相方がアニメフリークなのでよくお付き合いしてアニメを見る。
最近好きだったのは
「境界線上のホライゾン」と「氷菓」
であった。
どっちもライトノベルからのメディアミックス作品である。
「氷菓」の方はアニメの表現としては珍しく
キャラクターの細かい身体動作なんかがクローズアップして
描写してあり、これはちょっと文学的だなと思った。
今ライトノベルと文芸では前者が大手市場で後者が頭打ちの
状態だが、
両者の違いとは何か気になっている。
いろいろと考えられる。
文芸は「行間」が重要になってくるけど
ラノベは書いてある以上のことは重要ではない。
ラノベはストーリーテリングをいかにダイナミックにするか
が問題だけど
文芸はストーリーよりも言語表現、メタファーや心理描写
が作家の腕の見せ所だ。
なんてことを考えたら、「結果」と「プロセス」
の問題じゃないかと思った。
ラノベは結果がすべてだ。
「敵を倒して世界を救う。」
そのために起きるイベントがプロセスである。
それに対して文芸はプロセス重視であり、
いかにタイトな文章、無駄のない表現で人物を動かすか
に力が割かれ、結果はそのあとついてくるだけのものだ。
そう考えると、
日本人は暇じゃなくなってしまったんだなと思う。
いや暇じゃないわけではないんだろうが、
わざわざ時間を掛けようという趣味をたくさんの人が失ってしまった。
そんな中で私は文芸作品を書いていく。
いったいどんな人が読んでくれるだろうか。