イノシシ狩族 | 文学ing

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森本湧水(モリモトイズミ)の小説ブログです。

週末、
近所の子どもたちが大小取り混ぜて虫取網手にてに、
徒党を組んでわあわあ言っているからトンボでも捕まえるのかと思ったらさにあらず、

「これから山に入ってイノシシと闘う。」


山陰の僻地にて
リアルモンハン開催寸前。

話題にしたいのは実際に虫取網でモンハンが開催されるかではなく、
なんて健全な遊びだろう。
と私が遠くなるほど穏やかな気持ちになったと言うこと。

なんて健全な遊びだろう。

学童期の近所の子どもたちが群れ集まって棒切れ振り回して遊んでいる。

なんて穏やかな風景だろうか。
ラインスルーによって教室から排斥される事実がおとぎ話のように聴こえてくる。

加えて、
子どもらの回りには
車を洗っていたり庭木を剪定している近所の衆が何人もいて

本当に山に分け行っていきそうになったら必ず止める。そういう目が届いている。

わたしはこの所精神的な安定を保って居られなくてお話を作ることに
向かう事さえ儘ならない。

しかしその様なときに、
なんとないご近所の喧騒に蘇生させたもらったりする。

どんなにスケールが小さくとも、
人生は何が起きるか分からない。