大阪NHKは本当に良い仕事を
していると思います。
ヒロイン役 左から上白石萌音(初代)、川栄李奈(3代目)、深津絵里(2代目)