光れ言葉よ | 文学ing

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森本湧水(モリモトイズミ)の小説ブログです。

脳の奥、強いていうと小脳のあたりを冷たい嵐が取り巻いている様な快適な錯覚、

眼球から入ってきた風が喉を涼しめて胎内に落ちていく。

産み落とせ、
と私に告解す、

何をか。

道を。

彼岸花の咲く田圃のあぜを。

産み落とせ。
と私に告解す。

嵐は光を得て胎内を書き乱す快適な錯覚、

道を得よう、
体が冷えていくに連れて私の思考は光を為して堅く凝っていくだろう。

道をたどれ、
と胎内から私に告解す。

泥から生えてくるドクダミの道をを辿れと私に告解す。