読モもインスタ有名人も存在しない

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こんなに盛れてるアタシも存在しません！

ハロ〜リーダーです。

みんな、バブ活してる〜？！

今日は美容室で、日本の女性誌をiPadで読んでたの。

シンガポールでも日本の雑誌が手軽に読めちゃうなんて、本当にいい時代になったわね〜〜。

ここ数年、定期的に読んでるファッション誌はないんだけど、20代の頃はお気に入りのを毎月買ってたっけ。

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女性誌の中には、いわゆる理想がたくさん詰まってるわよね。

出てくる読モもオシャレで、素敵な職業を持っていて、暮らしも楽しんでそうで……

バブリーッ！！

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でもね、どうか、知っておいて。

読モもインスタ有名人も、いわゆるインフルエンサーと言われる人たちは、本当は実在しないのよ。

アタシ達、シンガポールブログアワードってやつを受賞したブロガーのはしくれなのね。

ブロガーとしていろんな企業や政府団体からスポンサーしてもらったりしてる関係で、他のインフルエンサーとのお付き合いもあるの。

日本やシンガポールをはじめ、色んな国のインフルエンサーと会ってきたわ。

読モとかインスタ有名人とか、ブロガーとかYouTuberとか。

それをふまえて全力で言わせていただくけど、今まで会ったインフルエンサーの誰ひとりとして、表に見せてる通りの暮らしやスタイルをしてる人はいなかったわよ。

そう、インフルエンサーっていうのはね、インフルエンサーを演じるのがお仕事なの。

みんなみんな、いいところだけ切り取ったり、取り繕ったりして、インフルエンサーを演じてるだけ。

厳密な意味では、彼ら彼女らは、存在しない理想の存在を演じてるのよ。

昔はそんなことわからなかったからね、アタシもインフルエンサーをお手本にしまくってた。

雑誌が「デートにはこんなワンピースで！」って言えばその通りのワンピースを買いに走ってたし、「流行りのメイクは〇〇がなきゃはじまらない！」なんて書いてあったらすかさずゲットしてたわよ。

今思うと、アタシがそんなふうにお手本に近づこうとしてたのは、不安や恐怖からだった気がするの。

読モのあの子みたいにならなきゃ。

マストハブなんだから持たなくちゃ。

欲しいっていう気持ちよりむしろ、焦燥感が勝ってたかもしれないわね。

そんな風に不安を感じる必要ないのよ。

コンプレックスだって持つことないのよ。

だって彼女たちは、存在しないのだから。

もしあなたがインスタや雑誌で見る素敵な誰かに対して、焦りや悲しみを感じたりすることがあったら、どうか思い出してね。

あなたは実在するけど、彼女たちは実在しない。

ドラマの中の登場人物みたいに、フィクションとして楽しむのが正しい付き合い方よ

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