ギタリストKoh!のFunkyFunnyTalk
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急性大動脈解離からの生還16

よくよく考えるとなぜ、血管の病気なのに身体がこんなに動かないんだ??

相変わらず透析は1日ごとに続く。

車椅子もやっと自分で操作できるようになった。

でも、なんか変だ?  

相変わらず、夜はせん妄が続いてる。

ある日、いつもたたずんでいる丘に医師とおぼしき人がやってきた。

その人は
「よく助かったね!よかった!」 
「はい!ありがとうございます」
しかし
「ただ、....脊髄の虚血で、障害が残るけど....でも、命あっての人生だから!がんばりなさいね!」
「はい!」

その時はなんのことやらだったんだけど、後に大変なことに気付く。

相変わらずのリハビリ、透析、せん妄。

だんだんと、あのときの医師の言葉が身にしみてきた

続くです

急性大動脈解離からの生還17 一般病棟6

毎日、毎日....
透析、リハビリの毎日。
首筋に挿されたなんやらの道管が外れかかって
看護士さんに、
「なにやってんの!これ外れたら大変なことになるのよ!」

と、なにもしてないのにキレられ....

リハビリはだんだんキツくなっていった。
手のリハビリはあいかわらず小学生がするような単純作業の連続だったが、脚のほうは、れいのリフトアップの作業と、まあ、これは慣れてきて、直立でも大丈夫になった!
ただ、今度は全身吊られルームウォーカーみたいなので歩くリハビリ。
これがキツかった。
もうヘロヘロ.... 

そんな日々、リハビリに車椅子で向かう途中、あるとき、一番気にしてくれてた看護師さんが、
「がんばってるね!今日先生から水分制限解いていいって許可でたよ!」

え???

「マジっすか!?」

「ほんとほんとw」

思わず「やったあ!」と叫んでしまった。

そして、透析も次の日が最後と。

思わずガッツポーズ。

そして、リハビリを終え、看護師さんに連れて帰ってもらう途中、
「売店寄ってくれませんか?」
と頼んで寄ってもらった。

お茶とコカコーラとミネラルウォーターを購入。

どうしても炭酸が飲みたくなり、
「今飲んでいいですか?」と看護師さんに頼む。
「もちろん、いいよ!」
と許可を得たので早速車椅子の上で飲んだ。

....

感動のあまり声がでなかった。あまりの美味さ、あまりの爽快感。 

ふと、考えると、今までこんなものが当たり前だったんだなあと。

それを考えると自然に涙がでた。

看護師さんが、
「おいしい?よかったねえ!w」

と言ってくれた。「はい!」と大きく答えた。

ベッドに戻って幸せを噛みしめた。
でも
ふと、「なんで身体がまともに動かないんだ?」
と、精神状態がまともになるにつれ、考えだした。

続くです

急性大動脈解離からの生還15 一般病棟5

透析、検査、リハビリ、透析、検査、リハビリ
...
そんなことを繰り返してるうちに大部屋に移ることになった。

血管外科の病室なんでやはり元気がなかった。

でも、一人の老人だけ、元気(うるさい?)だった。

夜中になると、「あつい!あつい!なんとかしてくれ!」

とか、
「家族呼べ!帰る!」
とか。

うるさかったけど、なぜか頭にはこなかった。
どちらかというと
「わかるわー。」
という思いだった。 

大部屋は4床。自分は通路側だった。

個室のときは窓の外も見れたが、今は天井と通路だけ。

ますます、心が沈んだ。でも、

ある日、「Hさん、シャワー浴びてみる?」
え?マジ?

それまでは、ちょこちょこと身体拭くだけだったので、これはうれしい!

「はいはい!ぜひ!」

とふたつ返事で答えた。

「じゃ、準備しますね。」

と、看護士さんが離れた。 

でも、どーやってシャワーするんだ?動けないだけど...

程なく看護士さん(介護士さん?) 
がきて、車椅子に載せられ、

シャワー室に連れていかれた。

シャワー室には、シャワー用の車椅子があり、それに乗り換える必要があった。

「はい。病衣脱ごうか」

はい。

なすがまま、脱がされる。

複雑な気持ち。素っ裸にされシャワー用の車椅子に載っけられた。

あとは、自分で身体を洗い、洗髪をしてくれと。
「終わったらボタン押して教えてくださいね。」
といって去っていった。

久しぶりのシャワー。蛇口をひねった。
程よい温度のお湯が頭からかかる。

「うへー!生きてる!」
これが、感想だった。

ただ、まだ、腕も麻痺していて、頭洗うのも、身体洗うのも、まともに出来なかった。 
 
ただ、久々のあったかいシャワーをしばらく浴びていた。

さすがにのぼせそうになり、ボタンを押す。

すると介護士さんがきて、身体を拭いてくれ、病衣を着させてくれ、車椅子に移してくれ、病室に戻った。

ベッドの上に帰って、ほっとした。

けど......

なんだか、情けなくなってまた泣きそうになった
なぜ......

続くです
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