この前のインストラクター勉強会でのお話。
多動症のお子さんとお母さんが、
マクロビオティックに興味をもたれて相談にこられました。
多動症って病気は、私も知らなくて調べたんだけれど、
じっとしていられなくて落ち着きがなかったり、
言葉がきちんと話せなかったり・・・と色々な症状があるらしい。
お母さんがそのお子さんの症状が少しでも良くならないかと考えて、
マクロビオティックに興味をお持ちになった。
この子は、普段からハンバーグとチョコレートばかり食べているんです。
とお母さん。
この時点でおかしいよね。
まだ小さい子供なのに、こんな食事で良いわけないもん。
この話を聞いたマクロビオティックの中美恵先生は、
玄米甘酒でマクロビオティックのチョコレートを作りました。
でも、その子は先生が作ったチョコレートには見向きもせずに、
玄米のお結びに向かって一目散に走っていった。
そして、きちんと座ってお結びをむしゃむしゃ食べ始めた。
食べながら、話すの。
美味しいね。美味しいね。
くるくるくるくる降りてくる。
何が降りてくると思う?
玄米はね、陽性のエネルギー。
陽性は、引き締まるエネルギー。
地球レベルで考えると、陽性は天から地へ向かってエネルギーが降りてくるの。
陰性は反対に、地から天へ向かって、エネルギーが広がったり、緩まるの。
だからね。
その子は玄米を食べて、エネルギーを感じたんだよね。
すごいね。
その子は、お母さんが作ってくれたお弁当を持ってきていたんだけれど、
これは、先生にあげる。って差し出す。
無意識レベルで、自分のとって何が必要か分かってる。
お母さんのお弁当は添加物やお塩いっぱいだったらしい。
それでね。
この子にマクロビオティックのご飯を作って食べさせてあげて下さい。
絶対に良くなりますから。
って先生がお母さんに話したらね。
お母さんが言うの。
わたしには、無理です。
切なくて、悲しい・・・・
子供は親を選べない。
先生はその子を預かることも考えたんだけれど、
それは一時的なものであって、根本的な解決にならない。
逆に預かることで責任をもてないことをしてしまい、
中途半端で無責任になってしまう。
悲しいけれど、仕方がないこと。
ご縁がなかったと受け入れる。
これもマクロビオティックです。
そして、この子にご縁が結ばれることを祈るしかない。
忘れられない、とても切ないお話でした。