「ゴビ砂漠辺りに、アジアやアメリカのストリートチルドレンを労働力として投入して、
オリンピックシティーを建築して、オリンピック連合を作って、各国から出せる国が資金や資源を負担しあって、
そこで毎回オリンピックを開けば、雇用や景気の問題が大分解決されるね。」
↑夫の意見。
↓私の意見。
「そもそも私自身に纏まった政治理念と言うものがないから、選挙の際にどんな人を選んだらいいのか分からず、結果適当な人間を選びそいつの暴走を許している。
国がまとまらないと言うのなら、まとめるためのプランを持っていない私がいけない。」
↓夫の意見
「歴史に学べばいいんだよ。」
↓私の意見
「歴史と言うなら名君と呼ばれた人達は必ず不景気の税制改革と識字率の向上に努めている。
私に分かるのはその程度。メロスには政治が分からぬ。」
夫の意見↓
「その横に、常に羊が居たらと考えてごらん。」
↓私の意見
「メロスは激怒した。必ず、かの悪逆非道の王を除かねばと決意した。メロスには政治が分からぬ。ただ羊を相手に暮らしてきた。
で、何故今走れメロスが?」
夫の意見↓
「や、だから、羊飼いなんだろ」
私↓
「王様は人を殺します。なんと、王は乱心したか。いえそうではありません。人をお信じなさらないのです。最初は自らのお世継ぎを。次はお后様を。今では殺されるこを恐れて誰も家を出ることもしませぬ。」
夫↓
「いや、だから、その場面々々に全部羊が居ると考えてごらん。めえ~って。」
私↓
「居ないよ。だってメロスはシラクスの街に妹の婚礼の買い物に来たんだから。」
夫↓
「だから羊飼いなんだろ??羊と物々交換するんだろ?」
私↓
「ちっげーよ!羊や馬は街から離れたところで市が立つから、まずそこに羊を連れていって売りさばいて、通過の形に変えてから買い物しに来てるの!」
夫↓
「分からんぞ。売れのこり連れとるかもしれんぞ。すっげえ元気なくてプルプルプルプルしとるの連れて、場面々々でめえ~っていようるかもしれんぞ。」
私↓
「だから!妹の婚礼支度なんだから、持ち羊の中でもとりわけよく太って毛並が良くて売れそうなやつ持ってくるに決まってるじゃないか!」
夫↓
「分からないな。メロスはそんなに立派な羊飼いなのか?」
私↓
「立派だよ~。終盤で山賊に襲われたけどぼこぼこにしてるからね。」
夫↓
「それはそれじゃないか。メロスは貧しい羊飼いかもしれないじゃないか。売れ残るような羊しか持ってないかもしれないじゃないか。」
私↓
「大丈夫だよ!羊飼いなんて馬に乗ってとーとととと、って追っかけてれば済むことなんだから!羊もよく育つよ!」
夫↓
「言ったな。」
私↓
「え?」
夫↓
「今、メロスは馬に乗れるっていったな?じゃあなぜメロスは走った!!
その辺の馬借りればいいだけのことじゃないか!!」
私↓
「あーーーー!!!!」
はい。
日本文学界の至宝をダシにして繰り広げられた夫婦の下らない会話に長々とお付き合い頂いてありがとうございました。
因みに「走れメロス」の下りは完全なるうろ覚えです。
悪しからず。