いくら頭がよくても、いい大学出てても、いい給料もらってても、病気になってしまったらなにもかも台無しですよね。
若い頃は体のことなんかなにも考えず、 がむしゃらに働き、朝まで遊び、飲みたいだけ飲んで、食べたいだけ食べてる。
そんな人は多くいます。
ところがどっこい、そんな調子を続け、体を壊してしまってはそれまでの生活が一変します。
特に私の患っているクローン病という病気や潰瘍性大腸炎は若い人の発病率が高く、学生生活を困難にしたり、社会経験が浅いまま闘病生活を送らざるをえない。という状況が訪れます。
私も学生時代から症状はあったものの、病気の診断がなかなかされず(診断まで10年以上かかりました)、クローン病だとわかったときにはかなりひどい状態でした。
病気が発覚したばかりの頃は一旦入院はしたものの、薬が効いていたのでダマシダマシ仕事をやっていました。
ところが薬があっという間に効かなくなってからが本当の地獄の始まり。
それまでも厳しかった食事制限がさらに厳しくなり、最終的には固形物を食べることさえできなくなった。
また、猛烈な腹痛が日に何十回と襲ってきていたので仕事もできなくなった。
そうなると仕事や趣味ところではなくなり、治療に専念せざるをえない日々が始まった。
その後、小腸の狭窄が詰まり、完全に固形物が食べられなくなったので、泣く泣く手術を受けたが、そこからがまたさらにひどい地獄の始まり。
日に20回弱訪れる下痢。
ケツの感覚は麻痺し、ヒリヒリして便意が常にある状況。
夜寝ていて、便を何回も漏らしているし、そが怖くて寝不足。
下痢し続けるので栄養がうまく吸収できず常に栄養失調状態。
もう毎日フラフラでした。
そこからは何とか漢方と病院の薬の力を借りて少し脱出したけれど、今も調子が悪い日は10回くらいはトイレに通います。
体調も安定しません。
ちょっと疲れた。ちょっと風にあたった、ちょっと冷えた。
健康な人から見たらそんなことで?ということで風邪を引いたり、体調を崩したりします。
そうするとさらにお腹の調子は悪くなり、固形物の刺激で便が出まくる出まくる。
こんな調子なので、仕事もまともにできず、生活も困難になり、困窮してしまいます。
やっぱ何より大切なのは命と健康!
これ間違いないです!
少々バカでも、背が低くても、見た目が悪くても、元気に生きてればそれでいいじゃないですか!
病気になってしまうと、そんなことさえ悩む元気がなくなります。
元気に日々過ごすことができるように、たまには自分の体に目を向けてあげてみてくださいね。
とはいえ、物心ついた頃から調子の悪かった私は、私の何が悪かったのかさえよくわからないまま今の状態になってしまっていますが…
恐るべし難病、クローン病。
早く完治する方法が見つかってくれ~