急性大動脈解離からの生還10
また、せん妄かと思ったがなにやらかなりリアル。
脳みそが回転したの覚えている。
「なんでわかったの?」
Mさん
「そりゃこうちゃんのことわからないわけないじゃんw」
......
まあいいか。そこまで詮索パワーは残っていない。
Mさん
「ところでこうちゃん、これ透析じゃない?」
と、えらく神妙な顔で質問してきた。
「ああ、一時的にね。ははは」
....
なんの確証もなく答えた。看護士さんもなにもいわない。
Mさん
「とにかくちょくちょくくるからがんばるんだよ!」と去っていった。
がんばるか......
寝ていろいろぶっさされ、なにもできず、動けずなにをがんばるんだ...
透析をうけながら涙が出てきた。
透析は3時間くらいだった。透析が終わったらご飯が待っていた。その時の看護士さんはめちゃくちゃ感じがよかった。
そして、透析が終わった。
続くです
急性大動脈解離からの生還9
このブログ、忘備録的に進めてますw
生きてることに感謝かな...
さて、
首筋になんやら1時間ほどかけてつけられ、ICUに連れ戻されほっとしてると、
「今から透析に入りますねー」
は?透析?
たしかに、まだ尿管付けられてるけどそんなに悪いの?
若いかわいい(?)技師さんがきてたいそうな機器が来た。
人工透析...
もしかして、一生か?
凄まじい絶望感が襲った。
なんで、死ななかった...なんで...
なんて考えているうちに透析が始まった
透析の機器の音を聞いているうちにまた眠りについたがしばらくして
「こうちゃん、こうちゃん!」
という声が聞こえた。
え?だれ?ここにいるのは義理のいとこと会社の人間しか知らないはずなのに?
目を開けると、しばらく会っていなかった、お姉さんみたいな存在のMさんが来ていた!
続くです
急性大動脈解離からの生還8
夢なのか、せん妄なのか...
わけのわからん精神状態で何日が過ぎたんだろう。
あいかわらず、医療機器の音が鳴り響いてうるさい。日に何回かレントゲンやらなにやらきてる。
お風呂はいりたい。家に帰りたい...
目を覚ませば明るい場所に梵字が見える。
酸素マスクが苦しい。たびたびずらすと看護士さんが来て、
「レベルが下がるからずらしちゃだめです!」
と叱られる。
あー。苦しい。
だいぶ、喋れるようになったのでナースコールを押して、
「水もらえますか?」
と訴える。ところが、
「今日から水は点滴だけです。」
え?昨日までは飲ませてくれてたのに...
どうやら腎機能に合併症の疑いが出たらしい。
はー...といってなんだかわからぬまま、また眠りにつく。
夜に目が覚めた。激烈な喉の渇きだった。
思わずナースコール。
「喉が渇き過ぎてなんともならんです」
と訴えた。すると、「ちょっとまってくださいね」と、
しばらく待たされた。しばらくして、
「はい。今はこれだけです」
と小さな氷を口に入れられた。
口の中にひろがる天国...
一瞬だったけど生き返った。
また眠りについた。目を覚ますと、ベッドごとどっかへ向かっていた。すると、首筋のあたりを手術(処置?)が始まった。
自分からするとこれが地獄の始まりだった。
続くです