こんばんは。
前に予告?しました通り、今日は
「さびしすぎてレズ風俗に
行きましたレポ」の感想を
書いてみたいと思います。
ていうか、ベートーヴェンのブログ
なんかより、こういう漫画の感想の
ほうが読みたいんでしょ?でしょ?
…と自虐的になってみる。
それくらい漫画とクラシックでは
アクセス数の差が違うんですよ。
本当に。
話を戻して、
この漫画の本質は「レズ」でも
「風俗」でもありません。
一言でいえば「孤独」です。
以下、ネタバレです。
<ネタバレです!>
レズとか風俗とかの情報を期待して
この漫画を読んだ人は
肩透かしをくうんじゃないでしょうか。
まあそういう描写が多いのも
事実ですが。
太宰治的な、というのは
ありきたりな表現ですが
社会に適合しない人間の苦しみが
私には痛いほどわかります。
私も社会不適合者で
どうにかがんばって適合している
自覚があるからです。
遅刻、早退、欠勤、
そんな誘惑に何千回戦って
きたことか。
(年に1回くらいは寝過ごして
遅刻しますが(笑))
残業が大っ嫌いなので
仕事はちゃっちゃとやります。
早く帰るためです。
全員残業してても一人先に帰ります。
それくらいは権利でしょう。
出世はとっくにあきらめてます。
自分の話が長くなってしまいました。
作者の永田さんは私より体力が無くて
遅刻、早退、欠勤を
繰り返してしまうんでしょう。
本当に人ごととは思えないです。
私も一歩間違えば
永田さんのようになるでしょう。
バイトを2回クビになってますし
転職経験もありますし。
まして親との関係には
本当に悩みましたし。
別居することでようやく
親から解放されました。
永田さんは本当につらかったんだと
思います。
かといって自分の部下に
永田さんみたいな人が来たら
どこまで許容できるか
自信はないのですが。
永田さんは漫画を描く才能が
あるからまだ救われましたが
お金を稼ぐ才能が無い人は
どうすればいいんでしょう?
うーん。
この漫画を読んで
永田さんみたいにあがき続けるしか
ないような気がします。
あがき続けていれば、
いつか星をつかむかもしれません。
風俗というのは一つの救いでしょう。
体がつながれば心がつながりますから。
お金はかかりますが。
この漫画が気に入った方は
永田さんの次著「一人交換日記」は
必読です。
家族との関係など
さらに内面に踏み込んでいます。
ていうか、「一人交換日記」を
読んだからこそ
このブログを書きたくなったんです。